育乳は授乳後まで待たなければいけない?
バストアップのQ&A

育乳は授乳後まで待たなければいけない?

卒乳したという意味での授乳後であれば育乳してもかまいません

育乳を本格的に行うのであれば、断乳・卒乳をした授乳後からにしましょう。
もし授乳中から何か取り組みたいとお考えなら、授乳中に猫背にならないようにしたるみ予防をする方法があります。

そして授乳後になったらセルフケアから始めてみましょう。
その方法として、膝をついた状態での腕立て伏せや正しい姿勢の維持、バストサイズに合った下着の着用がおすすめです。

またサロンで育乳マッサージを受ける方法もあり、セルフケアよりも効率良く短期間でバストの変化が期待できるメリットもあります。

本格的な育乳は断乳・卒乳をしてから行いましょう

バストアップやたるみの改善を目的とした育乳は、授乳中に本格的に行うことは避け、完全に断乳・卒乳して断乳後になってからの取り組みスタートがおすすめです。

まだ授乳が続いている状態で育乳を行うと、赤ちゃんに合わない成分の入ったグッズを使ったり、刺激を受けて母乳がよりたくさんつくられたりする可能性があるため授乳後まで待ちましょう。

授乳中でもできる予防ケア

マッサージやサプリメントなどを利用することばかりが育乳ではなく、バストのたるみを予防するためのケアは授乳中でも行えるものがあります。

それは授乳中の姿勢に気をつけることで、赤ちゃんを長時間抱っこしたまま授乳するとつい猫背になってしまいがちですが、この状態を繰り返すとバストのたるみや肩こりなどにつながってしまいます。

そのため授乳する時はクッションを使い、背筋を丸くせず授乳が行える姿勢を心がけましょう。

授乳後に始めやすいセルフケアがあります

授乳後に始めやすいセルフケアがあります
断乳・卒乳したあとご自分で育乳ケアを始める場合、次のような方法から取り組んでみてはいかがでしょうか。
ただし産後の体は妊娠前とまったく同じわけではないため、無理をせず少しずつ行うこともポイントです。

腕立て伏せをする

妊娠前より筋肉が衰えがちな産後は、バストを支える大胸筋もしぼみがちなので、育乳のためにも大胸筋を鍛えましょう。
手軽に始められる運動に腕立て伏せがあり、膝をつけた状態で大胸筋を意識しながら腕の曲げ伸ばしをします。

正しい姿勢を心がける

授乳中に気をつけていた猫背にならないことは、授乳後も引き続き行ってバストの下垂を防ぎましょう。
背筋が丸くなっているとバストを圧迫して代謝が悪くなり、栄養が届きにくくなるためにバストアップを妨げる可能性があります。

バストに合った下着をつける

授乳中にも言えることですが、バストは赤ちゃんの哺乳量が増えるほどたくさん母乳がつくられて大きくなり、次第に減っていくにつれてバストは小さく変化していきます。

その時に合っていない下着をつけることで、カップが余ってバストが揺れ、たるむ原因となってしまうのです。
授乳後に専門店へ出かけ、改めてサイズを測り直してもらうこともおすすめです。

育乳マッサージでは授乳後のバスト改善にも取り組むことができます

育乳マッサージでは授乳後のバスト改善にも取り組むことができます
断乳・卒乳後の授乳後に行う育乳では、サロンで育乳マッサージを受ける方法もあります。
そのうちの1つである、オールハンド育乳マッサージは女性スタッフが手のひらでバストやその周辺をしっかり丁寧に揉みほぐすことでバストアップやハリの改善が期待できます。

赤ちゃんのお世話をしていると肩や背中がこってしまいがちですが、このオールハンド育乳マッサージでは肩や背中まで揉みほぐすためこり改善もバストアップと同時に目指せるのです。

そのため授乳後のバストの下垂対策と合わせて、こりを解消するというメリットの多い施術と言えます。

しかも肩・背中に加えて脇の下や二の腕のお肉も柔らかくマッサージしてバストの方へ流していくため、さらなるバストアップが期待できます。
オールハンド育乳マッサージを受ける時には、初めにカウンセリングが行われるので、その時に授乳後であることを伝えておくと最適な施術が受けられるでしょう。

そしてセルフケアとオールハンド育乳マッサージを比較した時、バストの効果がより短期間で現れやすいことも特徴の1つで、実際施術1回目で変化を実感するケースが多いといわれています。

(まとめ)育乳は授乳後まで待たなければいけない?

1.卒乳したという意味での授乳後であれば育乳してもかまいません

育乳は断乳・卒乳した授乳後のスタートがおすすめで、授乳中は猫背にならないよう気をつけましょう。

授乳後はセルフケアから始め、腕立て伏せや正しい姿勢、バストに合う下着の着用のほか、サロンで育乳マッサージを受けてもかまいません。

2.本格的な育乳は断乳・卒乳をしてから行いましょう

産後のバスト改善を目的とした本格的な育乳に取り組む時期は、断乳・卒乳をした授乳後にしましょう。

授乳中にできるバストのたるみ予防として、授乳クッションなどを使い猫背にならないことを心がける方法があります。

3.授乳後に始めやすいセルフケアがあります

断乳・卒乳をしたら、ご自分で始められるセルフケアから始めてみましょう。

その方法には、膝をつけて腕立て伏せ・正しい姿勢の維持・バストサイズに合った下着の着用があります。

4.育乳マッサージでは授乳後のバスト改善にも取り組むことができます

授乳後に育乳を本格的に始める場合、サロンでオールハンド育乳マッサージを受ける方法もあります。

手のひらでバストやその周辺を揉みほぐすので、バストアップや下垂改善だけでなく肩や背中のこり解消にも役立ちます。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール