マッサージによってバストアップすることがあります


小さめサイズのバストのことを、“貧乳”と表現することがあります。自分は貧乳で魅力的なバストとはほど遠いというように、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そんな貧乳も、マッサージなどによってバストアップすることがあります。なぜなら、貧乳であることには何らかの原因があるため、その原因を改善することで、バストアップにつながるからです。

貧乳である原因の一つとして、老廃物が体内に溜まっていることが考えられます。私たちの体内にはリンパ管が張り巡らされていて、その中をリンパ液が流れています。

リンパ液は体内の老廃物や異物を回収する働きをしており、回収された老廃物や異物は免疫器官であるリンパ節でチェックされた後、静脈に戻されて排出されます。リンパの流れが良くないと、老廃物はうまく排出されません。

とくに、バスト周辺に老廃物が溜まってしまうと、結果的にバストのサイズダウンや形崩れを招き、貧乳になってしまうことがあります。老廃物をしっかり排出するには、マッサージでリンパの流れを改善することが有効です。

バスト周辺にリンパマッサージを施すことで、貧乳の原因を解消できるかもしれません。

バストのリンパマッサージで老廃物を排出しましょう

バストに効くリンパマッサージとは、どのようなものなのでしょうか。バストの老廃物を取り除くには、バスト周辺のリンパ節のマッサージが効果的です。

バスト周辺では、鎖骨の上や、脇の下にリンパ節があります。

鎖骨の上をマッサージ

まず、鎖骨の上のリンパマッサージについてみていきましょう。中指と人差し指を揃え、鎖骨の上のくぼみの部分を指圧します。

右の鎖骨の上は左手の指で、左側は右手の指でおこなうと、やりやすいでしょう。くぼみを10回程度、指圧したら、次に人差し指と中指、薬指を揃えて、アゴの下から鎖骨のくぼみに向かって、さすってください。

これも10回程度繰り返し、リンパの流れを促しましょう。

脇の下のリンパをマッサージ

脇の下のリンパをマッサージすることも、バストの老廃物を排出するのに有効です。では、脇の下のリンパマッサージについて、やり方を二つ、ご紹介しましょう。

一つめは、左手の親指を右の脇の下にあてて、残りの4本の指は肩甲骨辺りに添えて、手の位置を固定します。その状態で脇の下を、親指で10秒程度、指圧してください。

左側の脇の下も、右手をあてて、同じように指圧をします。もう一つの方法は、脇の下を指でくるくるとマッサージするというものです。

親指以外の4本の指を揃えて、くるくると回してください。右の脇の下は左手で、左の脇の下は右手で、おこなうと良いでしょう。

脇の下を圧迫すると痛みを感じることがありますが、それはリンパの流れが悪く老廃物が溜まっている可能性があります。マッサージすることで、この脇の下の痛みが消えたら、リンパの流れが改善したと考えられるでしょう。

リンパマッサージは力を入れすぎないことが大切です

胸のリンパ管をマッサージ

胸にもリンパ管が張り巡らされているため、マッサージで老廃物の排出を促すことができます。まず、胸の中心――谷間の部分から、乳房の下を通って脇の下までを指でなぞるようにマッサージします。

これを左右とも10回ほどおこないましょう。次に、胸の谷間から、乳房の上を通って脇の下までを、なぞるようにして指で圧迫します。

これも左右それぞれ10回程度繰り返します。最後に、乳房の下からバストトップを通って、鎖骨の上のくぼみまでを指でなぞってください。

これも、左右それぞれ10回ほどおこないます。

リンパマッサージのコツ

リンパマッサージをおこなうときに注意をしたいのが、力を入れすぎることです。リンパ管はもろいため、強い力で圧迫すると傷ついてしまうためです。

リンパを指圧して痛いと感じたら、力を入れすぎているかもしれませんので加減をしましょう。また、リンパマッサージを効果的におこなうには、入浴後の血行が良くなっているタイミングがおすすめです。

マッサージの前には、水分を摂取するのも良いでしょう。また、マッサージ後に利尿作用のあるお茶やコーヒーなどを飲むと老廃物の排出を助けます。

体がむくみやすい、肌がくすんでいるという人は、リンパの流れが悪く老廃物が溜まっている可能性が高いといえるでしょう。そのような人で貧乳であるならば、リンパマッサージをすることでバストの形崩れを改善でき、バストアップ効果がみられるかもしれません。

リンパの滞りが気になる人は、リンパマッサージを試してみてはいかかでしょうか。

鎖骨の下のマッサージも貧乳解消が期待できます

小胸筋のこりをほぐすマッサージ

リンパマッサージのほかにも、貧乳解消につながるマッサージがあります。それは、小胸筋のこりをほぐすマッサージです。

やり方は簡単で、鎖骨の下を指圧するというものです。小胸筋はバストをつり上げる役割をしていて、ここの筋肉が弱く、また、こり固まっていると、バストの下垂を招いてしまいます。

小胸筋がこっていると、猫背になり、首や肩がこりやすくなります。普段から猫背気味の人や、首や肩がこりやすいという人は、小胸筋がこり固まっているのかもしれません。

また、鎖骨の下を押してみて硬いと感じたら、小胸筋がこっているといえるでしょう。心あたりがある人は、小胸筋をほぐすために、鎖骨の下に指圧を取り入れてみましょう。

腕ふりにも小胸筋をほぐす効果が

小胸筋をほぐすには、鎖骨の下のマッサージと同時に腕ふりをおこなうと効果がアップします。やり方は、鎖骨の下を何度か指圧した後に、腕を前後にぶらぶらとふるというものです。

右側の鎖骨の下を押したら右腕を前後にふり、左の鎖骨の下を押した後に左腕を前後にふります。両足を肩幅程度に開き、体を安定させて、立った状態でおこないましょう。

腕をふるときには力を抜き、肩が上がらないように気をつけてください。首や肩がこっていると感じたら、小胸筋もこっているサインなので、鎖骨の下の指圧と腕ふりでリフレッシュすると良いでしょう。

人は、腕を前に出す動作で小胸筋がこりやすいですので、パソコン操作や食器洗いなど腕を前に出す動作を続けた後に取り入れたいものです。

猫背は胸を圧迫するため貧乳の原因となります

猫背の解消がバストアップには不可欠

貧乳であることの大きな要因として、猫背があります。猫背は胸を圧迫するため、血行やリンパの流れを妨げてしまいます。

せっかくリンパマッサージを施しても、猫背の姿勢を続けていてはバストアップにつながりません。猫背になる原因の一つとして、肩甲骨が開いたままになっていることが考えられます。

肩甲骨は腕を動かすときにつかわれ、上下左右に可動域があります。しかし、腕を前に出してばかりいると、肩甲骨が開きっぱなしになり、元の位置に戻りにくくなります。

そうなると、背中が丸まった猫背の姿勢になってしまうのです。パソコンを長時間操作するデスクワークに就いている人や、家事を日常的におこなう主婦の人は、肩甲骨が開いたままになっている可能性が高く、猫背リスクが高いともいえるでしょう。

肩甲骨を寄せて猫背を改善

猫背の改善につながる、肩甲骨を元の位置に戻すストレッチをご紹介します。頭上で両手の指を組んでひじを曲げたら、手のひらを後頭部につけましょう。

その状態で、ひじを後ろ側に動かすように力を入れて胸を開いていき、左右の肩甲骨を寄せてください。このような、肩甲骨を寄せるという動きが、肩甲骨を本来の位置に戻すのに効果があります。

さらにもうひとつ、左右の肩甲骨を寄せるストレッチをご紹介しましょう。お尻の後の辺りで両手の指を組み、顔を上に向け、アゴを伸ばしてください。

そのまま腕を下に引くように力を加え、胸を開き、肩甲骨を寄せます。このストレッチは、立った状態でおこないましょう。

どちらも手軽にできるものなので、仕事や家事の合間に取り入れてみてはいかがでしょうか。
女性ホルモンの不足は貧乳の大きな原因です

女性ホルモンの不足に注意

老廃物の蓄積、小胸筋のこり、猫背のほかに、貧乳の大きな原因として女性ホルモンの不足が挙げられます。胸の成長には、女性ホルモンが十分に分泌されていることが大切です。

しかし、女性ホルモンの分泌量が少ないと、バストの発達が鈍くなり貧乳になってしまいます。女性ホルモンをしっかりと分泌させるには、生活習慣や食生活が大事です。

睡眠不足や運動不足は避け、バランスのとれた食事を3食とるなど規則正しい生活習慣を心がけたいものです。また、喫煙や過度な飲酒は避け、ストレスも溜めないようにしましょう。

女性ホルモンを補う栄養とは

女性ホルモンを補う働きをしてくれる、栄養があります。例えば、大豆食品に含まれる大豆イソフラボンです。

大豆食品には、豆腐や納豆、豆乳、味噌、油揚げなど様々なものがあります。とくに豆腐や納豆、豆乳は、調理しなくても食べたり飲んだりできる手軽な食品なので、摂取しやすいのではないでしょうか。

大豆イソフラボンの1日の理想的な摂取量は、75mgです。これは、納豆1パックと豆腐半丁で摂取できる量となっています。

ボロンという成分も、女性ホルモンを補う働きをすることで、注目されています。ボロンは、キャベツやリンゴ、ブドウなどに含まれている成分です。

熱に弱い成分であるため、ボロンを摂取するには、これらの食材を生で食べるのが鉄則です。栄養バランスのとれた食事を1日3食とることを基本としながら、女性ホルモンを補う栄養を意識して食べると良いでしょう。

貧乳解消のマッサージを実践しながら、栄養面でも、バストアップをサポートしていきましょう。

(まとめ)貧乳がマッサージによって大きくなるって本当?

1. マッサージによってバストアップすることがあります

貧乳である原因の一つとして、体内に老廃物が溜まっていることが考えられます。老廃物はリンパ節で排出されるのですが、この機能がうまくいかないと体に老廃物が溜まってしまうのです。

バスト周辺に老廃物が溜まると、結果的にバストの形崩れやサイズダウンを招きます。マッサージでリンパの流れを促して、老廃物の排出を助けましょう。

2. バストのリンパマッサージで老廃物を排出しましょう

バストの老廃物の排出を促すためには、バスト周辺のリンパマッサージが有効です。鎖骨の上や、脇の下のリンパ節を中心に、指で圧迫しながらさするなどしてリンパの流れを促すというものです。

脇の下に触れると痛みを感じるという人は、老廃物が溜まっているのかもしれません。

3. リンパマッサージは力を入れすぎないことが大切です

胸にもリンパ管が張り巡らされているため、リンパマッサージで老廃物の排出を促すと良いでしょう。リンパマッサージをする際にはリンパ管を傷つけないよう、力の入れすぎに注意をしてください。

マッサージの前に水分を摂取し、終了後には利尿作用があるお茶やコーヒーを飲むと、老廃物の排出をさらに促すことができます。

4. 鎖骨の下のマッサージも貧乳解消が期待できます

リンパマッサージのほかに、小胸筋をほぐすことができる鎖骨の下のマッサージも、貧乳の解消に効果的です。バストをつり上げる働きをする小胸筋がこっていると、形崩れを招いてしまいます。

鎖骨の下を数回、指圧した後に、腕を前後にふると小胸筋をほぐすことができます。長時間のパソコン操作の後は小胸筋がこってしまうので、取り入れてみましょう。

5. 猫背は胸を圧迫するため貧乳の原因となります

猫背は胸を圧迫するため、リンパの流れや血行を妨げてしまいます。せっかく、バストアップに効くリンパマッサージをおこなっても、猫背では十分な効果が得られません。

猫背の人は肩甲骨が開きっぱなしになっていることが多いので、ストレッチで改善すると良いでしょう。

6. 女性ホルモンの不足は貧乳の大きな原因です

女性ホルモンの分泌量が足りないと、胸が十分に成長せず貧乳になることがあります。女性ホルモンをしっかりと分泌させるには、睡眠不足や運動不足を避け、喫煙や過度な飲酒を控えましょう。

また、栄養のバランスが良い食事を3食とることを基本として、女性ホルモンの役割を補うといわれる大豆イソフラボンを含む食材を、積極的に摂取するのもおすすめです。

日本初のオールハンド育乳マッサージ 理想のバストへ

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール