妊娠、授乳、卒乳後もバストサイズをキープしよう!
バストの悩みQ&A

妊娠・授乳・卒乳後もバストサイズをキープしよう!

(2020.03.11 追記)

胸を美しく保つための意識をもつことが大事

約7割のママさんが、妊娠・出産・授乳で胸の形や大きさが変わったと実感しているデータがあります。

妊娠すると、体は赤ちゃんのために準備を始めます。そして出産、卒乳と胸はめまぐるしく変化します。

できれば授乳、卒乳しても豊かで素敵なバストラインでいたいですよね。「大切なおっぱいを守りたい」という意識を持つことで、胸の大きさと形を美しくキープすることができます。

ここでは、妊娠による体形変化のメカニズムと、きれいで豊かな胸をキープする方法をご紹介していきます。

妊娠と出産後に胸の大きさや形が変わってしまうって本当?

妊娠と出産後に胸の大きさや形が変わってしまうって本当?
妊娠と出産後は、胸の大きさや形が変わってしまいます。それは、母乳を作り赤ちゃんを育てる体になるために必要なことなのです。

その原因は大きく2つあります。

まず、妊娠すると、女性ホルモンが増加し、だんだんと赤ちゃんを育てるための体に変化し、胸が大きくなります。そして出産後は、妊娠中増加していた女性ホルモンの量に変化が生じ、授乳でその役目が終わると大きくなった乳房が徐々にしぼんでいきます。つまり、妊娠して急激に大きくなった胸が、小さくなるときに形も変わってしまうのですが、たとえるならば、ふくらんだ風船の空気を抜いたときと似ています。

もう一つの原因は、胸が大きくなることで、胸を支えているクーパー靱帯(じんたい)が伸びてしまうことが考えられます。クーパー靱帯はゴムのようなもので、一度伸びてしまったクーパー靱帯は完全には復活しないため、産後に胸の形が変わってしまうのです。

赤ちゃんを出産し、育てるために胸の形が変化していくのは当然のことです。ですが、諦めないで対策をしていきましょう。

妊娠2ヵ月目から胸に変化があります

妊娠中は、頻繁にバストサイズが変わりますが、どのように変化していくのでしょうか?見ていきましょう。

妊娠2ヵ月目

乳腺の発達により胸が大きくなります。ただ、妊娠前とは違って前に高く大きくなるのではなく、乳房の下半分から脇へと大きくなります。

妊娠3ヵ月目

乳腺が活動を始めるためボリュームは2/3カップほど増加します。また、この頃になるとわずかな刺激にも敏感になってきます。

妊娠5ヵ月目

さらに乳腺が発達し、ボリュームは1.5カップほど増加し、バストの重みで下垂しやすくなります。

妊娠8ヵ月目

ボリュームは2カップ近く増加し、乳房の張りも強くなり、乳頭は敏感な状態になります。

一般のブラジャーはバストを美しく補整するためのもので、急激なバストの変化に対応して作られていません。そのため、胸を強く圧迫してしまうことがあります。

また、妊娠中のバストは、普段よりもとても敏感な状態になっています。なので妊娠とわかったらマタニティブラを準備しておきましょう。

マタニティ専用のブラに変えることは、授乳後の下垂を防ぐポイントでもあります。

出産後から卒乳期まで胸はめまぐるしく変化します

出産後から卒乳期まで胸はめまぐるしく変化します
出産後のバストはめまぐるしく変化します。慣れない育児で大変な時期ですが、ママ自身のバストのケアも同時に始められるといいですね。

では出産後、バストはどのように変化するのでしょうか?

出産後2~3日目

ここをピークに乳腺の活動が活発になり、バストはますます重く大きくなります。授乳機能のついたブラジャーできちんとバストを支えましょう。

出産後1ヵ月目

乳腺の活動がいっそう活発になり、バストはますます大きく重くなります。また、下垂しやすい状態になってきます。

出産後3ヵ月目

バストはサイズダウンしはじめます。そして、下垂やたるみが気になるようになってきます。

出産後6ヵ月目

授乳の機会が減ってくるにつれて全体的なボリュームやハリが減退してきます。

育児に大変な時ではありますが、このときにお手入れすることが胸の形と大きさを保つポイントです!

完全に卒乳したら普段のブラジャーに切り替えられますが、妊娠前とサイズが変わっている可能性があるのでサイズのチェックをきちんとすることがおすすめです。

体形の変化に合わせて、下着選びをプロに相談してみるのも良いでしょう。

産後は美乳づくりの最大のチャンス!

産後の体はとてもデリケートな状態です。まずは母体の回復を優先させましょう。

胸の形が気になっても無理をしないことを心がけて、取り入れやすいちょっとした習慣から始めてみませんか?

授乳するときの姿勢を工夫してみましょう
  1. まず、骨盤を立てて背筋を伸ばして座りましょう。
  2. そして、授乳のときは、赤ちゃんをおっぱいの高さに合わせるように、授乳枕やタオルなどで、姿勢をキープします。

赤ちゃんの口元に乳首があれば、おっぱいを下に引っ張られることがないので、美しい胸をキープできます。それだけではなく、乳管がまっすぐになるので乳腺炎の防止にもなります。

抱っこ紐やママバッグを持つときはおっぱいを保護する意識を持ちましょう

抱っこ紐&大容量のママバッグを持ってお出かけをするときは、無意識のうちに大事なおっぱいを押しつぶしてしまっている可能性があります。抱っこ紐やママバッグで脇のリンパを締め付けたり、おっぱいのふくらみを潰したりしないよう調整しましょう。

母乳は左右均等に上げましょう。

片方の胸ばかりで授乳をしていると、その胸の方ばかりが大きくなるといわれています。左右で胸の形が違ってしまう原因の1つになりますので左右均等に授乳しましょう。

授乳期に始めるバストケア5つのポイント

授乳期に始めるバストケア5つのポイント
ママになると赤ちゃんのことで頭がいっぱいになりますが、ほんの少しだけ「自分の美しい胸を取り戻そう」という意識を持つことが大事です。

そこで、産後の胸を改善する5つのポイントを簡単にご紹介します。

1.体に合った下着の選び方でクーパー靱帯を守りましょう。

一番大事なことはバストのサイズに合ったブラジャーを着用することです。
授乳中はバストサイズが微妙に変化しやすいので、適宜サイズを調整しやすいマタニティブラを着用することをお勧めします。
マタニティブラはサイズが変わりやすい妊娠中のバストに柔軟に対応して、クーパー靱帯を守ってくれます。
寝ているときもしっかりバストの形を維持できるようにナイトブラも合わせて活用しましょう。

2.正しい授乳の姿勢が大事です

授乳をするときに赤ちゃんに引っ張られてクーパー靱帯が伸びきってしまう可能性もあります。
赤ちゃんとバストの高さが同じくらいになるように調整すると、赤ちゃんも吸いやすく、ママも楽な姿勢で、赤ちゃんにおっぱいを引っ張られることを防ぐことができます。
添い寝スタイルで授乳する添え乳は、ミルクを戻す危険性があることと、胸の形が崩れやすくなるので注意しましょう。

3.マッサージでリンパや血液の流れをよくしましょう。

顔の肌と同様に、バストも乾燥すると弾力を失い、たるみやすくなります。
クリームやオイルを使って保湿し、マッサージでリンパの流れをよくしましょう。

4.筋トレでバストの土台を整えましょう。

卒乳後、乳腺が減るとデコルテのボリュームも減少していきます。
それをケアするには大胸筋を鍛えることが大事です。
合掌のポーズや腕立て伏せがオススメです。

5.バストの成長に役立つ食事を取りましょう。

バストアップに有効といわれる食材は、鶏肉などのタンパク質、キャベツなどのホルモンに働きかけるボロン、豆腐や豆乳などのイソフラボンです。バストに必要な栄養が十分に行くように無理せず少しずつでも取り入れましょう!

胸の形と大きさを守るマタニティーブラジャーの選び方

マタニティブラには、2つの働きがあります。

  • 赤ちゃんにミルクをあげるため
  • ママの大事なおっぱいを守るため

赤ちゃんのミルクを作るために、お母さんの体は乳腺と乳管が発達します。マタニティブラは、バストを正しい位置に保ち乳腺の発達を妨げないようにサポートしてくれます。

また、大きく重くなるバストを支えて下垂を防いでくれます。マタニティブラを着けるタイミングは、妊娠がわかったときです。妊娠するとバストは変化していきますので、大きさと形を守るために妊娠がわかったらすぐにマタニティブラを着けましょう。

マタニティブラの選び方について期間を3つに分けてご紹介していきます。

1.産前・妊娠中

この頃は、まだお仕事されている方も多いでしょう。お仕事中やお出かけの際は、シルエットをすっきり見せてくれるワイヤータイプのマタニティブラを選ぶとよいでしょう。
つわりがひどい時期や、ブラジャーが窮屈と感じるときはノンワイヤータイプのハーフトップがおすすめです。

2.出産・入院準備

スポーツブラのようなタイプのハーフトップであれば、横になっていても楽に過ごせます。

3.産後

授乳しやすい、胸をさっと出せる「授乳ブラ」がおすすめです。
デザインも豊富で、バスト全体が出せる「フロントオープン」や、ワンタッチでさっと胸を出せる「ストラップオープン」、片手でさっと授乳できる「カシュクールオープン」などがあります。

赤ちゃんや自分のためにも、授乳しやすく、胸をしっかりホールドしてくれるブラジャーを選ぶとよいでしょう。

産後、卒乳後の胸を美しくするマッサージ

産後、卒乳後の胸を美しくするマッサージ
美しい胸の形と大きさを守るにはマッサージは欠かせません。リンパの流れをよくすることで形と大きさを保つことができます。

簡単なマッサージの仕方を2つご紹介します。

デコルテマッサージ

血行不良やリンパの流れが悪くなることも、デコルテが痩せて胸がしぼんでしまう原因だといわれています。
血行を促進して血行やリンパの流れをよくするにはマッサージをしてみましょう。

  1. デコルテ部分、鎖骨の下に、人差し指、中指、薬指を当てます。
  2. 外側から内側に向かってリンパを流すようにマッサージ。

これを1分程度繰り返します。

バストくるくるマッサージ

胸を支えている大胸筋をほぐすマッサージです。

  1. 右手で右の胸を下から支えるように持ちます。
  2. 左手で右胸の上の大胸筋をほぐすように、くるくると1分程度マッサージしていきます。痛くない程度にしましょう。
  3. 反対側の胸も同様に行います。

いずれも体が温まっている入浴中や、お風呂上がりに実践すると効果的です。顔の肌と同様にバストも乾燥すると弾力を失うので保湿をしてハリを出しましょう。

休日は赤ちゃんを旦那様に見てもらって、自分の時間を少しでも作ってみてはいかがでしょうか?

胸を美しくするエクササイズ

女性にとってデコルテは美しさのポイントでもあります。そんなデコルテをふっくらと盛り上げるためには大胸筋を鍛えることがポイントです。

筋トレが苦手な方でもできる簡単なエクササイズを2つご紹介します。

合掌のポーズのやり方
  1. 背筋を伸ばして両手を合わせます
  2. 顔の前まで腕を上げて5秒キープ
  3. そのままおへそまで下げて、5秒キープ!

いかがですか?とっても簡単ですよね!短時間で簡単にできるので挑戦してみてくださいね。

壁腕立て伏せのやり方
  1. 壁の前に、腕をまっすぐ前に伸ばしたときよりやや長めの位置に立ちます。
  2. 足は肩幅に開き、手は肩の幅に開いて壁に手をつきます。
  3. 息を吸いながら肘を曲げ、次に息を吐きながら肘を伸ばします。ポイントは、かかとが床から離れないことと、なるべく体が一直線になるようにすることです。
  4. この動きを10~15回で1セットとして、1日2セットを目安に行いましょう。

大胸筋は胸の土台となっているので、鍛えることでバストアップが期待できます。どこでも簡単にできるエクササイズなので挑戦してみてくださいね。

胸の美しさを取り戻す食材たち

胸の美しさを取り戻す食材たち
バストアップに効果的な食材にはどんなものがあるでしょうか?効果的な5つの栄養成分をそれぞれの効果と含まれる食材の一例と共にご紹介します。

①タンパク質

三大栄養素の一つであるタンパク質は、胸を支える筋肉を増強してくれ、バストを上向きにしてくれます。
産後の体は栄養が不足がちになるといわれています。

  • 鶏肉
  • マグロ
  • 牛乳
  • チーズ
  • 大豆類 など
②ボロン

耳馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、ボロンは女性ホルモンのエストロゲンの分泌を高める効果があります。ただ、熱に弱いので、サラダなどで摂取しましょう。

  • キャベツ
  • 海藻類
  • リンゴ
  • レーズン
  • アーモンド など
③大豆イソフラボン

大豆イソフラボンを摂ることで女性ホルモンが活性化、促進され、丸みのあるバストを作る手助けをしてくれます。

  • 納豆
  • 豆乳
  • 枝豆
  • 味噌 など
④ジオスニゲン

ジオスニゲンは、乳腺へ働きかけてバストを大きくする効果が期待できます。それだけでなく、抗酸化作用があり若返りの効果が期待されています。また、脂質代謝を上げる効果もあります。

    ・長芋
⑤ビタミンA

ビタミンAは、乳房の張りの改善に効果的といわれます。

  • レバー
  • うなぎ
  • にんじん
  • 小松菜
  • にら
  • ほうれんそう など

何事も栄養のバランスは大切ですね。バストのためだけではなく、赤ちゃんのためにもしっかり栄養を摂りましょう。

まとめ

1.妊娠、出産、授乳は体形が変わるため意識して大切な胸を守りましょう
2.出産直後は、体がまだデリケートな時期ですので取り入れやすい方法を習慣化しましょう
3.マッサージやエクササイズで美しい胸をキープしましょう
4.赤ちゃんとママのためにマタニティブラを選びましょう
5.赤ちゃんとママのためにおいしく栄養を取り入れましょう

妊娠中や産後は赤ちゃんのことで頭がいっぱいなので、自分に使う時間を忘れてしまいますよね。

生活環境が落ち着いたとき、バストを見てガッカリしてしまわないようにバストケアはしっかり行いましょう。

旦那様や子供たちからも「ママ、きれい」といってもらえるように産後のバストケアでより美しいバストを目指しましょう!

日本初のオールハンド育乳マッサージ 理想のバストへ

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール