バストアップのQ&A

意外な盲点あり?あなたがバストアップできない理由

何をやってもバストアップできないという方のために、今回は意外な盲点になりやすい、12のバストアップできない理由をまとめました。
体編・ブラジャー編・生活習慣編の3つに分けて紹介しますので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

【体編】バストアップできない理由

まずは、バストアップできない理由のうち、体質や体に関するものを6つ紹介します。
これまで意識していなかった意外な原因が見つかることもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

①貧血

バストアップするためには、バストの成長に必要な栄養素やホルモンを血液で届ける必要があります。
貧血の状態だと、本来血液によって届けられる栄養素やホルモンなどがバストに十分行き届かないので、バストアップしにくくなるのです。

貧血を防ぐためには、赤血球の主成分であるヘモグロビンの元になる鉄分を食事から取り入れることが大切。
鉄分の他にも、血液を作るために必要な、ビタミンB12や、葉酸なども不足なく取り入れましょう。

鉄分が含まれる食材には、赤み肉・レバー・魚・小松菜・ひじき・大豆などがあります。
ビタミンB12は、肉・魚・卵・乳製品など、動物性の食材に多く含まれます。
葉酸が多く含まれる食材には、豆類・ほうれん草・ブロッコリー・アスパラガス・などがあります。

鉄分の吸収を助けてくれる栄養素としてビタミンCがあります。
鉄分と合わせて、ビタミンCも一緒に摂ることで、より貧血予防に効果的です。
ビタミンCが含まれる食材には、レモンやオレンジなどの柑橘系のフルーツ・キウイ・イチゴ・ブロッコリー・ピーマンなどがあります。

一方で、コーヒー・緑茶・紅茶などに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げる成分です。
貧血が気になる方は、食事の前後や食事中にタンニンが含まれる飲み物を飲み過ぎないよう注意しましょう。

②リンパの巡りが滞っている

リンパの滞りも、バストアップを妨げる大きな原因です。
リンパには、体の老廃物や余分な水分を運び出してくれる役割があります。

リンパが滞っていると、バストの老廃物や余分な水分も溜まり続けたままになり、新たに運ばれた栄養素などを取り込みにくい状態に。
バストの老廃物や水分の運び出しをスムーズにするためにも、リンパの巡りを促進することが大切です。

リンパの巡りをスムーズにするには、以下のことが効果的です。
・水分を摂る
リンパの主成分は水です。
水分不足になると、リンパの流れが滞りやすくなります。
成人女性であれば、1日1.5〜2L程度の水を飲むよう心がけましょう。

・食生活に気を付ける
塩分の多い食生活や、アルコールの過剰摂取などは、リンパの巡りを妨げるため注意が必要です。
逆に、生姜・ニンニク・りんご・レモン・玉ねぎなどはリンパの流れを促す働きがあるので、積極的に取り入れてみてください。

・適度な運動をする
リンパは、筋肉の収縮によって流れています。
そのため適度な運動は、リンパの流れを促進するのです。
リンパの流れを促進するには、ウォーキングやストレッチなどがおすすめ。
激しい運動をすると逆効果になる場合があるので注意しましょう。

・マッサージする
マッサージをすることで、物理的にリンパの滞りを解消できます。
リンパは皮膚から浅い場所にあるので、なでる程度でOK。
強い力で行うと逆効果になるので気を付けてください。
体の末端から体の中心に向かってマッサージします。
バスト周りのリンパ節だと、脇の下や鎖骨付近が滞りやすい部位です。
鎖骨下リンパ節から静脈に入るため、最後は鎖骨に向かって流しましょう。

③体のコリ

体にコリがあると、血流やリンパの巡りが滞り、バストに必要な栄養素やホルモンが届きにくくなります。
特に肩や首、背中が凝っていると、バストの脂肪が硬くなった筋肉に引っ張られてバストダウンを引き起こすことも。

コリを解消するには、以下のような工夫が効果的です。

・毎日湯船に浸かる
39〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分程度ゆっくり浸かることで、体が芯から温まり、筋肉が緩まりやすくなります。
シャワーだけで済ませず、毎日お風呂に浸かる習慣を付けましょう。

・ストレッチをする
筋肉を伸ばすことで、コリが解消されやすくなります。
ストレッチは体が温まっている状態で行うとより効果的なので、お風呂上がりに行うのがおすすめです。
筋肉の緊張がほぐれることでリラックス効果も得られます。

・適度な運動をする
ウォーキングやヨガなどの運動を行うことで、血流やリンパの巡りが良くなり、コリの解消に効果的です。
運動によって成長ホルモンも分泌され、バストアップに良い影響をもたらします。

④冷え

体が冷えることで、血流やリンパの流れが悪くなり、バストの成長を妨げる原因になります。
冷えによって、筋肉もコリやすくなったり、むくみやすくなったりと美容と健康に良くないことばかり。

冷え体質を改善するには、以下の方法が効果的です。

・適度に運動する
ウォーキングや軽い筋トレなどの運動によって筋肉が熱を発し、体温を上昇させます。
代謝もアップするので、冷え体質を根本から解決するのに有効な方法です。

・毎日湯船に浸かる
毎日湯船に浸かることで、その日の冷えをリセットできます。
39〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かりましょう。

・服装に気を付ける
首・手首・足首の3つの首を温めるのが、冷えを防ぐポイント。
冬は、マフラーや厚手の靴下、手袋などで体を冷やさないようにしましょう。
夏でも、エアコンによる冷えに注意が必要です。
薄手のストールやカーディガンなどを持ち歩くのがおすすめです。

・体を温める食べ物や飲み物を取り入れる
体を温める食べ物には、スープや汁物などの温かい食べ物や、寒冷地で育った食べ物、冬が旬の食べ物、発酵食品などがあります。
積極的に食事に取り入れることで、冷えにくい体作りに繋がります。

⑤姿勢が悪い

猫背の姿勢で過ごす時間が長いと、バストが圧迫されてバストアップしにくい状態になります。
血流やリンパの流れが妨げられる上に、バストが下向きになるので、バストダウンを招くことも。
姿勢が悪いとブラジャーが正しく着けられず、脇のはみ肉の原因にもなります。

立っている時や座っている時だけでなく、歩いている時の姿勢にも気をつけましょう。
肩甲骨を背骨に向かって寄せ、頭のてっぺんを糸で釣られているようなイメージで過ごしてみてください。

⑥体の歪み

体に歪みがあると、血流やリンパの巡りが悪くなり、バストの成長に必要な栄養素やホルモンが届きにくくなったり、老廃物が運び出されにくくなったりします。
また、骨格が歪んでいると、バストの土台となる筋肉や脂肪の付き方に差が出るので、バストの左右差にも繋がります。

体の歪みを改善するには、左右の筋肉をできるだけ同じように使うのがポイント。
荷物を持つときや歯磨きをするとき、ドライヤーをする時などは、利き手と逆の手も同じように使うよう心がけましょう。
また、筋肉のコリに引っ張られて骨格が歪んでいる場合もあるので、体のコリをほぐすことも大切です。
自力での改善が難しい場合には、整体などを利用してみてください。

【ブラジャー編】バストアップできない理由


ブラジャーはバストの形を決める大切なアイテム。
ブラジャーの選び方や着け方がバストアップを妨げている可能性もありますので、確認してみましょう。

①バストアップに適したブラジャーを選べていない

ブラジャーには、バストアップに適しているものと適していないものがあります。
バストアップに適したブラジャーには、以下のような特徴があります。

・ワイヤーが入っている
バストアップを目指すには、バストの重さをしっかり支え、くっきりしたバージスラインを作ってくれるワイヤー入りのブラジャーを選ぶことが大切。
ワイヤーには、バストをよりボリューミーに見せるU字ワイヤーと、谷間を綺麗に見せてくれるL字ワイヤーの2つのタイプがあります。
実際に試着してみて、自分の体に合うものを選びましょう。

・脇高である
ブラジャーのサイドベルトの太さが太い脇高のブラジャーは、カップに入れ込んだバストの脂肪を逃しにくい作りになっています。
デザイン性を重視してサイドベルトが細いブラジャーも多いので、購入する際に必ずチェックしておきたいポイントです。

・ストラップが外側についている
ストラップがカップの外側に付いているものは、はみ肉ができにくいブラジャーです。
ブラジャーを選ぶ際には、ブラジャーをいくつか見比べて、ストラップが付いている位置を確認します。
候補のブラジャーを試着してみて、自分の体に合うものを選びましょう。

・ストラップの太さが太め
ストラップが太めのブラジャーは、バストの重さをしっかり支えてくれます。
ストラップが細いブラジャーは、肩にストラップが食い込んでしまうこともあるので注意が必要です。

②ブラジャーが合っていない

自分のバストサイズを正しく認識できていない方が多く、なんと女性の7割が自分のバストのサイズを間違えているという調査結果があるほど。
中でも、カップ数は小さく、アンダーは大きいサイズを着けている人が多い傾向にあります。
トップとアンダーの差は目安でしかなく、測定の結果よりも実際のバストサイズが大きいことも多々あるのです。
ブラジャーを購入するときには、自分一人で決めずに、ショップのフィッターさんにみてもらいましょう。

③ブラジャーの着け方が間違っている

自分に合ったブラジャーを選べていても、正しく着けられていないと、バストを十分に支えられません。

特に、ブラジャーを着ける位置が低すぎる人が多いです。
ブラジャーを着ける時は、バストが元からある場所ではなく、バストをしっかり持ち上げた位置で着けないと下垂の原因になります。

さらに、アンダーが緩すぎる人も多い傾向にあります。
アンダーの正しいきつさは、背中部分に指3本、その他の部分に指2本入るきつさです。

また、正しいストラップのきつさは、ストラップと肩の間に指1本がすっと入るきつさです。

【生活習慣編】バストアップできない理由


バストアップできない理由は、あなたの生活習慣にある可能性もあります。
ここで紹介する3つの項目は、特にバストアップと関係が深いのでチェックしておきましょう。

①睡眠の質が悪い

睡眠時間は確保できていても、睡眠の質が悪いとバストアップしにくくなります。
十分な睡眠を確保するために、睡眠時間は1日7〜8時間以上になるよう生活リズムを見直しましょう。

睡眠の質をアップさせる方法は以下の通りです。
・夕食は寝る3時間前までに済ませる
・お風呂は寝る1時間半〜2時間前に入る
・お風呂の温度は39〜40℃のぬるめにし、15〜20分ゆっくり入る
・寝る前にリラックスタイムを作る
・部屋を真っ暗にして寝る
・寝る1時間前からはブルーライトを浴びない
・朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる
・朝起きたら1杯の水を飲む
・朝食は起床後1時間以内に食べる

②ストレスを溜め込みすぎている

ストレスは、バストアップの大敵。
筋肉を強ばらせたり、ホルモンの分泌に影響を与えたりして、バストアップを妨げます。

ストレスの多い環境にいる人は、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。
以下の方法も参考にしてみてください。
・読書をする
・好きなアロマを焚く
・好きな音楽を聞く
・好きな映画やドラマを観る
・自然豊かな場所を散歩する
・適度な運動をする
・カラオケに行く
・気の許せる人と話す

③自立神経が乱れている

自立神経と女性ホルモンは脳の同じ部位が司っているので、自立神経が乱れると、女性ホルモンも引きずられるように乱れてしまいます。
自立神経を整えるのに大切なことは、毎日できるだけ同じ生活リズムで過ごすことと、日中は活動的に過ごし、夜は穏やかに過ごすこと。
具体的な方法は以下の通りです。
・平日と休日の起床時間・就寝時間のズレは前後1時間に留める
・適度な運動をする
・姿勢を整える
・深呼吸をする
・自立神経が密集している背中の筋肉をほぐす
・バランスの取れた食事を心がける

あなたに必要なアプローチを見つけてバストアップを叶えよう!


バストアップができないのには、人それぞれ様々な理由があります。
今までバストが育たなかった理由を探って、適切にアプローチすることで、バストアップは叶えられるのです。
今回紹介した内容を参考に、ご自身について振り返ってみましょう。
当てはまる項目があった方は、コツコツとアプローチを継続することでバストに変化が表れます。
自分に合った方法で、バストアップを目指しましょう!

バスト専門サロンp-Grandiにも、お気軽にご相談くださいね。

育乳専門サロンp-Grandi
 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール