マッサージで美しい胸の形が手に入る?
バストの悩みQ&A

マッサージで美しい胸の形が手に入る?

マッサージの効果で美しい胸の形が手に入れることが期待できます

マッサージをすることで胸の周りの血行を良くしリンパの流れをスムーズにすることで、胸の形の改善が期待できるのです。

血流やリンパの流れが良くなると胸にハリがでることにつながるため、胸の形が下がりにくくなりきれいな形になる可能性があります。また胸はデコルテから痩せていくといわれますが、マッサージではデコルテまで改善できる見込みもあるのです。

マッサージにはリンパマッサージや乳腺マッサージなどがあります

マッサージにはリンパマッサージや乳腺マッサージなどがあります
胸は90%が脂肪で残りの10%は母乳を作る乳腺でできています。バストは乳腺の周りに柔らかい脂肪が集まってできているという構造をしているため、マッサージによって乳腺の発達を促す効果が得られると胸のハリが出やすくなるでしょう。

現代では運動不足などから代謝が低く、冷え症の女性もいますが、胸の形を維持するためにも冷え症を引き起こす血行不良を改善させるとよいです。リンパマッサージをすることで血流やリンパの流れを促進させるため乳腺や脂肪に必要な栄養を届けやすくなり、細胞から出る老廃物の排泄が促されることが期待できるでしょう。

また血流が良くなることで女性ホルモンがバストに届きやすくなります。そのために女性ホルモンの働きや乳腺マッサージで乳腺に刺激を与えることで乳腺の発達が促され、胸のハリの改善が見込めるのです。

マッサージを行うのは身体が温まった入浴後が適しています。入浴後にマッサージ用のクリームなどを使用して、胸に強い力が加わらないようにやさしくマッサージを行うとよいでしょう。

マッサージのやり方が悪いと逆に胸の形が悪くなる可能性があります

マッサージのやり方が悪いと逆に胸の形が悪くなる可能性があります
胸の形を美しくするための乳腺マッサージですが、マッサージのときに強い力で行うなどやり過ぎてしまうと逆に胸の形が崩れる原因になることもあります。

胸の乳腺や脂肪はクーパー靭帯という組織で支えられてハリを保っているのですが、クーパー靭帯は強いマッサージによる負担で伸びてしまうといわれています。クーパー靭帯が伸びると胸を支える力がなくなってしまい、徐々に胸が垂れて形が崩れやすくなるでしょう。

さらにクーパー靭帯は一度伸びてしまうともう戻らない性質があるため、負担をかけずにできるだけ長い期間よい状態を維持することが胸の形を美しく保つためのポイントといえます。クーパー靭帯はコラーゲンを主成分として構成されている組織です。

走ったときの胸の揺れなど少し強い力がかかるだけでもでもかなりの負担になり徐々に伸びてしまうといわれているため、マッサージを行うときにはクーパー靭帯に負担にならないよう力を入れすぎないで行いましょう。乳腺マッサージを行っているサロンで、正しいマッサージを受けることが美しい胸の形を作りやすく安心な方法といえます。

胸の形は20代後半からエイジングが始まるといわれています

胸の形は20代後半からエイジングが始まるといわれています
胸の形は10代から大きくなり始めて20代で丸みのある胸の形が完成するのですが、20代後半にはすでにエイジングが始まるといわれています。

胸を作っている大切な乳腺は女性ホルモンの影響を受けて発達します。乳腺が発達していると胸に脂肪がつきやすくハリのある胸の形になるといわれていますが、乳腺に影響を与える女性ホルモンの分泌は20代をピークにどんどん下がり始めるのです。

年齢に個人差はありますが閉経をむかえる50代頃には女性ホルモンの減少により、胸にハリがなくなりしぼみ始める可能性もでてきます。

また日常生活でクーパー靭帯に負荷がかかっているために、徐々に伸びて胸のたるみや下垂が生じるのです。胸は加齢とともに変化が生じやすい場所なため、何もしないとどんどん形が崩れていくでしょう。

このようなエイジングによる胸の形の崩れを予防するためには、日常的にバストケアを行うことが大切といえます。

美しい胸の形を作っているクーパー靭帯や成長ホルモンの働きを高めるためには胸に合うブラジャーをつけて胸を保護しながら、早めに乳腺マッサージやストレッチなどのバストケアを取り入れるといいでしょう。

まとめ

1.マッサージの効果で美しい胸の形が手に入れることが期待できます

マッサージで血流やリンパの流れを良くすることで、痩せやすいデコルテや下垂が気になる胸にもハリが出るといわれています。

胸にハリが生じることで下がりにくい形のよい胸を維持しやすくなるのです。

2.マッサージにはリンパマッサージや乳腺マッサージなどがあります

胸はハリのある乳腺の周りに柔らかい脂肪が集まる形で作られています。

マッサージで乳腺を刺激して乳腺の発達を促したり、血流を良くして女性ホルモンや栄養を胸に届けたりすることで胸の形の改善が期待できます。

3.マッサージのやり方が悪いと逆に胸の形が悪くなる可能性があります

乳腺マッサージなどのマッサージは力を入れすぎると逆に胸の形が崩れるといわれています。

胸の形を支えるクーパー靭帯は強い力がかかると伸びてしまい胸を支える力が弱くなるため、クーパー靭帯の負担にならないよう適度な力で行いましょう。

4.胸の形は20代後半からエイジングが始まるといわれています

胸の形は女性ホルモンの減少が始まる20代後半から崩れ始めるといえます。

エイジングによってクーパー靭帯の伸びも生じることから胸の形は変化する傾向にあるのです。
早めにマッサージやストレッチなどのバストケアを取り入れていきましょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール