バストアップのQ&A

バストの大きさと遺伝?その関係性のありなし

バストの大きさと遺伝の関係は?今からバストアップする方法も

バストは遺伝によるものと諦めている方も少なくありませんが、実は遺伝以外の要素も大きく関わっています。
今回は、バストの大きさと遺伝の関係性や、遺伝に関わらずバストアップする方法を紹介します。

バストの大きさと遺伝の関係性

バストの大きさと遺伝の関係性
遺伝は少なからずバストの大きさに関係していますが、その確率は30〜40%。
しかも、バストの大きさそのものが遺伝するのではなく、ホルモンのバランス、筋肉や脂肪の付き方などが遺伝した結果として、バストの大きさや形が似てくるのです。

逆に言えば、60〜70%は遺伝以外の要因によって決まっています。
バストの大きさや形を左右している要因を知っておけば、遺伝に左右されずにバストアップする方法が見えてくるはずです。

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バストの大きさを左右する要因

バストの大きさを左右する要因
遺伝以上にバストの大きさを左右する要因のほとんどは、日々の過ごし方にあります。
特にバストが成長しやすい18〜20歳ごろまでの過ごし方が大きく関わっているのです。
今回は、4つの要因をお伝えしますので、一つ一つ確認しておきましょう。

睡眠

バストが成長するために必要不可欠な女性ホルモンや成長ホルモンは、寝ている間に最も多く分泌されます。
学生時代に、部活動や勉強で睡眠時間を削っていた方は、バストが十分に成長し切らなかった可能性があります。

米国国立睡眠財団による睡眠時間の推奨は、6〜13歳では9〜11時間、14〜17歳では8〜10時間とされています。

食習慣

成長期に、バストの成長に必要な栄養素をしっかり摂れていたかどうかも重要です。
バストの元になるたんぱく質や、ホルモンの材料となる良質な脂質、各栄養素の働きを円滑にするビタミンミネラルなどが不足しているとバストが育ちにくくなります。
糖質中心の食生活を送っていたり、食事よりもお菓子などを多く食べていたりする場合には、今からでも食習慣の改善が必要です。

ストレス

ストレスが過剰にかかった状態だと、女性ホルモンの分泌が滞りやすくなります。
成長期にストレスを多く受けていた場合、女性ホルモンが正常に分泌されず、バストが育ちにくい状態に。
受験や人間関係のトラブルも多い時期なので、思い当たる方も多いでしょう。

ラクトゲン受容体

ラクトゲン受容体とは、女性ホルモンや成長ホルモンの受け皿のようなもので、乳腺に存在しています。
どんなに女性ホルモンや成長ホルモンが分泌されていても、ラクトゲン受容体がないと、ホルモンが乳腺に作用できない仕組みになっています。

しかしこのラクトゲン受容体、発達する時期が10〜30歳くらいまでと個人差が大きいのが特徴。
10代の成長期までにラクトゲン受容体が発達していた人と、それ以降に発達した人では、バストの成長のしやすさが大きく変わってきます。

規則正しい生活習慣を送っていたにも関わらず、成長期にバストが大きくならなかった人は、ラクトゲン受容体が発達するのが遅かった可能性も考えられるのです。

遺伝に関係なくバストアップする方法

遺伝に関係なくバストアップする方法
遺伝がバストの大きさに関係している割合が30〜40%なら、遺伝に関わらずバストを大きくすることは可能です。
5つの方法を紹介しますので、できるものから実践してみてください。

食生活を見直す

食生活は、バストを左右するとても大きな要因です。
特に、以下の4点に気を付けましょう。

たんぱく質を積極的に取り入れる

たんぱく質は、バストの土台である筋肉やあらゆる細胞の元になっています。
肉・魚・卵・豆類・乳製品に多く含まれるので、毎食どれかの食材を取り入れるよう意識しましょう。

ビタミンミネラルを不足なく取り入れる

ビタミンミネラルがないと、各栄養素が本来の働きをすることができません。
また、抗酸化作用や血行促進作用など、バストアップに効果的なビタミンやミネラルもあります。
どれかのビタミンミネラルだけを摂れば良いのではなく、バランス良く取り入れることが大切。
1日に両手いっぱいの野菜を食べられるよう心がけましょう。
生で食べる以外にも、焼いたり蒸したりと調理方法を工夫するのがおすすめです。

良質な脂質も必ず取り入れる

悪者扱いされがちな脂質ですが、バストアップにおいてとても重要な役割を果たしています。
良質な脂質とは、オメガ3脂肪酸。
ホルモンの材料となったり、柔らかく質の良い細胞膜を作ったりします。
亜麻仁油、えごま油、魚、くるみなどに含まれているので、食事に取り入れてみてください。
オメガ3脂肪酸は熱に弱いので、ドレッシングとして取り入れたり、魚はお刺身で食べたりするのがおすすめです。

糖質(炭水化物)は適量取り入れる

炭水化物は一切食べないという糖質制限もありますが、バストアップの観点からいうとNG。
三大栄養素である炭水化物もバランス良く取り入れましょう。
ごはんであれば、自分の拳1つ分が1食の目安量です。

睡眠習慣を見直す

睡眠習慣を見直す
バストを育てるには、睡眠習慣の見直しが非常に大切です。
寝ている間には、バストの成長に欠かせない女性ホルモンや成長ホルモンが最も多く分泌されるので、バストが成長しやすい時間帯なのです。
睡眠時間は1日7〜8時間ほど確保するのがベスト。

また、睡眠時間だけでなく、いかに質の良い睡眠をとるかも大切です。
睡眠の質を高めるための方法を5つ紹介します。

夕方から徐々に部屋の明かりを落とす

睡眠ホルモンであるメラトニンは、暗くなると多く分泌されます。
外が暗くなるのに合わせて部屋の明かりを落としていくことで、メラトニンが分泌されて深い眠りに就きやすくなります。
夕方以降の明かりは、夕日の色と同じオレンジ色がおすすめです。

寝る3時間前までに夕食を済ませる

食べ物の消化途中で寝てしまうと、内臓が十分休めません。
眠りも浅くなり、疲れも取れにくくなってしまうので、夕食は早めに済ませましょう。
寝る3時間前には食べ終えていると良いですね。

入浴は寝る1時間半〜2時間前に済ませる

体温が上がって下がる時に、スムーズに入眠できます。
入浴後、1時間半〜2時間後に体温が下がり始めるので、その時間を見越して入浴しましょう。

寝る1時間前からはブルーライトを浴びない

ブルーライトは、睡眠ホルモンメラトニンの分泌を抑制します。
また、交感神経を刺激して脳を興奮状態にしてしまうのです。
スムーズな入眠や、深い眠りの妨げとなるので、寝る前にはスマホやテレビなどのブルーライトを浴びないようにしましょう。

お風呂習慣を見直す

睡眠習慣を見直す
お風呂は、全身の血流を良くし、1日の冷えをリセットするチャンス。
湯船に浸からずシャワーだけで済ませているという方は、まだまだ改善の余地があります。
以下の3つのことに気を付けてみてください。

毎日湯船に浸かる

シャワーで済ませず、毎日湯船に浸かるのがバストアップのコツ。
毎日の入浴を習慣にすることで、体の巡りが改善され、バストアップ体質に近づけます。

湯船の中で体のコリをほぐす

湯船に浸かっている時は、体が温まっているので、体のコリをほぐしやすい状態です。
鎖骨や脇などのリンパ節や、首・肩などコリが溜まりやすい部位、足や手など酷使しやすい部分など、日替わりでほぐすのも良いですね。
時間があれば、毎日じっくり全身をほぐしてみてください。
筋肉が緩むことで、バストの形が整ったり、栄養が届きやすくなったりと、良い影響を与えられます。

お風呂の後はバストを保湿する

お風呂上がりは、体温が上がっているのと、ボディーソープで体の皮脂が取り除かれているので、皮膚が乾燥しやすい状態です。
バストの皮膚は、顔と同じように薄いので、しっかり保湿することが大切。
顔のスキンケアを行うついでにバストの保湿も習慣付けましょう。
バスト専用のジェルやクリームがおすすめですが、なければ肌に合う化粧水や乳液で代用することも可能です。

運動習慣を見直す

睡眠習慣を見直す
バストを育てるために良い運動習慣を覚えておきましょう。

適度な運動を取り入れる

適度な運動によって血流が良くなるので、バストに栄養素やホルモンが届きやすくなります。
また、運動によってリラックス効果も得られるため、ストレス解消に繋がり、自律神経や女性ホルモンにも良い影響を及ぼすのです。

バストが揺れる激しい運動は避ける

ジャンプ動作やランニングなどはバストを揺らして、クーパー靭帯を傷つける可能性があります。
おすすめなのは、ウォーキングやヨガ。

どうしても激しい運動を行う時には、ホールド力が高いスポーツブラを着けて、さらに上からバストバンドをするとバストの揺れを軽減できます。

ブラジャーを見直す

ブラジャーがバストに与える影響はとても大きいものです。
半年以上同じブラジャーを着けているという方は要注意。
ブラジャーを見直すことで、バストアップが格段に加速していきます。

自分に合ったブラジャーを選ぶ

まずは、自分のバストに合ったブラジャーを選ぶことが大切です。
しかし、実は7割もの女性が自分のバストに合ったブラジャーを選べていないのが現実。
実際には、カップが小さく、アンダーがゆるいものを着けている方が多いのです。
ブラジャーを選ぶ時には、脇や背中のお肉をカップに入れ込んでバストメイクしましょう。
いつも自己流で選んでいる方は、ぜひ一度、フィッターさんにみてもらいながら選んでみてください。

カップやアンダーのサイズだけでなく、ワイヤーの形の種類や、ストラップが付いている位置、サイドベルトの太さなど、ブラジャーによって設計や特徴は様々です。
必ず試着して、自分に合っているかチェックしてから購入しましょう。

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正しくブラジャーを着ける

ブラジャーを着ける位置が低すぎる人がとても多いです。
バストが元々ある位置にブラジャーを着けていませんか?実はこれがNG。
バストをしっかり持ち上げて、これ以上は上がらない位置でブラジャーを着けるのが正しい着け方です。

ブラジャーのカップとストラップの境が脇の下あたりに来るようにして、はみ肉が出ないように着けましょう。
脇や背中のお肉もしっかり入れ込んでくださいね。

遺伝に負けずバストアップを目指そう!

遺伝は少なからずバストの大きさに関係していますが、その割合は高くありません。
正しいアプローチをすれば、遺伝に関わらずバストアップを目指すことは可能です。

今回紹介した方法の中で、実践しやすいものから順番に取り組んでみてください。
継続していくことで、バストに何かしらの変化が見えてくるはずです。
楽しみながらバストアップに取り組んでいきましょう!

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール