女性の胸が垂れるのはなぜ?どうやったら元に戻せるの?
バストの悩みQ&A

女性の胸が垂れるのはなぜ?どうやったら元に戻せるの?

胸の垂れは多くの女性の悩みです。「昔よりバストトップの位置が下がった」このような悩みを抱えている女性もいるでしょう。

女性の体型や体質は年齢とともに変化し、胸は垂れやすくなります。きちんとケアしてあげないと、バストの位置は落ちる一方なのです。

この記事では、胸が垂れる原因を説明し、垂れてしまった胸を元の位置に戻すことができないのか、下垂を予防する方法など、詳しく紹介します。

女性の胸は垂れると元に戻すことができません

女性の胸は垂れると元に戻すことができません
女性の胸は、一度垂れてしまうと元の位置に戻すことが難しいといわれています。

もちろん、絶対に不可能というわけではありません。美容クリニックや大学病院などで、リフトアップのような医療的措置を受けると胸の位置を戻せる可能性があるからです。

しかし、一般的には下垂した胸を元の位置に戻すのは難しいものです。胸の下垂が気になりだしたら、すぐにケアを始めるようにしましょう。

筋トレや食事でバストアップができるといわれているのに、胸は垂れてしまうのでしょうか?
年齢とともに胸は垂れてしまいますが、腕立て伏せなどで胸筋を鍛えると見た目に変化をあたえることができます。

加齢による胸の下垂を避けることはできません。筋トレをしても、バストの中にあるクーパー靭帯や乳腺に劇的な変化が起きるわけではないのです。

それでも、胸の土台部分である胸筋が鍛えられると、筋肉が盛り上がりバストアップしたかのように感じます。さらに、胸のまわりに集まるリンパが刺激され、血行が良くなって栄養や酸素がバストに行き渡ります。

美しい胸を維持するために筋トレやマッサージなどを行って積極的にバストをケアしていきましょう。

胸が垂れてしまう4つの原因

バストの中には筋肉がないため、脂肪の重さで徐々に下垂していきます。しかし、今胸がどういう状況なのかは分かりづらいと思います。

そこで、まずは胸が垂れてしまう原因をしっかりと理解しておきましょう。

加齢による女性ホルモンの減少

加齢による女性ホルモンの減少
胸の下垂には、女性ホルモンの減少が関係しています。

女性が美しく健康で過ごすためには、女性ホルモンが欠かせません。それは妊娠や出産をサポートしたり、肌や髪に潤いを与えたりする働きがあるからです。

ところが、女性ホルモンは加齢とともに減少し、胸にも影響を及ぼすのです。

そもそも女性の胸は、1割が乳腺、残り9割が脂肪でできています。バストの中で枝のように分れる乳腺を軸に、その周囲に脂肪がつくことで、丸みのある形ができています。

しかし、女性ホルモンが減少してしまうと軸である乳腺が萎縮していきます。脂肪は柔らかい組織なので、脂肪だけでは丸みを帯びた美しいバストの形を維持することはできません。

そのため、女性ホルモンの減少で、乳腺が萎縮すると脂肪を支える軸が失われ、脂肪の重みで下がってしまうのです。

女性ホルモンが減少する原因は加齢だけでしょうか?
加齢だけとは限りません。自律神経の乱れからも、女性ホルモンが減少します。

女性ホルモンと自律神経は、どちらも同じ大脳の視床下部でコントロールされており、お互いに影響を受けやすいのです。

ストレスや睡眠不足から自律神経のバランスが崩れてしまうと、女性ホルモンも不安定になります。

産後や卒乳後の体の変化

産後や卒乳後の体の変化
産後や卒乳後、胸が下垂してしまうことがあります。

妊娠中は、赤ちゃんの成長とともに体重が増え、胸もお腹も皮膚が伸びます。さらに、乳腺が発達して母乳がたくわえられるように胸が大きくなります。

なかには、バストサイズが1~2カップほど大きくなる女性もいるようです。

しかし、妊娠や出産で一度伸びた皮膚や、胸の中にあるクーパー靭帯が元通りに縮むことはありません。産後や卒乳後、胸やお腹にたるみが出て、下垂したように感じるのです。

また、授乳中、乳首が赤ちゃんに引っ張られたり、抱っこやオムツ替えで前傾姿勢が続いたりすると、胸が内側に入り込んで下垂の原因になります。

出産前後の変化とダイエットの変化、胸に同じような影響を及ぼすのでしょうか?
同じような影響があるかもしれません。

ダイエットで、極端に太っていた人が短期間で体重を落とすと、皮膚が余って、たるんで見えることがあります。

女性の胸も、それに似た状況になるのです。つまり、一度垂れた胸を元の状態に戻すのは難しいというわけです。

スポーツなどによる胸の揺れ

スポーツなどによる胸の揺れ
普段、意識をしていませんが、胸の位置はかなり不安定です。そのため、大きな動作やスポーツなどで、クーパー靭帯が伸びてしまう可能性があります。

立つ、歩くなど、日常の動作では下方向に重力がかかります。この場合、通常のブラジャーをつけていれば、胸に大きな影響はないでしょう。

ところが、スポーツをするとき胸は横へ流れたり上下に揺れたりします。胸の脂肪をつなぎとめているクーパー靱帯に負担がかかり、下垂の原因になるのです。

ランニングは、胸の下垂の原因になるのでしょうか?
ランニングを含め、エアロビクスやなわとびなど、上下左右に動く運動は下垂の原因になります。

スポーツをするとき、ブラジャーが邪魔になる女性もいるでしょう。しかし、ブラジャーをつけずにスポーツをすると、クーパー靭帯がダメージを受けて、胸の形が崩れやすくなります。

そこで、体の動きに対応できるスポーツ用のブラジャーを使いましょう。スポーツ用のブラジャーは、通気性が良く伸縮性も優れているため、快適にスポーツができます。

普段の姿勢が悪い

普段の姿勢が悪い
猫背、横座り、スマホやパソコンの使用など、悪い姿勢が続くと胸が垂れやすくなるといわれています。

例えば、猫背になると、背中が丸まり頭や肩が前に出た状態になります。

背中が丸まった状態では、ブラジャーをつけても、カップが浮いてしまいます。さらに、ブラジャーの後ろ部分が上がり、前部分が下がって、バストダウンして見えるのです。

ブラジャー本来の補正効果が発揮されず、クーパー靭帯を痛めてしまうでしょう。

また、姿勢が悪いと、リンパの流れや血流が悪くなり体に悪影響です。胸にも、必要な栄養や女性ホルモンが行き渡らなくなり、シワシワとしぼむことになるのです。

普段の姿勢を見直し、胸に栄養を届きやすくしましょう。

スマホを見る姿勢は、下を向きながら利き手ばかりを使うため、胸がアンバランスになる可能性があります。そのため、顔の正面でスマホを持つように心がけましょう!

パソコン作業は、頭や肩が前に出て、肺を圧迫し、呼吸が浅くなる可能性があります。そのため、椅子に深く座り、背中を伸ばし、視線が真っ直ぐになる位置にパソコンを置くようにしましょう!

長時間座ると、下半身に老廃物がたまり、むくみの原因になります。1時間に1回程度立ち、筋肉の緊張をほぐしてあげるようにしましょう!

これ以上垂れないように防ぐことが大切です

これ以上垂れないように防ぐことが大切です
「胸の下垂は仕方ない」「もう年だから」「子どもがいるから」など、バストアップをあきらめてしまう女性が多いようです。

たしかに、一度胸が垂れてしまったら、どんなに筋トレやマッサージを頑張っても、元の位置に戻すことは難しいでしょう。

しかし、あきらめる必要はありません!

最近では、女性たちのニーズに応えるために、補正力の高いブラジャーが次々と登場しており、ブラジャーをつければ、バストラインをキレイに見せられます。

さらに、バストに関係が深い女性ホルモンを意識した生活を心がけると、胸が下垂するスピードを遅らせることができるのです。

これ以上、胸が垂れないように女性ホルモンに注目していきましょう。

女性ホルモンの分泌量を減らさないようにする

女性ホルモンのバランスが整うと、血液やリンパ液の流れが良くなり、バストも体調も良くなります。

バストの下垂を防ぐために、女性ホルモンのバランスを整えましょう。そのためには、「良質な睡眠」「バランスの取れた食事」「運動」がポイントになります!

良質な睡眠

良質な睡眠
「たっぷり寝たはずなのに疲れが残る」「どんなに寝ても眠い」という人は、睡眠の質が悪い可能性があります。

睡眠の質が悪いと、自律神経が乱れて女性ホルモンのバランスも崩れ、バストにも良くありません。

質の高い睡眠をとるために、栄養バランスの良い食事を心がけ、ほどよく疲れる程度に体を動かしましょう。

睡眠の質が高ければ、6時間程度の眠りでもしっかり休息できます。

質の高い睡眠をとるポイントは以下の3つです。

就寝の3時間前までに食事を済ませる
食後は、食べ物の消化が優先されるため、眠ったとしても胃腸が活動しています。その結果、体が休息できずに眠りが浅くなり、疲れが残るのです。
食事時間が遅くなる場合は、消化の良いものを摂り、胃腸に負担を掛けないようにしましょう。寝るとき、胃腸が活発にならない状態を作るのが大切です。
ぬるめのお湯でリラックスする
入浴は熱い湯ではなく、38度程度のぬるめのお湯に浸かりましょう。熱めのお湯は、体に刺激を与えるため、夜の入浴には向いていません。
カフェインやアルコールを避ける
就寝前のアルコールの摂取は、睡眠の質を低下させるといわれています。また、カフェインを含む「コーヒー」「紅茶」「緑茶」などの飲み物は、覚醒作用や利尿作用があるため寝つきが悪くなります。
バランスの取れた食事

バランスの取れた食事
「女性ホルモンに良い」「バストアップする」といわれる栄養素を摂取したからといって、劇的に女性ホルモンが増えるわけではありません。

むしろ、同じ栄養素ばかり摂取すると、内臓の機能や代謝が落ちてしまい、女性ホルモンを減少させる原因にもなります。

どれかに偏るのではなく、「タンパク質」「脂質」「糖質」「ビタミン」などバランス良くしっかり摂取しましょう。

なお、ダイエットをするとき、脂質は悪役にされがちですが、女性ホルモンの材料となる栄養素のため、極端に避けないようにしてください。

女性におすすめの食品は以下の3つです。

  • 大豆製品(女性ホルモンのバランスを整える)
  • 発酵食品(腸内環境を整え免疫力を高める)
  • 食物繊維(便秘対策や生活習慣病の予防に役立つ)
なぜ大豆製品を摂取したほうが良いのですか?
大豆製品の成分「イソフラボン」が、女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをするからです。

豆腐、納豆などに含まれる「イソフラボン」は、バストアップに効果があるといわれています。しかし、女性ホルモンが増えるわけではありません。

イソフラボンは、体内でエストロゲンと似た働きをするため、加齢により減少するエストロゲンを補うと考えられています。

最近は、イソフラボンが腸内細菌によって作られる「エクオール」という成分にも注目が集まっています。エクオールはサプリメントでも摂取できるため利用するのも良いでしょう。

ほどよい運動

ほどよい運動
現代女性は、長時間スマホやパソコンを使い、体をほとんど動かしません。このような状態では、猫背になったり筋力が低下したり、体の不調につながります。

日常生活の中で、こまめに体を動かすようにしましょう。ほどよい運動を心がけると、筋肉がきちんと働くため、バストアップ効果も期待できます。

なぜ「ほどよい運動」が良いのですか?
強度の高い運動を続けるのは難しく、ストレスになる場合があるからです。

運動を続けると筋肉量がアップし、脂肪が燃焼されやすい体になります。ただ、バストの9割は脂肪で作られているため、激しい運動をするとバストの脂肪が燃焼されて、小さくなってしまう恐れがあるのです。

どのような運動が「ほどよい運動」なのでしょうか?
胸の脂肪を落としたくないのなら、ストレッチやヨガなどが良いでしょう。

自宅で手軽にできるストレッチやヨガは、女性ホルモンの分泌を促すだけではなく、姿勢の改善に役立ちます。

また、ウォーキングもおすすめです。息が少し上がるくらいのスピードで30分程度歩くと良いでしょう。

運動不足になると、「筋力の低下」「自律神経の乱れ」「女性ホルモンの減少」などが起こりやすくなります。

運動不足が続くと血流が悪くなるため、体が冷えてしまい、肩こりや頭痛など体調不良が起こります。健康のためにも、バストのためにも、体を動かすようにしましょう!

自分に合うブラジャーを選ぶ

自分に合うブラジャーを選ぶ
バストには、さまざまな形があります。

例えば、バストが下垂気味でデコルテ部分が削れている人もいれば、バストが脇や背中に流れている人もいます。

つまり、ブラジャーはサイズだけでは選べないのです。

そこで、注目すべきはカップの面積です!

ブラジャーは、カップが広いタイプの「フルカップブラジャー」や、カップの面が狭いタイプの「3/4カップブラジャー」などがあります。

きちんと試着をして、自分に合うブラジャーを見極めましょう。

バストが大きい人の場合

バストを包み込むフルカップブラジャーを選びましょう!
バストの重みをブラジャー全体で支えて、バストを上向きにします。

バストが小さい人の場合

パッドつきのブラジャーが良いでしょう!
バストの周囲のお肉をカップに集めれば、サイズアップして見えます。

デコルテ部分が気になる場合

バストを下から持ち上げて、デコルテがふっくらと見えるワイヤー入りのブラジャーがおすすめです!

脇や背中の段差が気になる場合

脇や背中のベルトが幅広いタイプのブラジャーで、バストが流れるのを防ぎましょう!
背中のホックが3つ以上あるものだと、さらに安定感があります。

妊娠や授乳で変化が大きい場合

妊娠中は、バストもお腹も目に見えるほど大きくなり、通常のブラジャーでは合わなくなります。
サイズが調整でき、肌に優しいマタニティーブラを使いましょう!

また、授乳回数が増える時期になると、ブラジャーをつけるのが面倒になり、ブラジャーなしで過ごしたり、カップつきキャミソールで過ごしたりすることもあるでしょう。

しかし、ブラジャーなしで過ごすと、クーパー靭帯が伸びて下垂の原因になります。変化が大きい時期だからこそ、マタニティーブラをつけて、敏感なバストを守りましょう。

まとめ

1.女性の胸は、垂れると元に戻すのが難しい
2.バストのケアをしなければ、下垂が進行する
3.女性ホルモンが減少しないように、睡眠や食事などに気をつける
4.運動をするときには、スポーツ用のブラジャーでバストを揺れから守る
5.サイズだけではなくバストの形に合わせて、ブラジャーを選ぶ

加齢、妊娠や出産によって下垂した胸を、元に戻すのは難しいでしょう。

しかし、「睡眠」「食事」「運動」など規則正しい生活で自律神経を整えると、女性ホルモンのバランスも良くなってバストアップに役立ちます。

さらに、自分の体型にピッタリとフィットするブラジャーを選べば、下垂したバストでもキレイに見せることができるでしょう。

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この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール