筋トレすると育乳の効果があるって本当なの?
バストの悩みQ&A

筋トレすると育乳の効果があるって本当なの?

(2020.10.14 追記)

「筋トレをするとバストが育つ」という話を聞いたことがありませんか?

実際に、「筋トレはバストアップに効果がある」「筋トレでバストが大きくなった!」などの記事をネット上で目にする機会が多いのではないでしょうか?

豊かなバストを作りたいと育乳を励む人にとって、筋トレと育乳の関係は気になる情報です。筋トレをすることで、本当にバストは育つのでしょうか?

今回は、育乳と筋トレの関係について詳しくお伝えしていきます。

筋トレすることで、バストが育つわけではありません

筋トレすることで、バストが育つわけではありません
「筋トレをしてバストが大きくなった」と感じる方もいれば、「筋トレをしてバストが小さくなった」と感じる方もいます。では、筋トレすると、バストにはどんな変化がおこるのでしょうか?

筋トレによるバストへの効果は2つあります。

バスト周りの血流がよくなる効果

血流がよくなることでバストに必要な栄養や新鮮な酸素が行き渡り、ハリのあるふっくらとしたバストに近づきます。

バストを寄せて上げる効果

筋トレをすることで大胸筋が鍛えられ、胸全体を引き上げる力が強くなります。すると、重力に負けて下垂しがちなバストでも、その重みを筋肉が支え、引き上げてくれるのです。さらに、バストの土台である筋肉が膨らみ、バストの厚みが増していき、サイズアップしたように見えます。

このような筋トレによる2つの効果のおかげで「バストが大きくなった」と感じる方がいるようです。しかしながら、バストそのものが大きく育ったというわけではありません。大きくなるのは、筋肉です。

結局、育乳というよりも、筋肉が鍛えられ、バストが大きく見えるようになったという方が正しいのかもしれません。

そもそも育乳とバストアップって同じ?

そもそも育乳とバストアップって同じ?
ネットや雑誌などでは「育乳」や「バストアップ」という言葉をよく見かけ、どちらの言葉も同じような意味で使われています。しかし、全く同じ意味で使われているわけではありません!

育乳とは?
「バストそのものを大きく豊かに育てること」を表現する造語です。「育乳ブラ」「育乳エステ」などの言葉があり、下着メーカーや美容系の仕事で業界用語としても利用されています。
バストアップとは?
「バストそのものを大きくすること」そして「バストを上へと引き上げ、ボリュームのある状態にすること」を表現する言葉です。スポーツ雑誌やスポーツジムなどで利用されています。

なお、先ほど説明した筋トレによるバストへの効果は「バストアップ」と表現することが多く、「育乳」と表現することは少ないようです。

つまり、「育乳」と「バストアップ」という言葉は、少し異なる意味で使われています。

育乳なら、脂肪を増やすのがおすすめ

育乳なら、脂肪を増やすのがおすすめ

育乳のためには、具体的にどうしたらよいのでしょうか?
バストの9割は「脂肪」でできています。そのため、バストのボリュームアップを目指すなら、脂肪の量を増やすことが大切です!

これを聞くと「脂肪なら簡単に増やせそう…」と思う方も多いでしょう。しかし、実際にバストの脂肪を増やすのは難しいようです。理由は、バストの構造にあります。

バストの内部には、1割程度「乳腺」が存在しています。そして、この乳腺を軸にして周りに脂肪がつき、丸くふんわりとしたバストの形が成り立っているのです。つまり、乳腺がしっかり発達すれば、自然に脂肪の量が増え、育乳が期待できるのです。

ただ、乳腺が未発達の場合もあります。このような場合、乳腺の周りにつく脂肪の量が限られてしまいます。乳腺がしっかりと発達していなければ、どんなに脂肪を増やそうとしても育乳は難しいのです。

乳腺を発達させる方法とは?
女性ホルモンの働きにより発達します。
女性ホルモンの分泌を活発にするためにできることとは?
良質な睡眠、ストレスの軽減、栄養バランスのよい食事など、まずは生活習慣を整えることが重要です。

バストは筋トレで鍛えることができません

バストは筋トレで鍛えることができません

なぜバストは筋トレで鍛えることができないの?
バストは9割が脂肪でできています。そして、この脂肪はとてもやわらかな組織です。なので、運動したり筋トレしたりしても筋肉のように鍛えられるということはないのです。

しかし、実際には筋トレによって「バストが大きくなった」「バストが小さくなった」と感じる方がいます。これは、なぜでしょうか?

ここからは、筋肉に注目しながらバストサイズにどのような変化がおきるのか、具体的に説明していきます。

筋トレによってバストアップする理由

筋トレによってバストアップする理由
筋トレによってバストが大きくなったと感じる理由は、筋トレによって、バストの奥に隠れている「胸筋」を鍛えることができるからです。

ふっくらとしたバストの奥には「大胸筋」や「小胸筋」という筋肉があります。大胸筋はバストの下にある筋肉で、小胸筋は肩甲骨と肋骨をつないでいる筋肉です。

これらを鍛えると、バストをぎゅっと中央に寄せる効果や上へ引き上げる効果が高まるのです。筋トレをすることで、天然のブラジャーを得るようなイメージです。バストがツンと上を向いた状態になり、きれいな形をキープすることができます。

さらに、大胸筋や小胸筋を鍛えるとバストの下に隠れている筋肉の厚みが増します。すると、その上に乗ったバストも結果的に盛り上がり、若々しい元気なバストになります。

このような理由で、「筋トレによってバストが大きくなった」と感じるのです。

筋トレで胸が小さくなってしまう理由

筋トレで胸が小さくなってしまう理由
筋トレをしてバストが小さくなったと感じる方は、鍛えすぎが原因かもしれません。

女性のバストのほとんどは脂肪でできています。そのため、激しい筋トレを行うと、必要な脂肪が燃焼してしまい、バストが小さくなってしまうのです。バストアップを目指すなら、脂肪が燃焼されない程度のほどよい筋トレを行うようにしましょう。

なお、ランニング、水泳、ウォーキングのような有酸素運動は脂肪を燃焼しやすいため、要注意です。バストのために、過度な有酸素運動は控えましょう。

また、適度な休憩もポイントです。筋トレによって、一時的に筋肉は傷つきます。しかし、その傷が修復するために筋肉が少し太くなっていきます。これを繰返すと筋肉が強くなるため、修復するための休憩が必要です。もし休憩をしない状態で連続して運動すると、筋肉を強くできずに、脂肪だけが燃焼されてしまいます。

毎日、激しい筋トレを行うのはバストアップには逆効果です。

バストアップに効果的な筋トレ方法

バストアップに効果的な筋トレ方法
バストアップするために、自分にあった適切な筋トレを行いましょう。なお、1回の筋トレでバストアップの効果を感じる方もいますが、そうでない方もおり、効果がみられる期間には個人差があります。

なぜ効果を実感できる期間には個人差があるの?
それは、体型や基礎代謝が人によって異なるためです。できれば、2週間以上、筋トレを続けて様子をみましょう。

また、エクササイズを行う量もポイントです。エクササイズの量や筋トレの負荷が少ないと効果がでるまで時間がかかりますが、逆に激しい運動するとバストサイズが小さくなるリスクもあります。

そのため、効果的な筋トレ方法を自分自身で見極めなければいけません。実際に、エクササイズや筋トレを試して、自分にあった適切な運動量をみつけるとよいでしょう。

なお、筋トレの効果は一時的なものです。筋トレをやめてしまうと元通りになってしまうかもしれません。バストの形をキープするために、無理のない範囲で筋トレを続けることがおすすめです。

ダンベルトレーニング

ダンベルトレーニング
大胸筋は上半身のなかで2番目に大きな筋肉です。この筋肉は、物を持ったり腕を上にあげたりする動きによって鍛えることができ、鍛えるならばダンベルがおすすめです。

ダンベルは、それほど重いものである必要はありません。また、ダンベルがない場合は、水が入った500mlのペットボトルでも代用が可能です。

なお、動かす筋肉を意識すると、その効果がアップするといわれています。さっそく、大胸筋を意識して動かしてみましょう。

ダンベルトレーニングのやり方
  1. 仰向け寝になり、足を肩幅に広げてリラックスする
  2. ダンベル(水の入ったペットボトル)を両手に1本ずつ持ち、ゆっくりと息を吐きながら持ち上げて降ろすという動きを繰り返す
  3. この上下の動きを1回とし、10~20回ほど行う

なお、この筋トレは大胸筋だけではなく、二の腕を引き締める効果もあります。気になる二の腕がすっきりして、メリハリのある体作りに役立ちます。

合掌のポーズ

合掌のポーズ

合掌のポーズとは?
手軽にバストアップができる筋トレ方法です。テレビを見ながらでも、家事の合間や仕事の休憩中でも、ちょっとした時間に行えます。普段、筋トレをしない方や運動が苦手な方など、筋トレ初心者の方は合掌のポーズから挑戦してみるとよいかもしれません。
合掌のポーズのやり方
  1. 足を肩幅より広げて立つ
  2. 両掌を胸の前で合わせたまま脇を締める
  3. 両掌をぐっと内側に押しながら、肘と手首が水平になるまで肘をゆっくり開いていく
  4. 2と3の動きをゆっくり繰り返し、10回×2セット行う

合掌のポーズは、両掌をぎゅっと押しつけるとき、大胸筋に意識を向けることがポイントです。なお、肩に力が入ってしまうと、正しい場所に負荷がかからないため、気をつけましょう。

ニープッシュアップ

ニープッシュアップ
「運動は得意!」という方には、腕立て伏せ(プッシュアップ)がおすすめです。ただ、腕立て伏せは、足や腕に大きな負荷がかかるため、想像以上に大変な筋トレです。

腕立て伏せが難しいと感じる方や筋力に不安があって体が持ち上げられないという方は、膝を床についたまま行う「ニープッシュアップ」から試してみてください!

ニープッシュアップのやり方
  1. 手の位置は肩幅かそれより少し広めにし、膝を床につけた状態で四つ這いの姿勢になる
  2. 肘を外側に曲げながら、両手の間に胸をゆっくりと降ろしていく
  3. 反動をつけず、ゆっくりと動きながら体の位置を元に戻す

最初は5回を目指して、頑張りましょう。それが、できるようになったら、10回、15回と徐々に回数を増やしていきます。自分のペースで、毎日コツコツと続けるのが大切です。

筋トレと併せてマッサージもおすすめです

筋トレと併せてマッサージもおすすめです
筋トレを行うとバストアップ効果が期待できます。しかし、鍛えるだけではなく、固まった筋肉をほぐすことも忘れてはいけません。

猫背、パソコンやスマートフォンの使いすぎなどから前傾姿勢が続くと、小胸筋の凝りが酷くなります。そのようになると、鎖骨が下へ引っぱられ、バストが内側に入り込んで、バストが小さく見えてしまいます。

筋トレと一緒に、凝りをほぐすマッサージを行いましょう。

マッサージの方法
  1. まず、鎖骨の下あたりに手をそっと添えます。
  2. 次に、少し痛みを感じるくらいの強さで、ぐるぐると小さな円を描くようにほぐしていきます。
  3. 片方につき、約1分程度行います。

このマッサージは、ブラジャーを外してから行うと効果的です。

また、血行がよくなる入浴中や入浴後に行うとさらに効果が高まります。浴槽に浸かっているときやお風呂上がりから眠るまでの時間で、このマッサージを行うのもおすすめです。

まとめ

1.筋トレによって、バストが育つというわけではない
2.バストの多くは脂肪のため、鍛えることが難しい
3.大胸筋や小胸筋などの胸筋は筋トレによって鍛えることができ、バストアップに役立つ
4.胸筋はバストを寄せたり持ち上げたりする働きがある
5.自分に合った筋トレやエクササイズを行い、マッサージを習慣にすると育乳に効果的

筋トレを行うとバストが大きくなると思われがちですが、バストのほとんどは脂肪でできているため、バストそのものを鍛えるのは難しいようです。そこで、バストの下にある胸筋に注目することが大切です。

胸筋には天然ブラジャーのような役割があるため、自分に合った筋トレを続けて、胸筋の機能を高めると、バストアップや育乳に役立つでしょう。

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この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール