きな粉牛乳はどうしてバストアップに良いのですか?
バストアップのQ&A

きな粉牛乳がバストアップに良い理由

(2019.10.17 追記)
良質なたんぱく質とイソフラボン等の栄養を含んでいるきな粉牛乳はバストアップに良いといわれます。ただし、バストアップにはきな粉牛乳以外にも必要な栄養がたくさんあります!

その中で意識して摂取しなくてはいけないものや、摂りすぎに気を付けるべき栄養素もあるので気を付けましょう。

きな粉牛乳にはバストアップに良い栄養分が含まれています

バストアップに必要な栄養はたくさんありますが、きな粉牛乳には特にバストに必要な成分が多く含まれています。その上、きな粉牛乳にするとバストの素となる動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を同時に摂ることができて、とってもお手軽です。

また、イソフラボンや食物繊維、オリゴ糖といった、女性の健康のために大切な成分もきな粉牛乳には含まれています。スーパーなどで手に入りやすく、安価なきな粉と牛乳を混ぜるだけでバストアップができるなんて嬉しい話です。

きな粉に含まれるバストアップ成分

きな粉には、バストの素として不可欠なたんぱく質「グリシニン」が含まれています。グリシニンは大豆のたんぱく質の中で半分を占めています。

また、コレステロールが無いので動脈硬化の心配が少なく、カロリーも低いのでバストアップとダイエットを両立できる食べ物です。その上、きな粉には「イソフラボン」という栄養成分が含まれています。

イソフラボンはエストロゲンという女性ホルモンに似た働きをすることで知られています。エストロゲンはバスト内にある乳腺の発達に深く関わっておりバストアップにとって非常に大切です。

そして、きな粉に含まれる「オリゴ糖」の食物繊維は腸の働きを整えます。他にも、脂質に働いて肥満予防になる「サポニン」や、コレステロールを下げる「レシチン」など、女性にとって大切な栄養がたくさん含まれています。

このように、きな粉にはバストアップに必要な成分が多く含まれていて食物繊維が多く低カロリーなのでダイエットにも良い食べ物なのです。

牛乳に含まれるバストアップ成分

牛乳に含まれるバストアップ成分
手軽に飲めて栄養を摂ることができる牛乳には、「ミルクプロテイン」と呼ばれるたんぱく質が含まれています。ミルクプロテインはカゼインとホエイプロテインの2つに分類されます。

カゼインは、ゆっくりと体に吸収されるという特徴があります。つまり、満腹感が長く続くのでダイエットに良いということと、筋肉を維持できるといわれています。

もう一つのホエイプロテインは、吸収が非常に速いのが特徴です。運動した直後にホエイプロテインを飲むと、効率よく必要な筋肉にすることができます。その他にも牛乳に含まれているバストアップ成分には、「トリプトファン」があります。

トリプトファンはセロトニンというホルモンの材料になります。セロトニンは、安眠と心を穏やかにすることに関連があるといわれています。

バストアップに必要なホルモンバランスを整えるには、良質な睡眠が大事です。牛乳に含まれているトリプトファンはバストアップに不可欠な成分だといえますね。

おいしいきな粉牛乳の作り方

美味しいきな粉牛乳の作り方
まず、きな粉をいきなり冷たい牛乳に入れたいところですが、混ぜてもなかなか溶けません。少量のきな粉を牛乳に入れて溶かすといった方法を繰り返すと、ダマにならず美味しく出来上がります。

他にも、最初にきな粉を少量のお湯に入れて溶かし、それに牛乳を混ぜるとダマになりません。また、寒い時期には、ホットミルクにきな粉を入れて溶かすと簡単に溶けて、体も温まります。

牛乳150 mlにきな粉大さじ2杯ほどが量的には理想ですが、きな粉の匂いなどが苦手な方もいると思います。その場合は、きな粉は少なめの量から徐々に増やしていきましょう。

また、甘みがあるほうがきな粉牛乳は飲みやすいので、はちみつや砂糖をプラスしても美味しくなります。もともときな粉にも牛乳にもある程度のカロリーがあるので、甘さをプラスするとカロリーも増えることに注意が必要です。

甘さをプラスする時には、デザートやスイーツなどを控えるなどして、全体的にカロリーをコントロールしていきましょう。

その他にもあるバストアップに良い食べ物まとめ

バストアップのために良い食べ物は、きな粉牛乳以外にもたくさんあります。いろいろな食べ物から様々な栄養を摂取することで、栄養バランスの取れた体を作ることができます。

油はバストの脂肪の元やエネルギーになり、ご飯やパンなどにはエネルギーになる糖質が含まれています。果物や野菜に含まれるビタミンやミネラルは、たんぱく質をバストにするために必要なものがあります。

ナッツのビタミンEやレバーの鉄は栄養をバストの末梢に届けることを助けます。

マグロやカツオの赤身のたんぱく質から筋肉の元を作ろう

マグロやカツオの赤身のたんぱく質から筋肉の元を作ろう
バストの中には筋肉があり、バストアップには筋肉を維持することが大きなポイントになります。筋肉の元としては、アミノ酸を多く含む食材を食べることです。

特に、BCAAと呼ばれる、バリン、ロイシン、イソロイシンといったアミノ酸は、筋肉にとって大事です。筋肉を構成するたんぱく質の約4割がこのBCAAで、これらは体内で作ることができない、必須アミノ酸に含まれます。

したがって、バストアップのために筋肉を維持するならば、BCAAを意識した食生活が必要です。筋肉を維持することは、バストアップだけでなく、基礎代謝が上がり、筋肉量をキープしながら脂肪を減らすという健康的なダイエットにも繋がります。

他にも、アミノ酸はたんぱく質を作り出すので、髪や肌などの体全体の健康と美容に深く関わっています。BCAAはマグロやカツオの赤身、さんまやアジに特に多く含まれています。

脂質を適度に食べよう

脂質はエネルギー源になり、皮下脂肪として、体温が下がらないように守ったり、内臓を保護したりして役立ちます。バストの柔らかさは、乳腺の周りに付いている脂肪のおかげです。

その他に、細胞壁やホルモンの材料、ビタミンA、D、E、Kが脂に溶けて体に吸収される時に使われます。脂質不足になると、ホルモンバランスが崩れたり、ビタミン不足になったり、バストの脂肪が減ってしまったりするのです。

しかし、脂質の摂りすぎでメタボや動脈硬化に繋がることが問題になっています。実は、脂質は油、マヨネーズなどの調味料以外にも、ケーキやスナック菓子にも多く含まれているのです。

食品は選んで食べないと、知らず知らずのうちに脂質の摂りすぎになってしまいます。オリーブ油や青魚に含まれる「不飽和脂肪酸」は血液中の脂質を下げる役割があるといわれているので取るようにしましょう!

糖質は必要量だけ摂取し、摂りすぎないことが大事

糖質は必要量だけ摂取し、摂りすぎないことが大事
糖質は脳や体を動かすエネルギーの元や、腸内細菌の餌になります。米や小麦、芋や果物に糖質は含まれているので、毎食のように糖質を摂取していることになります。

脳は睡眠中でもエネルギーを使っているので、糖質をまったく摂らないということはできません。糖質が足りなくなると、エネルギー不足で思考力低下などの状態になり、バストアップもできないのです。

最近話題になっているメタボや血糖値の急上昇といった健康面での問題は、糖質の摂りすぎが習慣化したことによるものです。したがって、糖質を適量以上に摂りすぎないことがバストアップや健康にとって重要です。

例えば、間食はナッツやチーズにすると低糖で腹持ちが良いでしょう。また、外食などで食べ物が選べない時には食物繊維が豊富な野菜や海藻、きのこなどを先に食べたり、よく噛んで食べることで糖質の吸収が穏やかになります。

ビタミンCはバストのコラーゲンの元

バストを支える重要な組織である、クーパー靭帯はコラーゲンが主成分です。クーパー靭帯は一度切れてしまうと元に戻らず、バストの形を変えてしまう原因になります。

このコラーゲンはたんぱく質の一種なのですが、たんぱく質がコラーゲンへと合成される時にビタミンCが必要です。ビタミンCはコラーゲンの他にも、血管をつくり、メラニン色素の生成を抑え、かぜを引きにくくする働きがあります。

また、抗酸化作用があるので、老化の防止にも役立ち、ストレス対策に良いとされています。ビタミンCは体内で作り出すことができず、水溶性なので過剰摂取しても体から出ていってしまいますが、不足すると倦怠感や疲労感が出やすくなるといわれています。

レモンやみかんなどの柑橘類やイチゴ、野菜にビタミンCが多く含まれています。食材を煮るとビタミンCが水に溶けてしまうので、調理には気を付けましょう。

ナッツのビタミンEでバストへの血流をアップ

ナッツのビタミンEでバストへの血流をアップ
ビタミンEは、アーモンドやヘーゼルナッツといったナッツ類、ほうれん草、ブロッコリーに含まれています。他にも、小麦油やベニバナ油にもビタミンEが入っています。

ビタミンEは血管を拡げて血流をよくします。すると、血液の栄養がバストにより多く届くようになり、バストアップに繋がるというわけです。

血流アップすることで、全身の冷えにも効果があるといわれています。また、ビタミンEは活性酸素から細胞を守るのに役立つ抗酸化作用があります。

女性ホルモンのうちの一つである、プロゲステロンの材料になり、ホルモンバランスを整える働きもあります。バストアップだけでなく、アンチエイジングにとってもビタミンEは大切です。

ビタミンEは、サプリメントなどで過剰摂取すると出血した際に止まりにくくなることがあるので、注意しましょう。

海藻を積極的に食べてミネラルを摂ろう

海藻を積極的に食べてミネラルを摂ろう
ミネラルとはたくさんある無機質の総称です。人の体には必須ミネラルと呼ばれる、不可欠なものが16種類あります。

ミネラルはそれぞれ、細胞や神経、筋肉に働いて体が健康に働くように役立つのです。その中でも、カルシウムは体内に一番多く含まれるミネラルであり、骨や歯の材料になります。

また、カリウムは高血圧を予防することができます。他にもマグネシウムやリンなどがミネラルの仲間になります。

健康な体を作ることで、バストアップの努力が上手く働くようにするのがミネラルなのです。ミネラルは体内で作り出すことができません。

わかめやこんぶ、ひじきといった海藻には、ミネラルが多く含まれています。例えば、わかめにはカルシウムやマグネシウムが含まれています。

ひじきにはカルシウムが牛乳の何倍も含まれています。こんぶにはミネラルだけでなく、アルギン酸という多糖類と食物繊維も含まれています。

鉄分を摂って健康的にバストアップ

鉄はミネラルの一つで、血液中にあるヘモグロビンの材料です。ヘモグロビンは酸素を体中にある臓器に運びます。

女性は生理があるので、どうしても貧血になりやすいものです。だから、三食きちんと食べて栄養を摂らないと、鉄分不足に陥りやすいといえます。

スイーツやスナックばかり食べるような間違った方法でのダイエットをすることで貧血になりやすくなります。鉄分不足だと脳や筋肉など体中の臓器が酸素不足になります。

貧血になると、疲れやすく、頭痛や不眠などの症状が出ることもあります。それだけでなく、肌や髪にも悪影響を及ぼし、血液不足でバストアップも上手くいきません。

鉄はレバー肉、イワシやマグロやカツオなどの魚に多く含まれていますが、小松菜やほうれん草といった野菜にも含まれています。吸収率を上げるために、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂ると良いので、上手に組み合わせて献立を作りましょう。

まとめ

1. きな粉牛乳のきな粉には良質な大豆たんぱく質とイソフラボンが入っており、牛乳には2種類のミルクプロテインの他、トリプトファンが含まれている
2. ご飯やパンの糖質や油の脂質もバストアップに欠かせない栄養ですが、量に気をつける
3. 柑橘類などに含まれるビタミンCは、バストに必要なコラーゲンを作り出す時に使われる
4. ナッツに多く含まれるビタミンEは、血流をアップさせ、バストアップに役立つ
5. 海藻のカルシウムやナトリウム、レバーやひじきの鉄といったミネラルもバストアップには欠かせない

主食や肉、魚、野菜をしっかり食べてたくさんの栄養を摂ることで、健康的なバストアップが実現できるのです!

 
 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール