バストの悩みQ&A

老け胸を作るNG行為

当てはまらないか今すぐチェック!老け胸を作るNG行為

日々の小さな習慣の積み重ねが、将来のバストを左右します。
実は、普段何気なくやっていることが、バストに悪影響を与えていることも。

今回は、老け胸を作ってしまうNG行為について解説します。
食事編、生活習慣編、ブラジャー編、運動編の4つに分けてお伝えしますので、当てはまるものはないかをチェックしてみてください。

【食生活編】老け胸を作るNG行為

バストは私たちが食べたものからできています。
何を食べるかで、老け胸になるか、美乳になるかが決まると言っても過言ではありません。
老け胸を作るNGな食生活を解説しますので、当てはまる項目がないかよくチェックしてみてください。

水を飲まない

水を飲まない
バストに栄養素やホルモンを運ぶ役割をしている血液の半分は、水分でできています。
そのため水を飲む習慣がないと、血液の全体量が減り、バストに血液が届きにくくなってしまうのです。

1日に必要な水分量は、体重50kgの女性で1.5〜2Lほど。
一度に大量の水分を飲んでも吸収できずに排出されてしまうので、
1回に約200mLずつ(コップ1杯分ほど)を目安に飲むよう心がけましょう。

糖質中心の食生活をしている

パン類や麺類、丼ものなど、糖質が中心の食事が多い人は、バストに必要な栄養素が不足している可能性があります。

糖質を全く摂らないのもバストアップに良くありませんが、摂りすぎることで、ボディーラインの乱れにも繋がります。
ご飯、パン、麺類などは、1人前の8割程度の量にとどめるよう意識してみてください。

3食食べていない

3食食べていない
1日に3食食べていない場合、必要な栄養素が足りていない可能性があります。
特に不足しやすい栄養素は、鉄分、たんぱく質などです。

鉄分は、血液の主成分であり、バストに栄養素やホルモンを届ける重要な役割をしています。

鉄分が多く含まれる食べ物は、赤身の肉、レバー、牡蠣、アサリ、貝類などです。
ビタミンCには、鉄分の吸収を助ける働きがあるので、鉄分を含む食材と一緒に食べるのがおすすめ。

一方、コーヒーや紅茶などに含まれるタンニンには鉄分の吸収を妨げる働きがあるので、食事の前後に飲まないよう気を付けましょう。

たんぱく質は、体の細胞や器官を作るのに欠かせない栄養素。
1日に必要なたんぱく質の量は、50kgの女性であれば50g、40kgの女性であれば40gです。
食材に含まれるたんぱく質量の目安は以下の通りです。
参考にして必要量が取り入れられるよう食事内容を工夫してみましょう。

  • 鶏胸肉/100g中:約30g
  • 牛肉/100g中:約25g
  • 豚肉/100g中:約25g
  • 鮭/100g中:約23g
  • マグロ/100g中:約23g
  • サバ/100g中:約20g
  • 豆腐/100g:約8g
  • 納豆/1パック:約7g

栄養バランスに気をつけていない

栄養バランスに気をつけていない
バストアップに必要な栄養素は、先ほど述べた鉄分やたんぱく質だけではありません。
良質な脂質、ビタミンミネラルも必要不可欠です。

良質な脂質として摂ってほしいのは、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸と呼ばれる脂質です。
オメガ3脂肪酸は体内で作ることができない栄養素なので、食事から取り入れる必要があります。
良質な脂質は、ホルモンの材料となったり、柔軟で質の良い細胞膜を作ったりするため、バストアップには欠かせません。

ビタミンミネラルはバストアップに直接関係がなさそうに思えますが、実は重要な働きをしています。
たんぱく質の合成を助けたり、様々な栄養素が役割を果たしたりするのになくてはならない存在なのです。
野菜や果物を、1日で両手一杯に盛る量を食べるのが目安。
生で食べようとすると大変ですが、炒めたり茹でたりすることで食べやすくなりますので、色々な調理方法で取り入れてみましょう。

【生活習慣編】老け胸を作るNG行為

続いては、老け胸を作るNGな生活習慣をお伝えします。
今までできていなかったことでも、一度習慣になってしまえば継続しやすいので、当てはまる項目があった人は、今日から改善していきましょう。

寝る直前までスマホを見ている

寝る直前までスマホを見ている
寝る直前までスマホを見ていると、ブルーライトによって脳が覚醒し、睡眠の質が落ちてしまいます。
バストの成長に必要な成長ホルモンや女性ホルモンが分泌されやすいのは、深い睡眠に入った時。
そのため、睡眠の質が悪いとバストに悪影響を及ぼすこともあるのです。

寝る1時間前からは、スマホやパソコン、テレビなどのブルーライトを発する機材の使用をやめ、リラックスできる環境で過ごしましょう。
寝る前には、ストレッチをしたり読書をしたりして過ごすのがおすすめです。

湯船に浸からない

毎日湯船に浸かることで、血流やリンパの流れがスムーズになり、バストアップを助けてくれます。
しかし湯船に浸からずに、シャワーで済ませてしまうと、冷えやコリを溜めやすく、体の巡りが滞りがちになります。

毎日39〜40℃のお湯に15〜20分ほどゆっくり浸かる習慣をつけましょう。
入浴にはリラックス効果もあるので、ストレス解消にも効果的です。

ストレスを溜めている

ストレスを溜めている
ストレスは美バストの大敵。
ストレスが溜まっていると、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなって、バストのエイジングを速める原因になります。
他にも、筋肉が硬くなる、姿勢が悪くなる、呼吸が浅くなるなど、バストアップにマイナスな影響ばかり与えてしまうのです。

しかし、ストレスゼロで過ごすのはもはや不可能に近いこと。
自分なりのストレス発散法を見つけることが大切です。

例えば以下のような工夫をしてみてください。

  • 好きなアロマを焚く
  • 帰宅後はゆったりした服に着替える
  • 好きな音楽を聞く
  • 読書をする
  • 自然に触れる
  • 動物に触れる
  • 軽い運動をする
  • 散歩をする
  • 親しい友人と話す
  • ドライブする

過度なダイエットをしている

過度な食事制限によるダイエットは、バストを老けさせる大きな原因になります。
食事を制限することによって、バストに必要な栄養素が届かないからです。

また、体が生命の危機と感じると、生殖機能よりも生命維持機能を優先的に働かせようとするので、女性ホルモンの分泌が少なくなって月経が止まってしまう可能性もあります。
女性ホルモンの分泌が減ることは、バストにとってももちろん悪影響。

ダイエットをする際には、過度な食事制限は避け、必要な栄養を摂りながら適度な運動を取り入れましょう。

喫煙・飲酒

タバコに含まれるニコチンは、女性ホルモンの分泌を低下させます。
さらに、血流が悪くなったり、代謝が悪くなったりして、バストダウンを加速させる原因に。
また、タバコを吸うと、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCが破壊されます。
バストを支えるクーパー靭帯の主成分であるコラーゲンの生成が行われにくくなるので、バストのハリも失われやすくなるのです。

お酒の飲み過ぎも、バストダウンを加速させる原因になります。
実は、アルコールと女性ホルモンの代謝が行われているのは、同じ肝臓。
女性ホルモンは、古いものが代謝されて壊されることで初めて、新しい女性ホルモンが分泌されます。
飲酒で大量のアルコールを体内に入れてしまうと、肝臓がアルコールを優先して分解しなければならなくなり、古く質の悪い女性ホルモンが代謝されない状態が続いてしまうのです。
働きの良い良質な女性ホルモンを分泌させるには、飲酒を控えるのが懸命。
週に1〜2度程度の楽しみとして、量も飲みすぎないよう気を付けましょう。

育乳専門サロンp-Grandi

【ブラジャー編】老け胸を作るNG行為

ブラジャーの選び方や着け方によっても、老け胸が加速してしまいます。
NGな行為を確認して、当てはまるものがあった人は1つずつ改善していきましょう。

ワイヤー入りのブラジャーを着けていない

ワイヤー入りのブラジャーを着けていない
ブラジャーのワイヤーは、バストの重さを支える大切な役割をしています。
ノンワイヤーブラやブラトップを日頃から着用していると、バストの型崩れや下垂、バージスラインの消失につながることも。

在宅ワークが広まったことによって、ワイヤー入りのブラジャーを着けなくなった人も多いのが現状です。
老け胸になりたくなければ、毎日ワイヤーブラを着用しましょう。

ずっと同じブラジャーを着けている

ブラジャーは、使用する限度がある消耗品です。
約30回ほど着けた当たりから、劣化によってブラジャー本来のホールド力が発揮されなくなります。

3着のブラジャーをローテーションで使っている場合には、買い替えの目安は3ヶ月に一度。
また、バストの大きさはいつも同じではなく変動するものなので、2〜3ヶ月に一度はフィッターさんに見てもらいながら、サイズを検討することも大切です。

ブラジャーを適当に着けている

朝適当にブラジャーを着けていませんか?
ブラジャーの着け方一つで、将来老け胸になるか美乳を作れるかが変わってきま

ブラジャーの正しい位置は、ブラジャーをしっかりと持ち上げた位置です。
バストが元からある場所にブラジャーを着けている人が多いので、気を付けましょう。
カップとストラップの境目が脇の下に付くくらいがおおよその目安です。

また、アンダーが緩すぎる人が多いのも注意が必要。
背中部分に指3本、それ以外の部分には指2本が入るきつさにしましょう。
アンダーが緩いと、ブラジャーのホールド力が発揮されず、バストの下垂に繋がりますので毎日しっかりチェックしましょう。

ストラップの正しいきつさは、肩とストラップの間に指1本が入り、動かせるきつさが目安です。

ブラジャーを洗濯機で洗っている

ブラジャーは手洗いが基本。
ブラジャーを洗濯機で洗ってしまうと、ワイヤーやカップが歪んで、バストの型崩れに繋がります。
どうしても手洗いの時間がない人は、カップ部分にボールを入れられるタイプのブラジャー専用ネットを使用してみてください。

ナイトブラを着けていない

毎晩、ナイトブラを着けてバストをホールドすることが大切です。
寝ている間は、バストが上下左右に揺れてクーパー靭帯やバストの皮膚に負担をかけやすい状態。
ナイトブラを着けていないと、クーパー靭帯やバストの皮膚が伸びて、下垂や横流れを速めてしまいます。

ナイトブラは、きつすぎないものを選ぶのがポイント。
深呼吸をした時に締め付けを感じず、寝返りをした時にナイトブラを着けていない時に比べてバストの揺れが軽減するものを選ぶのがおすすめです。
毎日着けるものなので、通気性や素材が肌に合うかどうかもチェックしてくださいね。

PG-Bra公式オンラインショップ

ブラジャーを着ける前に保湿していない

ブラジャーを着ける前に保湿をすることで、バストとブラジャーの接着剤の役割をしてくれるので、バストのお肉があぶれにくくなります。

バストの入れ込みをしてもすぐにバストのお肉が出てきてしまうという人は、ブラジャーを着ける前の保湿をしっかり行ってみましょう。
朝ブラジャーを着ける前と、お風呂上がりの1日2回保湿するのがおすすめです。

【運動編】老け胸を作るNG行為

間違った運動をしてしまうと、バストダウンに繋がります。
正しい知識を身につけて、老け胸対策に役立ててください。

運動しない

運動しない
運動をする習慣が全くないと、体の巡りが滞りやすく、老け胸の原因になります。
軽い有酸素運動や筋トレを生活に取り入れてみてください。
何かをしながらでもOK。
ドライヤーや歯磨きをしながら、テレビを見ながらなど、隙間時間を活用してみましょう。

バストを揺らす運動をしている

体の巡りを良い状態に保つために運動は大事ですが、バストを揺らすのは逆効果。
運動は、バストを揺らしにくい、ウォーキングやストレッチ、腹筋背筋、スクワットなどがおすすめです。
ジャンプ動作やランニングなど、激しい運動をしなければならない人は、スポーツブラでバストの揺れを最小限に抑えましょう。
スポーツブラの上にバストバンドをすると、よりバストが揺れにくくなります。

正しい知識を身につけて老け胸を防ごう

正しい知識を知っておくことで、老け胸につながる行為を避けることができます。
今回紹介した、食事、生活習慣、ブラジャー、運動に関する内容を参考にしながら、様々な面からバストにアプローチすることで、美しいバストをキープすることができます。
NG行為に当てはまるものがあった人は、1つ1つ改善して老け胸を防ぎましょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール