バストの悩みQ&A

憧れの美しい谷間を作る!離れ乳の原因と改善法

谷間は美しいバストの象徴。
しかし、バストが離れていて、なかなか谷間ができないというお悩みも少なくありません。
今回は、離れ乳の原因や改善方法などを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

離れ乳の原因


まずは、離れ乳の原因について解説します。
6つ紹介しますので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

胴の形が丸い

胴の断面が楕円形ではなく、丸に近いと、離れ乳になりやすい傾向にあります。
丸胴とは、体の正面と横の厚みが大体同じくらいか、正面からみた方が細く見える場合です。
丸胴は、バストの土台となる肋骨のラインがカーブしています。
楕円形の胴(平胴)だとバストは正面を向きますが、丸胴の場合は肋の曲面にバストが付くので、外側を向きやすいのです。

体の歪み

骨盤が歪むことで、背骨や肋骨にも歪みが生じ、その結果バストの形が崩れてしまうことがあります。
バストの土台である肋骨が歪むことで、バストが離れやすくなってしまうのです。

小胸筋や大胸筋が衰えている

バストの土台となる、大胸筋や小胸筋が衰えると、バストの形が崩れて離れ乳になることがあります。
バスト周りの筋肉は、日常生活であまり使うことがないため、年齢とともに衰えやすいのです。

バストの脂肪が脇や背中に流れている

自分のバストに合わないサイズのブラジャーを着けていたり、ノーブラで過ごす時間が長かったりすると、バストの脂肪が脇や背中に流れやすくなります。
30代以降は特に、ホルモンバランスの変化でバストの肉質が柔らかくなって流れやすくなるので、注意が必要です。

クーパー靭帯が伸びたり切れたりしている

バストを支えているクーパー靭帯が伸びたり切れたりしていると、バストの形を維持できずに離れ乳になってしまいます。
バストの揺れや、ノーブラなどは、クーパー靭帯に負担をかける行為です。

肥満

過度な肥満は、バスト周りの脂肪が増えて、バストが横に広がる原因になります。
バストの外側の脂肪が多いと、その重みでバストが両側に離れやすくなるのです。

美しいバストの条件

美しいバストの条件
美しいバストには、いくつかの条件があります。
美しいバストの条件を知っておくことで、今のバストをどのように改善したら良いかが明確になりますので、確認しておきましょう。

バストトップが二の腕の半分より上にある

バストトップが、肩と肘を結んだラインの半分の位置にあるのが理想のバストの高さ。
A〜Cカップの場合は、半分より上にあると若々しい印象になります。
バストトップが二の腕の半分より下にある場合は、バストの下垂が始まっている可能性があるので、日頃から鏡でチェックする習慣をつけましょう。

くっきりとバージスラインがある

バージスラインとは、バストの輪郭です。
バージスラインがないと、バストが実際のサイズよりも小さく見えたり、幼い印象になったりしがち。
バスト周りの筋肉が硬くなっていると、バージスラインがぼやける原因になりますので、バージスラインに沿ってマッサージしてコリをほぐすことが大切です。

デコルテにふっくらとハリ&弾力がある

美しいバストには、デコルテのふっくら感も重要。
バストのエイジングはデコルテやバスト上部のそげから始まることが多いです。
デコルテが凝ってリンパの巡りや血流が滞ると、デコルテがそげやすくなるので、鎖骨周りや脇の下などをほぐしておきましょう。

バストに弾力がある

硬すぎず、柔らかすぎず、適度なハリ感のあるバストがベスト。
年齢とともにバストの肉質は柔らかくなっていきますが、ハリ感を維持できるように、バランスの取れた食事や適度な運動などが大切です。

離れ乳の人によくある悩み

離れ乳の人によくある悩み
離れ乳の方は様々な悩みを持っているもの。
ここでは、離れ乳の人によくある悩みを紹介します。

谷間ができない

両方のバストが離れてしまっている離れ乳は、谷間ができにくいのが大きな悩み。
胸元の空いた服を着ると、胸元が貧相に見えてしまうこともあります。
カップ数は十分あるのに谷間ができないことも。
バストが離れているため、カップの外側からバストのお肉がはみ出てしまうこともあるので、ホールド力の高いブラジャーを着けてこまめに入れ込み直すことが大切です。

老けた印象にみられやすい

離れ乳を放置していると、脇や背中にバストの脂肪が流れてしまうことがあります。
これによって体型が崩れて見えたり、胸元が寂しく見えたりして、老けた印象にみられることがあるのです。

バストのボリュームが出にくい

離れ乳はバストが離れてしまっているので、実際のバストのサイズよりも、小さくみられることが多いのも事実。
自分のバストに合うブラジャーでしっかりバストメイクすることで、バストを綺麗に見せることもできます。

離れ乳の改善方法

離れ乳の改善方法
離れ乳は、正しいケアを行うことで改善することができます。
7つの方法を紹介しますので、できるものから実践してみましょう。

骨盤の歪みを改善する

体の歪みを治すために、体の要となる骨盤の歪みにアプローチすることが効果的です。
自分でできることとしては、お尻歩きや、膝を立てて仰向けになり左右に足を倒すエクササイズがあります。
筋肉が硬くなっていると、歪みも治りにくいので、コリへのアプローチも合わせて行いましょう。
毎日湯船に入って体を温め、足から腰にかけて流すようにマッサージしてください。

正しいサイズのブラジャーを着ける

離れ乳を改善するには、自分のバストに合った正しいサイズのブラジャーを着けることが大切です。
女性の7割が間違ったサイズのブラジャーを着けているという調査結果もあるほどで、フィッターさんにみてもらわずにブラジャーを購入している人は要注意。
ブラジャーを購入する際には、必ず下着のプロにアドバイスをもらうようにしましょう。

ホールド力の高いブラジャーを着ける

離れ乳の場合、ブラジャーの外側からバストがあぶれやすいので、ホールド力の高いブラジャーがおすすめです。
ホールド力の高いブラジャーの特徴は以下の通りです。

  • ・脇高である
  • ・ホックが3段である
  • ・ストラップが太め(1cm〜1.5cm)

バストを中央に寄せてくれるL字ワイヤーのブラジャーを試してみるのも良いでしょう。

ブラジャーを正しく着ける

実はブラジャーを正しく着けられている人は少なく、多くの人が間違った着け方をしています。
バストが元々ある位置ではなく、しっかり持ち上げた位置で着けましょう。
ストラップとカップの境目が脇の下にくるのが目安です。
アンダーの背中部分には指3本、それ以外の部分には指2本が入るきつさが適切。
ストラップと肩の間には指が1本すっと入るのが正しいきつさです。

ナイトブラを着ける

ナイトブラの着用も、離れ乳の改善には効果的です。
寝ている間は、バストが脇や背中に流れやすいので、ノーブラで寝ると離れ乳に拍車をかけることに。
離れ乳の人こそ、ナイトブラを着用して寝る習慣を着けましょう。
ナイトブラがきつすぎると睡眠の妨げになることがありますので、適度なきつさのものを選ぶことが大切です。
呼吸が苦しくなく、寝返りの際にバストの揺れを軽減してくれるものがベストです。

バスト周りの筋肉をほぐす

バストの周りの筋肉が凝っていると、硬くなった筋肉に引っ張られてバストがより離れやすくなります。
特に、脇の下や肩甲骨から肋にかけて、コリをしっかりほぐしましょう。
マッサージをする時には、肌を擦らないよう、クリームやオイルなどを付けて行ってください。

マッサージの方法をお伝えしますので、ぜひ実践してみてください。
・バージスラインをほぐす
バージスラインに沿ってバストの土台をほぐします。
手をグーにして、指の第2関節を使って、気持ちの良い強さでほぐしましょう。

・バストの外側〜肩甲骨にかけてほぐす
手をグーにしたまま、バストの外側から肩甲骨までをほぐしていきます。

・脇の下をほぐす
脇の下にはリンパ節があり、ほぐすことでバスト周辺の巡りが良くなります。
手の親指以外の4本を脇の下に当てて、気持ち良いくらいの強さでゆっくりほぐします。
強すぎると逆効果になることもあるので、気を付けましょう。

食生活に気を付ける

離れ乳を改善して美しいバストを作るには、食生活の改善も大切です。
特に意識して摂りたい栄養素をピックアップしますので、参考にしてみてください。

・たんぱく質
バストは脂肪と結合組織でできているので、たんぱく質を摂ることで結合組織を強化でき、バストの形を整えやすくなります。
たんぱく質が多く含まれる、肉、魚、卵、豆類、乳製品などを積極的に摂るよう心がけましょう。
動物性たんぱく質である「肉、魚、卵、乳製品」と、植物性たんぱく質である「豆類」が、1:1の割合になるように取り入れてください。

・ビタミンC
ビタミンCは、体内でのコラーゲン合成を助ける働きがあります。
バストを支えているクーパー靭帯の主成分はコラーゲン。
ビタミンCを摂ることで、クーパー靭帯を健やかに保てるようになるのです。
ビタミンCが含まれている食材には、柑橘系の果物、いちご、キウイ、トマト、ピーマン、ブロッコリーなどがあります。

・食物繊維
食物繊維をしっかり摂ることで、腸内環境を整え、取り入れた栄養素を吸収できる土台を作ってくれます。
また腸内環境が整うことで、老廃物や余分な脂肪などを体外に排出できるので、ボディーラインを整えやすくなるのです。
食物繊維を摂取するには、野菜、果物、海藻類、穀物などをバランスよく食べる必要があります。

・水分
血液の半分は水分でできているため、水分が不足すると、血液の全体量が減ってバストに栄養が届きにくくなります。
1日に1.5〜2Lを目安に水分を飲むよう心がけましょう。
一度にたくさん飲んでも吸収できずに排出されてしまうので、1回に飲む量はコップ1杯分(200mL)を目安にしてください。

正しいケアで離れ乳を改善しよう!

正しいケアで離れ乳を改善しよう!
正しいケアを行うことで、離れ乳の改善は可能です。
今回紹介した方法の中から、できそうなものを一つずつ習慣にしていきましょう。
日々の積み重ねが、将来のあなたのバストを左右します。
自分でケアを続けられる自信のない方は、バスト専門サロンp-Grandiにお気軽にご相談くださいね。

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育乳専門サロンp-Grandi
 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール