テーピングで胸を大きく見せられる?
バストアップのQ&A

テーピングで胸を大きく見せられる?

医療用のテーピングを使って胸を大きく見せることはできます

医療用のテーピングを使って胸を大きく見せる方法は、グラビア撮影などで使われる手法で、ドレスや胸元が広く開いた服を着こなしたい時にも用いられることが多いです。

ブラジャーやパッドだけで胸の谷間を作るのはなかなか難しいですが、医療用のテーピングを使うことで綺麗な谷間を作ることができます。
ただし医療用とはいえ、テーピングを巻くと体質によっては肌荒れを起こしたり、かぶれてしまったりすることがあります。

テーピングを必要以上に伸ばして貼ると皮膚に負担がかかり、赤みやかゆみが生じてしまいますので注意が必要です。
同じ個所に何度もテーピングを貼ったり、剥がし方が適切ではなかったりすると皮膚を傷つける原因となります。

ハンドマッサージで胸を大きく育てましょう

ハンドマッサージで胸を大きく育てましょう
医療用のテーピングで胸を大きく見せるのは手軽にチャレンジできる方法ではありますが、肌が荒れたりかぶれたりするリスクがある上、小さな胸を大きくする根本的な解決にはなりません。

胸を大きくしたいのであれば、ハンドマッサージで胸の周囲を流れるリンパの流れを良くしてあげることが大切です。
私たちが普段「リンパ」と呼んでいるものとは、リンパ管、リンパ液、リンパ液の3つに分かれています。

リンパ管は血管のように身体中に張り巡らされており、その中を余分な水分や老廃物などを含んだリンパ液が流れています。
リンパ液は関所のように点在するリンパ節を通るたびにろ過され、身体に有害な物質を排出してくれるのです。

このようにリンパには身体の中を浄化するという役割がありますが、このリンパの流れが滞ってしまうと身体に栄養素が行き渡らなくなります。
栄養素が不足すると、当然ながら胸が大きく育つことも難しくなります。

リンパには心臓のようにポンプの役目をするものがないため、自発的に流れることができません。
そのためハンドマッサージで流れをスムーズにしてあげることが必要となります。

リンパの流れが良くなるとバストアップの効果が期待できるだけでなく、肌が綺麗になる、免疫力が高まるといったメリットも得られるでしょう。

水分不足がリンパの流れを悪くする原因になります

水分不足がリンパの流れを悪くする原因になります
リンパの流れを悪くする原因はさまざまなものがありますが、水分不足はリンパの流れが悪くなる原因となることがあります。
リンパには不要な水分や老廃物を運んで排出するという働きがありますが、水を飲む量が少ないとリンパの流れも悪くなり、身体に老廃物が溜まってしまうのです。

水分といっても、何を飲んでもよいというわけではありません。
アルコールやジュースなどでも喉は潤せますが、糖質やカロリーを多く摂取してしまうことにつながるため、健康と美容の観点から言ってもおすすめはできません。

基本の飲料はやはり水がよいでしょう。
ただし外国のミネラルウォーターなどの硬度が高い水は美容によいイメージがありますが、飲みすぎると体質によっては下痢を起こすことがあります。

日本で使用されている水はもともと軟水なので、日本人は軟水の方が身体に合いやすいと言われています。
また冷たい水は胃腸を刺激することがあるので、水分補給をする際はなるべく常温の水を飲むようにしましょう。

医療用のテーピングを貼るというのも手軽な方法ですが、肌への負担というリスクが伴います。
水を飲むというリスクのない方法でリンパの流れを良くし、バストアップに努めましょう。

胸を大きくするための栄養素を摂りましょう

胸を大きくするための栄養素を摂りましょう
医療用のテーピングで胸を大きく見せることは簡単ですが、自分の胸に自信をつけたいのであれば、食事の面でもバストアップ効果を狙いましょう。

胸を大きくする効果があるとされる栄養素の中でおすすめしたいのが、大豆製品に豊富に含まれている大豆イソフラボンです。
大豆イソフラボンには女性ホルモンに似た作用があると言われており、胸を大きくするために欠かせない栄養素となっています。

また肉や大豆に含まれるたんぱく質も、胸を大きくするために積極的に摂りたい栄養素です。
たんぱく質には皮膚や筋肉を作る働きがあり、胸を支える土台となる大胸筋の発達を促して、胸に自然なハリを与えてくれます。

そしてあまり耳慣れないかもしれませんが、キャベツやリンゴに含まれるボロンという成分もバストアップに効果的であると言われています。
バランスのよい食事を心がけて、身体の内側からケアしていきましょう。

まとめ

1.医療用のテーピングを使って胸を大きく見せることはできます

医療用のテーピングを貼って胸を大きくする手法は、グラビア撮影などでも使われる方法です。

ブラジャーやパッドだけでは作りづらい綺麗な胸の谷間を簡単に作れますが、テーピングの粘着力で肌荒れやかぶれを起こすことがあります。

2.ハンドマッサージで胸を大きく育てましょう

医療用のテーピングで胸を大きく見せることはできますが、肌に負担がかかりやすく、胸が大きくなる根本的な解決方法とは言えません。

身体の中からケアすることがバストアップへの近道であり、ハンドマッサージでリンパの流れを良くすることが効果的です。

3.水分不足がリンパの流れを悪くする原因になります

水分不足はリンパの流れを悪くする原因となるので、こまめに水分補給をすることが大切です。

水分を摂る際は糖質やカロリーの多いアルコールやジュースは避け、常温の水を飲むようにしましょう。

4.胸を大きくするための栄養素を摂りましょう

胸を大きくするためには普段の食事から、必要な栄養素をきちんと摂る必要があります。

大豆製品に含まれる大豆イソフラボン、肉などに含まれるたんぱく質、キャベツなどに含まれるボロンが胸を大きくするのに効果的であると言われています。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール