日本人の平たい体型が胸の大きさに関係している?
バストの悩みQ&A

日本人の平たい体型が胸の大きさに関係している?

(2020.10.13 追記)

ブラジャーを選ぶ際にアンダーサイズとカップサイズだけで選んでいませんか?

「きちんとサイズを測ってブラジャーを選んでいるのにカップが浮いてしまう・・・」
「本当はEカップなのに、Cカップぐらいにしか見えない!といわれてしまう・・・」
そんな経験はないでしょうか?

実は、胸の大きさは体型に左右されるものです。そのため、サイズだけを合わせたブラジャーだと、実際のバストより小さく見えてしまうことがあります。

同じバストサイズでも体型によって見た目が違う

同じバストサイズでも体型によって見た目が違う
バストは、ブラジャーのサイズと見た目の印象が一致しないケースがあります。

例えば、アンダーサイズです。「アンダーサイズが小さい=バストが小さい」とイメージしがちですが、アンダーサイズが小さい場合でも、カップサイズの大きさによって、バストは大きく見えるものです。実際に、「E65とA65」では見た目の印象がかなり違うはずです。

また、離れ胸や垂れ胸はどうでしょうか。たくさんの脂肪があっても、バストではなく脇や背中のぜい肉になっていたら豊かなバストには見えません。

さらに、根本的な問題があります。それは、バストの土台である胴の形、いわゆる「体型」です。たとえ、アンダーサイズやカップサイズが同じでも、「どんな体型をしているか?」で見た目の印象が変わってしまうのです。

体型には欧米型とモンゴル型がある

体型には欧米型とモンゴル型がある
ここでいう体型とは「太っている」「痩せている」「身長が高い低い」という話ではありません。骨格から作られる胴の形のことを指します。

人の体は、胴体を輪切りにした場合に正円に近い丸になる「欧米体型」と、楕円型になる「モンゴル体型」の2種類に分かれます。

欧米体型(丸胴)の特徴とは?
正面から見ると幅がなく、横から見ると厚みがあるのが特徴です。白人種(コーカソイド)に多く見られます。
モンゴル体型(平胴)の特徴とは?
正面から見ると幅があり、横から見ると厚みが薄い、いわゆる「平たい」体型です。黄色人種(モンゴロイド)に多く見られます。

日本人の約8割がモンゴル体型だといわれています。

モンゴル体型は胸が小さく見えてしまいがち

モンゴル体型は胸が小さく見えてしまいがち
胴の形が違うということは、その上につくバストの形状にも違いが出ます。

欧米体型(丸胴)のバストの特徴
  • 胴体に厚みがある=バストに厚み(高さ)が出やすい
  • 胸の前面のカーブが強いため乳頭が外側に広がりやすい
  • 左右のバストは中央に寄っている(左右間の幅が狭い)
  • バスト上部のデコルテにボリュームがある
モンゴル体型(平胴)のバストの特徴
  • 胴体に厚みがない=バストに厚み(高さ)がでにくい
  • 胸の前面が平たいため乳頭は正面向きについている
  • 左右のバストは離れてついている(左右間の幅がひろい)
  • バスト上部のデコルテが削げている

こうした構造の違いから、モンゴル体型のバストは小さく見えてしまう傾向があります。

体型の違いがバージスラインの違いを生んでいる

体型の違いがバージスラインの違いを生んでいる
バストの見た目は「バージスライン」で決まるといわれます。

バージスラインとは?
バストの下部分にある、バストと胴体の境界線のことです。部位でいうと、ブラジャーをつけたときにワイヤーがあたる半円の部分です。

体型によってバストの見え方が異なるのは、胴の厚みによってバージスラインの幅に差が出るからです。

バストの両サイド、つまり半円のトップを結んだ直線距離が長ければ「バージスラインが広い」、短ければ「バージスラインが狭い」と表現します。

「バージスラインの幅が狭い=バストの左右幅が狭い欧米体型」「バージスラインが広い=バストに横幅があるモンゴル体型」と考えるとわかりやすいでしょう。

このように、体型の違いからバージスラインに差が生まれるのです。

モンゴル体型はバージスラインが広めになりやすい

モンゴル体型はバージスラインが広めになりやすい
モンゴル体型はバージスラインが広く、なだらかなバストが多いのはなぜでしょうか。疑問に思いませんか?

バストのほぼ9割を構成しているのは柔らかくて流動的な脂肪です。この脂肪を「プリン」にたとえるとわかりやすいかもしれません!

写真のように「底面の狭いコップで作ったプリン」と「底面が広く浅いお椀で作ったプリン」があるとしましょう。

バージスラインが狭い欧米体型のバストは、この底面が狭いコップで作ったプリンのように、胸の脂肪は上方向へと盛り上がり、バストトップの位置が高くなります。

横幅があるモンゴル体型のバストは、底面が広く浅いお椀で作ったプリンのように、胸の脂肪は自然と横に広がってしまい、容量はあっても高さが出ません。そのため、バストトップの位置が低く、なだらかでボリュームのない形になります。

離れ胸、垂れ胸もバージスラインが広がる原因に

離れ胸、垂れ胸もバージスラインが広がる原因に
バージスラインが広くなる原因には後天的な理由もあります。

モンゴル体型は離れ乳や垂れ乳になりやすいって本当ですか?
モンゴル体型は、背中やお尻などの筋肉が発達しづらく、前かがみになり姿勢が悪くなりやすいです。その影響から、バストを支える大胸筋が衰えてしまい、バストに脂肪をキープできず、横に流れてしまったり下に垂れやすくなるのです。

その上、日本人のバストは脂肪の割合が高く、柔らかいという特徴があります。柔らかいだけに脇や背中へと流れやすく、いわゆる「離れ胸」になりやすいのです。これでは、バストの谷間もできにくくなります。谷間がないと、バストは小さく見えやすいのです。

【チェックテスト】あなたは欧米体型?モンゴル体型?

【チェックテスト】あなたは欧米体型?モンゴル体型?
普段、胴体の厚みを意識することは少ないでしょう。しかし、理想の美しいバストを作るためにはまず自分の体型を知り、それに合わせたブラジャーを選ぶ必要があります。

正確に測るためには専門ショップなどでフィッティングしてもらうのが一番ですが、上半身の映る鏡があれば、正面と横から見比べて自己診断することができます。

さっそく、自分の胴体が「欧米型」なのか「モンゴル型」なのか、チェックしましょう!

  • 正面から見るとアンダーバストの幅が広い
  • 横から見ると厚みがない
  • ブラジャーのワイヤーがあたって痛むことがある
  • サイズぴったりなのに動いているうちにブラジャーがずり上がる
  • フルカップのブラジャーをつけるとバストの上部が浮いてしまう
  • バージスラインの内側にワイヤーの痕がつく
  • どちらかというと痩せ型
  • 肩幅が広め
  • 手首の形が楕円形

以上の項目で該当するものが5つ以上ついたらモンゴル体型である可能性が高いと考えられます。

モンゴル体型をカバーする6つの方法

モンゴル体型をカバーする6つの方法
体型は生まれつきのもので、簡単に変えることができません。では、平たい体型の日本人は、大きなバストを諦めなければならないのでしょうか?

決して、そんなことはありません。脂肪が多く移動しやすいバストは、要するに補正しやすいともいえるからです。

まずは、ブラジャーを見直しましょう。自分に合ったブラジャーは、バストにボリュームを出したり脂肪を正しい位置にしたりと体型をカバーしてくれます。

また、筋トレやマッサージをすると胴体の厚みが増えて、バストにボリュームを与えてくれます。

このようなバストケアを続ければ、理想とするバストに近づくはずです。ここからは、平たい体型をカバーする具体的な方法を紹介しましょう。

バージスラインを意識したブラ選び

通常、ブラジャーは「トップサイズ-アンダーサイズ」で計算したカップサイズで選びます。

ところが、きちんとサイズを測ってもフィットしない場合があります。これは、バージスラインを考慮していないからです。

たとえば、「アンダー72cm・トップ87cm・C70」と、まったく同じサイズのAさんとBさんがいるとします。

「Aさんはバージスラインの狭い欧米体型」
「Bさんはバージスラインの広いモンゴル体型」

だとしたら、本来のサイズはどうなるのでしょうか?カップサイズはC70でも、それぞれフィットするブラジャーは違うはずです。

つまり、バストサイズはあくまでも目安です。ブラジャーを購入するときは、必ず試着をしましょう。

欧米体型なら直径が狭めで高さのあるカップのブラジャーを

欧米体型なら直径が狭めで高さのあるカップのブラジャーを

欧米体型のブラジャー選びとは?
欧米体型は、どんなタイプのブラジャーでもフィットしやすく、幅広い選択肢から選ぶことができます。サイズは、実寸のアンダーサイズから計測したサイズ表記で問題ありません。
注意するポイント

ワイヤーの周囲がバストより広いブラジャーを選ぶと、バストラインが広がり太って見えてしまうので注意しましょう。

おすすめのブラジャー

バージスラインに合わせ、ワイヤーの直径は狭め(円周が小さめ)で、カップの形はデコルテまで包み込んでくれる「フルカップブラジャー」がおすすめです。
また、欧米体型は重力でバストが垂れやすいという欠点があります。リフトアップ系のブラジャーを選ぶのもおすすめです。

モンゴル体型なら表記サイズから1サイズ変更

モンゴル体型なら表記サイズから1サイズ変更

モンゴル体型のブラジャー選びとは?
モンゴル体型は、厚みが少なくバストが左右に離れがちです。そのため、実寸通りのサイズでブラジャーを選ぶと、ワイヤーの幅がバージスラインより狭くなり、バストが小さく見えてしまいます。そこで、ブラジャーを選ぶ際は「アンダーサイズを1つ上げ」「カップサイズを1つ下げ」てみましょう。
注意するポイント

アンダー70cmでCカップの人の場合・・・
アンダー75cmのBカップのブラジャーを試着してみましょう!
これは、ブラジャーのサイズが「カップサイズが1つ上げ」「アンダーが1つ下」のものとほぼ同じだからです。
つまり、「C70」は、「B75」と「D65」に該当するのです。

アンダーサイズを上げると、脇までしっかりワイヤーが届き、カップがバージスラインにフィットしやすくなります。

「サイズダウンするみたい」と抵抗を感じるかもしれませんが、脇の肉がきちんとカップに収まりブラジャーのズレが防げます。

カップサイズに惑わされず、体型をカバーするブラジャーを選びましょう。

脇スッキリ系デザインで高さと立体感をカバー

バージスラインを合わせるために、ブラジャーのワイヤーに注目してみましょう!

ワイヤーには、「U字」と「L字」の2タイプがあります。見分けるポイントは、中心部分の高さです。

U字ワイヤーの特徴とは?
ワイヤーがUの形に見え、中心部分が高い構造です。
バストを下と横から引き上げ、立体感を演出してくれるワイヤーですが、もともとボリュームが少ないモンゴル体型にはあまり向いていません。
L字ワイヤーの特徴とは?
ワイヤーがLの形に見え、中心部分が低い構造です。
バストに隙間ができにくいためフィット感が得られるワイヤーで、モンゴル体系に向いています。
モンゴル体型におすすめのブラジャーの形とは?
とくにおすすめしたいのが「L字ワイヤーの3/4カップブラジャー」です!バストを中央に引き寄せる力が強く、谷間にボリュームを出してくれます。ぜひ試してみてください!

ナイトブラを使用する

ナイトブラを使用する

寝ているときにバストの形が崩れやすい理由とは?
バストの9割は「柔らかい脂肪」でできています。その脂肪は、寝たときの横向きの姿勢や寝返りなどが原因で、脇に移動してしまいます。すると、バージスラインが広がりやすくなってしまうのです。また、寝相によってはクーパー靭帯がダメージを受けるリスクもあります。そのようなことが積み重なってバストの形が崩れてしまうのです。

このような睡眠中のバージスラインの崩れには「ナイトブラ」で対策すると良いでしょう。なお、これはモンゴル体型に限らず、欧米体型でも同じです。

ナイトブラを習慣にすると、バストラインの崩れを抑えるとともに脇や背中の脂肪をバストに固定させる効果も期待できます!

こまめにバストサイズを測る

こまめにバストサイズを測る
体型にフィットした下着を選ぶためには、サイズを正確に測る必要があります。ただ、バストサイズは知らず知らずのうちに変わってしまうものです。

できれば、ブラジャーを購入するたびに測り直した方が良いでしょう。バージスラインのサイズが分かっていれば、下着選びも効率的になります。

しかし、バージスラインは湾曲しているため、通常のメジャーでは正確に測るのは難しいでしょう。専門ショップへ行けば、バージスメジャーという計測器で測ってもらえますが、なかなかそのような機会もありません。

そこで、自分自身で測ってみましょう!

バージスラインの測り方
  1. まず、持っているブラジャーのなかで、最もつけ心地の良いものを選びます。
  2. 次に、そのワイヤー部分の端と端に定規やメジャーを当てて直径を測ります。

ブラジャーを選ぶときは、この数値に近いものを選ぶようにすると良いでしょう。とはいえ、一番確実な方法は、その場で身につけてバージスラインのフィット感を確かめることです。ブラジャーを購入する際は、必ず試着をしましょう!

バストマッサージをする

バストマッサージをする
モンゴル体型の日本人は、バストの土台となる「大胸筋」や「肋間筋」が凝り固まりやすく、バストが成長しにくい傾向にあります。そこで、バストマッサージを行いましょう!

バストマッサージの効果とは?
バストマッサージで大胸筋まわりをほぐすと脇や背中の脂肪が柔らかくなり、脂肪がバストへと移動しやすくなります。
また、血流やリンパの流れを増やすことで女性ホルモンが胸に届きやすくなる効果も期待できます。
おすすめバストマッサージ方法
  1. 親指を立てて鎖骨下、脇、バスト下部までバスト全体を垂直に指圧し、大胸筋の凝りをほぐします
  2. アンダーベルトのあたる部分の肉を両手でつまみ、骨から筋肉をはがすようにゆすって血液やリンパの巡りを良くします
  3. デコルテ部分を脇に向けてさすり、リンパの流れを作ります
  4. 脇の下に手のひらをあてがい、斜め上に向かってバスト上部まで滑らせ、脂肪をバストに集めます
  5. バストを持ち上げながら、下から上へ・外から内へと円を描くように流します

バスト周辺の肌はとても繊細なので、オイルやマッサージクリームを塗ってマッサージを行いましょう。

エクササイズや筋トレで大胸筋を鍛える

大胸筋を鍛えると、どういった効果があるの?
バストを支える、クーパー靭帯の働きが高まり、バージスラインがきれいに保てます。また、肩甲骨と肋骨をつなぐ小胸筋を鍛えると、背中側の力が強くなり、バストアップに役立ちます。
プッシュアップ

プッシュアップ
プッシュアップは腕立て伏せのことで、大胸筋や小胸筋を鍛えるのに効果的です。ただし、日ごろトレーニングをしていない人が急に激しい運動をするのは禁物です。まずは、膝をついたまま行う腕立て伏せからはじめましょう。

プッシュアップのやり方
  1. 膝をついて両手を床につける
  2. 肩から膝まで真っすぐなラインを保ちつつ腕立て伏せ
  3. 1セット15回を1~3セット
合掌ポーズ

合掌ポーズ
バスト周りの筋肉を鍛え、バストの土台を作る基本的なエクササイズです。簡単なので習慣化して行うことができます。

合掌ポーズのやり方
  1. 背筋をのばし、脇は締めずに腕は平行を保ったままバストの前で両手を合わせる
  2. 手を合わせたまま左右から内側に向けて10秒間、息を吐きながら力を入れる
  3. 手を合わせたまま指先を下に向け、息を吐きながら力を入れる

バストに良い食生活を心がける

バストに良い食生活を心がける
バストを育てるためには「食事と睡眠」が欠かせません。

食事の改善

以下のバストアップに良い栄養素を意識して摂りましょう。

・たんぱく質
鶏肉やマグロなどのたんぱく質は、筋肉を作る上で大事な栄養源になります。

・イソフラボン
大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、乳腺細胞を増やし、バストの成長を促すといわれています。

・ボロン
最近、注目されているのは「ボロン」という栄養素です。ボロンは、ミネラルの一種でキャベツやリンゴ、アーモンドに含まれています。エストロゲンの分泌を促し、その濃度を高めてくれます。ただ、ボロンは熱に弱いため、なるべく食材を生で摂取するのがおすすめです。

バストアップには睡眠が大切

睡眠によって、成長ホルモンの分泌が活発になり、バストの成長を促します。できれば「7時間」くらいの睡眠を確保しましょう。

まとめ

1.体型には胴に丸みのある「欧米体型」と横に薄い楕円型の「モンゴル体型」の2種類があり、日本人の8割はモンゴル体型といわれている
2.ブラジャーのサイズが同じでも「バージスライン(バストの輪郭)」の広さで見た目の印象が変わる
3.欧米体型はバージスラインが狭く、モンゴル体型はバージスラインも広い
4.体型を変えるのは難しいため、ブラジャーで微調整するのが良い
5.ブラジャーのサイズが合わないときは、アンダーサイズを1つ上げ、カップサイズを1つ下げるのがおすすめ

日本人特有の平たい体型によって、バストが小さく見えてしまうことがあります。そのような場合は、バストマッサージを行ったり、ブラジャーを見直したりして、より美しいバストラインを目指しましょう。

日本初のオールハンド育乳マッサージ 理想のバストへ

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール