美顔器はバストにも使える?期待できる効果・使用上の注意点を解説
近年、自宅でサロン級のスキンケアをしたい方にとって、必需品になりつつある美顔器。
最近流行するなかで増えてきているのが、「顔以外にも使える!」「バストに当ててる」という声。実は、美顔器のなかには、顔だけでなくバストケアにも使用できるものがあるんです。
そこで今回は、美顔器がバストに使えるのかどうかを明らかにし、期待できる効果や安全に使うための注意点を詳しく解説していきます。
美顔器はバストに使用していい?

結論から言うと、美顔器は製品の種類によってはバストに使用できるものもあります。ただし、すべての美顔器がOKというわけではないため、まずは現在お持ちの美顔器の取扱説明書を確認しましょう。
例えば、メーカーが「顔専用」と明記している場合は、基本的にバストへの使用は避けなければなりません。一方で、「ボディにも使える」と書かれている美顔器なら、バストケアにも活用できる可能性があります。
バストケアに使える美顔器の種類

美顔器にはさまざまなタイプがあり、それぞれ仕組みや使える部位が異なります。ここでは、バストケアに使える可能性がある美顔器と、避けたほうがいい製品について説明していきます。
①EMS美顔器
EMS美顔器は、微弱な電気によって筋肉を刺激する美容機器。電気の力で筋肉を動かすことで、普段使わない筋肉にもアプローチできるのが特徴です。
バスト周辺には大胸筋という筋肉があり、EMS美顔器でこの部分をケアすることで、デコルテ周りのハリ感アップが期待できます。ただし、EMS美顔器をバストに使う場合は、必ず出力レベルを低めに設定することが大切です。顔よりもバストの皮膚は薄く敏感なので、いきなり強い刺激を与えると肌トラブルの原因になることもあります。
また、心臓に近い部位に刺激を与えるため、ペースメーカーを使用している方や、心臓に疾患がある方は絶対に使用しないようにしましょう。
②LED美顔器

LED美顔器は、特定の波長の光を肌に当てることで、肌のコンディションを整える美容機器です。赤色LEDは肌のハリケア、青色LEDは肌荒れケアなど、光の色によって期待できる働きが変わります。
LED美顔器の最大の魅力は、ローラータイプやEMSタイプと比べて刺激が少ないところ。光に当たった際に熱さや痛みを感じる可能性が極めて低く、バストにも比較的使いやすいといえます。
デコルテやバストまわりの肌のキメを整えたいときに取り入れると、つるんとなめらかな触り心地に近づくでしょう。
③ウォーターピーリング

ウォーターピーリングは、超音波振動によって肌表面の水分を震わせ、毛穴の汚れをはじき出すケアのこと。人の耳には聞こえない高い周波数の音波を使って、肌に振動を与えることで、血行を促進し、肌のくすみにアプローチできます。
この超音波美顔器とも呼ばれているウォーターピーリングは、比較的やさしい刺激を抑えやすく、ボディへの使用が認められているモデルも数多く存在します。特に、デコルテから胸元にかけてのざらつきや毛穴の詰まりが気になる場合にはぴったりでしょう。
ただし、肌とヘッド部分の間に十分な水分がないと、摩擦で肌を傷めてしまうリスクがあります。使用後は必ず保湿ケアも忘れず行ってください。
④ローラー美顔器

ローラー美顔器は、金属製やプラスチック製のローラーを肌の上で転がすタイプの美容機器です。電池や充電が不要で、いつでも気軽に使えます。
また、ローラー美顔器は、顔だけでなく全身に使えるように設計されているものが多く、バストへの使用も問題ないケースがほとんど。ローラーで肌を刺激することで、血行やリンパの流れを促し、むくみケアやマッサージ効果が期待できます。価格帯も幅広く、初めて美顔器をバストに使ってみたいという人にも試しやすいタイプといえるでしょう。
ただし、力を入れすぎると肌を傷めたり、内出血を起こしたりすることもあるので、やさしく撫でるように使うことがポイントです。
使用NGな美顔器
一方で、バストへの使用を避けたほうがいい美顔器もあります。
– 高周波(RF)美顔器
– レーザーを使った美顔器
– スチーマー機能がついた美顔器
上のようなタイプは熱が発生しやすく、血行不良やむくみ、くすみなどにアプローチできますが、バストには刺激が強すぎます。繰り返しになりますが、美顔器をバストに使う前には必ず取扱説明書を確認し、不明点はメーカーに問い合わせてから使用を検討しましょう。
バストケア専用の美容機器との違い
美顔器とは別に、最近ではバストケア専用の美容機器も登場しています。
バストケア専用の美容機器は、その名の通りバストのケアに特化した設計が特徴。バストの丸みにフィットするように作られた形状や、バスト専用のジェルと組み合わせて使うことでより一層効果が期待できます。また、取扱説明書にもバストへの使い方が詳しく書かれている場合が多いでしょう。
一方、美顔器は主に顔のケアを目的としているため、バストに使えるかどうかは製品次第。とはいえ使用可能な場合は、一台で顔もバストもケアできる美顔器のほうがお財布に優しいはずです。
予算に余裕があり、本格的にバストケアに取り組みたいなら専用機器、まずは気軽に試してみたいという人は、お目当ての美顔器がバストに使えるかを確認するのがおすすめです。
美顔器をバストに使用した際の4つの効果

美顔器をバストに使うと、どのような変化があるのでしょうか。ここでは、期待できる効果について詳しく解説していきます。
【効果1】血行促進
美顔器をバストに使うことで、まず期待できるのが血行とリンパの流れが良くなること。デスクワークや運動不足で体を動かさない時間が長いと、バスト周辺の血液やリンパの流れが滞りがちになります。そこを美顔器でやさしく刺激すると、滞っていた血液やリンパ液が流れやすくなり、老廃物の排出をサポートできます。
体内のめぐりが良くなると、肌に栄養や酸素が届きやすくなり、血色感のある肌トーンになることも期待できます。また、冷えによるむくみに悩む場合も、美顔器でのケアは効果的でしょう。特に、ローラー美顔器や超音波美顔器は、即効性が期待できるタイプです。
【効果2】肌のハリ・弾力アップ
首から胸元にかけての印象は、年齢が出やすい部分として知られていますが、美顔器を使ったケアは、バスト周辺のハリ感や弾力感をサポートする効果が期待できます。
超音波美顔器やLED美顔器は、肌のキメにアプローチできるため、継続的に使うことでバストの手触りが変わってくることもあります。また、美顔器を使う際に保湿クリームやボディオイルを一緒に使えば、美容成分の浸透をサポートしながらケアができるので、さらに効果的です。
バストやデコルテは意外と乾燥しやすく、ケアを怠るとカサカサになりやすいため、美顔器を使う時間がとれない日も、保湿ケアだけは欠かさず行いましょう。
【効果3】デコルテの印象アップ

デコルテは、顔の次に目に入りやすい部分。特に、オフショルやVネックの服を着たときにきれいに見えるかどうかは、デコルテのコンディション次第といっても過言ではありません。
美顔器をバストに使うことで、デコルテから胸元にかけてのラインが整って見えることが期待できます。特に、ローラー美顔器でマッサージすると、むくみが取れてスッキリした印象になることも。
また、美顔器でのケアに加えて、首のストレッチや姿勢を正すことも、美しいデコルテラインを保つためのポイント。結婚式のドレスや、胸元が開いた服を着るときなどは、特に念入りにケアしておきたいですね。
【効果4】筋肉への刺激(EMS使用時)
EMS美顔器を使用すると、普段は使わないバスト周辺の筋肉に直接働きかけることができます。
そもそもバストを支えているのは、大胸筋という胸の筋肉。この筋肉が衰えると、バストの位置が下がって見えたり、形が崩れて見えたりしますが、EMS美顔器なら電気刺激でこの筋肉を動かすことができます。
とはいえ、EMS美顔器を使ったからといって、すぐに目に見える変化があるわけではありません。筋肉は継続的なトレーニングで少しずつ変化していくため、EMS美顔器だけに頼るのではなく、胸の筋肉を鍛えるエクササイズも合わせて行いましょう。
美顔器をバストに使う際の注意点

美顔器をバストに使う際には、いくつか気をつけるべきポイントがあります。安全に使うためにも、以下の注意点をしっかり確認しておきましょう。
使用前に必ず確認すべきこと
美顔器をバストに使う前に、まず取扱説明書を隅々まで読んでください。「そんなの当たり前」と思うかもしれませんが、意外と説明書を読まずに使っている人が多いはず。説明書には、使える部位や使用頻度、注意事項などが詳しく書かれています。特に「顔専用」と書かれている場合は、バストへの使用は避けましょう。
もし説明書に記載がない場合は、メーカーのサポートセンターに直接問い合わせるのもおすすめ。また、美顔器を初めてバストに使う場合は、二の腕の内側など、目立たない部分で試し、赤みやかゆみが出ないか確認してから使うと、より安心してケアできますよ。
避けるべき部位・タイミング
美顔器をバストに使う際には、避けたほうがいい部位やタイミングがあります。
まずどの美顔器でも、乳首やその周辺への使用は絶対に避けてください。乳首は非常に敏感なパーツであるため、美顔器を当てると刺激が強すぎるリスクがあります。特にEMS美顔器やローラー美顔器など、刺激の強いタイプは要注意です。
次に、生理中や妊娠中、授乳中の使用も控えましょう。この時期はホルモンバランスが大きく変化していて、肌も敏感になっています。また、バストが張っていて痛みを感じることもあるので、無理に美顔器を使う必要はありません。
また、日焼け直後や、肌に傷・炎症がある場合も使用を避けましょう。肌が弱っているときに刺激を与えると、症状が悪化しかねません。
使用時の強度・時間設定
美顔器をバストに使う際は、強度設定に特に注意が必要です。初めて使うときは「これで効いてるのかな?」と思うくらい弱い設定で十分です。特に、EMS美顔器を使う場合は、必ず最低レベルからスタートしてください。
徐々に慣れてきたら、少しずつレベルを上げていきましょう。とはいえ、ピリピリとした痛みを感じたら、すぐに強度を下げるか使用を中止してください。
使用時間も、「長く使えば効果が高まる」というわけではありません。むしろ長時間の使用は肌への負担になることもあるので、まずは顔に使うときより短めに設定するのがおすすめです。
肌トラブルを防ぐための使い方
美顔器を使う際の準備や後片付けも、肌トラブルを防ぐためには重要です。
まず使用前には、バストの汗や皮脂、ホコリなどをしっかりと洗い流すようにしてください。そのままの状態で美顔器を使うと、肌荒れやかゆみの原因になってしまうため、入浴後など身体が清潔な状態で使うのがベストです。
また、このとき超音波美顔器やローラー美顔器を使う場合は、専用のジェルやクリーム、オイルを使います。何もつけずに使うと、摩擦で肌を傷めてしまうからです。ただし、油分が多すぎるとヘッド部分が滑りすぎて使いにくいこともあるので、適度なテクスチャーのものを選びましょう。
また、美顔器本体のお手入れも忘れずに。使った後は必ずヘッド部分の汚れを拭き取り、専用のケースなどに入れて保管してください。
美顔器を活用して美バストに

近年美容賢者の間でトレンドになっている美顔器は、製品によってはバストにも使える可能性があります。
数年前、ある芸能人の方が「おっぱいまでが顔」という言葉を残し、バストケアの重要性が再認識されましたが、美顔器のバストへの使用は、まさにその一つの手段になるでしょう。
ただし、活用する際には、あくまでハリや肌のキメにアプローチするものであり、バストアップなどの劇的な変化を保証するわけではないことも理解しておいてください。
※本記事でお伝えした効果は、あくまで美容機器による肌表面のケアとして期待できるもので、効果の感じ方には個人差があります。また、美顔器は医療機器ではないため、病気の治療や予防を目的とするものではありません。
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この記事の執筆者
![]() | 関 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」マネージャー。骨格や体質に合わせたオールハンド施術を得意とし、理想のバストづくりをサポート。 サロン経験をもとに、バストケア記事の執筆・監修を担当。 |





