年齢とともに垂れる胸、締め付けが苦手でも補正ブラは必要?
バストの悩みQ&A

年齢とともに垂れる胸、締め付けが苦手でも補正ブラは必要?

年齢とともに、どうしても変化していくのが胸です。

バストの垂れを防ぐために、ワイヤー入りのブラジャーも数多くありますが、その締め付け感から苦手という女性もいるでしょう。

ただ、いくら補正力のあるブラジャーでも着けるだけでは本来の美しさは生まれません。大切なのは、自分らしい美しいバストです。

今回は、女性の体型の変化を説明しながら、自分に合うブラジャーやバストの垂れを防ぐ方法を紹介します。

年齢とともに変わる体型

年齢とともに変わる体型
昔の写真と今の写真を見比べて、体型の変化に驚くことはありませんか?

このように感じるのは、年齢とともにふくよかになり、痩せにくい体に変わるからです。

女性の場合、35歳くらいに中年太りが始まり、バストも垂れやすくなるといわれています。

まずは、女性の体型がどのように変わるのか、みていきましょう。

太りやすくなる

女性の体型は、20代後半から崩れやすくなります。

年齢を重ねると「体重」「ヒップ」「ウエスト」の数値が上がり、太りやすくなるのです。これは、基礎代謝が低下するためです。

基礎代謝とは、何もしない状態で勝手に消費されるエネルギーのことで、呼吸や体温維持など生きるうえで、最低限必要なエネルギーでもあります。

基礎代謝は、女性の場合15歳くらいをピークに、それ以降は低下します。そして筋肉や内臓の機能も落ちていきます。その結果、余分な脂肪が体に付き、太りやすくなるのです。

これは、ある程度仕方のないことですが、体を動かさないのは問題です。

筋肉や関節が硬くなり、体のパーツが下がったり痩せにくくなったりします。

移動、買い物、掃除など日常生活のなかで、できるだけ体を動かす工夫をしてください。

日常の活動量が増えれば、それに応じて消費されるエネルギーも増え、余計な脂肪が付きにくい体になるでしょう。

バストが下垂する

バストが下垂する
年齢による変化を実感しやすいのは、バストではないでしょうか。

女性は、女性ホルモンの分泌が活発になる思春期からバストが膨らみ始め、丸みのある立体的な形に成長します。

20代のバストは、バストトップの位置が高く、ハリのある美しいバストです。ところが、女性ホルモンが減少する30代になると、バストは徐々に下垂していきます。

女性ホルモンの働きは主に女性らしい体を作ったり妊娠を維持したりすることです。

バストは、脂肪と乳腺からできていますが、女性ホルモンが減少すると乳腺がしぼみ、バストの中は脂肪でいっぱいになります。すると、脂肪の重さでバストトップの位置が下がり、垂れたように見えるのです。

また、脂肪の割合が増えたバストは柔らかくなり、形や硬さに変化があらわれます。この影響から、今まで使っていたブラジャーが食い込み、痛みやかゆみを感じる女性も多いようです。

自分に合うブラジャーがわからない!

自分に合うブラジャーがわからない!
「30代の女性が20代のときと同じブラジャーを着ける」「なんとなく着心地が悪いのに同じブラジャーを使う」というのはよくあるケースです。

しかし、年齢を重ねるとバストの形や硬さは変化します。そのため、そのときの状況に合わせて、ブラジャーを選ぶ必要があるのです!

ここからは、ブラジャーを選ぶコツやブラジャーの特徴を説明しましょう。

デザインよりも着心地が重視

デザインに惹かれて、ブラジャーを購入する女性も多いでしょう。

しかし、デザインだけでブラジャーを選ぶと、サイズが合わなかったり、洋服から透けてしまったり、タンスの肥やしになることもあるようです。

何より大切なのは、楽な着心地です。

ブラジャーのチェックポイントは以下の4つです。

  • バストの下側のラインとワイヤーの幅が合うか
  • 痛みや食い込みがないか
  • 腕を上げたり、体を揺らしたりしてもズレないか
  • 普段の服装に合うか

加齢によって、形や硬さが変わったバストは敏感です。「ブラジャーの縫い目が気になる」「かゆい」など、肌トラブルも増えていきます。

さらに、更年期に入る40代後半からは体調不良が起こりやすくなるため、肌に優しく、体調まで考えたブラジャーを選びましょう。

テレビや雑誌ではあまり見かけませんが、最近ではエイジングを意識したブラジャーが数多くあります。

いろいろなブラジャーを実際に見て、購入しましょう。

スタイルアップしたいならワイヤー入り

スタイルアップしたいならワイヤー入り
バストラインをキレイに見せたいなら、ワイヤー入りのブラジャーが良いでしょう。

ワイヤーには、バストをグッと上げる効果と、バストが左右に広がるのを抑える効果があります。首からバストへ続くラインが、すっとなめらかに見え、体型を整えることもできます。

また、ブラジャーは、アンダーベルトの後ろ部分を下げると前が上がる構造です。アンダーベルトをフィットさせると、ワイヤーによるバストアップ効果が高まるでしょう。

ワイヤー入り「3/4カップブラジャー」

バストの4分の3を覆う形で、サイドの脂肪をしっかりサポートします。バストを中央に寄せ、ボリュームアップ効果が期待できるでしょう。
「バストが小さい」「離れている」「ハト胸」という方に向いています。

ワイヤー入り「フルカップブラジャー」

バストのすべてを包み込む形で、下垂しやすいバストを上向きにします。
「バストが大きい」「動きが激しい」という方におすすめです。

締め付けが苦手ならノンワイヤー

締め付けが苦手ならノンワイヤー
加齢とともに、肉質が柔らかくなり、ブラジャーを着けると食い込みができやすくなります。さらに、40代後半からは更年期による体調不良があらわれます。

肉質や体調に合わせて、ノンワイヤーブラジャーやカップ付きインナーを選ぶのも良いでしょう。

ノンワイヤーブラジャー

ノンワイヤーブラジャーの形はさまざまで、3/4カップブラジャーもあればフルカップブラジャーもあります。
ワイヤー入りとは異なり、圧迫感や窮屈感がほとんどありません。リラックスしたいときに良いでしょう。

ハーフトップブラジャー

タンクトップの上半分のような形を「ハーフトップ」と呼びます。締め付け感がなく、下着感覚で着けられるブラジャーです。
出産前後や授乳期にも向いています。

カップ付きインナー

キャミソールにカップが付いた下着です。補正力より快適性を重視しており、通気性が良いのが特徴です。汗取りパッド付きや保温効果のあるインナーもあります。

ノンワイヤーで補正力がある?サードウェーブブラ

ノンワイヤーで補正力がある?サードウェーブブラ
ワイヤー入りブラジャーは、補正効果が高い反面、締め付けによる息苦しさや汗が気になる女性も多いでしょう。

だからといって、ノンワイヤーブラジャーを着けると、補正力が弱いためバストの下垂が心配です。

そのような悩みを解決するために登場したのが「サードウェーブブラ」です。

サードウェーブブラは、ワイヤーでもノンワイヤーでもない「第3のブラジャー」です。楽な着心地に加え、脇や背中の脂肪を胸に引き寄せる働きがあります。

そんなサードウェーブブラの特徴は以下の4つです。

ノンワイヤー

ワイヤーの代わりに樹脂やプラスティック素材が入り、カップの下やアンダー部分でバストを支える

ストレッチ性

それぞれのバストに合わせて伸縮し、バストラインを整える

安定感

生地、カップ、ストラップが一体となり安定した形で、シルエットが美しく見える

30代から50代に向け

加齢によって柔らかくなったバストをしっかり支え、はみ出るお肉を寄せ集める

下垂しにくいバストの作り方

どんなに効果のあるブラジャーを着けても、年齢とともにバストは下垂していきます。体は確実に太りやすくなり、バストは垂れやすくなるのです。

そのような状況で、バストのために食事制限をしたり運動をしたりしても、バストの下垂は防げません。

ここからは、美乳を目指すための食べ方や運動方法などについて紹介します。

食べ方を改善!バストに栄養を届ける

食べ方を改善!バストに栄養を届ける
必要以上のエネルギーを体に入れると、使い切れなかったエネルギーが脂肪となって体に溜っていきます。

脂肪は、皮膚の下や内臓など、さまざまな部位に付き、メリハリのない体になります。

バストをキレイに見せるためには、余計な脂肪を付けないことが大切です。まずは、食べ方を見直しましょう。

食べ方のポイントは以下の3つです。

食事時間は20~30分が目安
ゆっくり食べると、唾液がたくさん出て胃腸の負担も減り、満腹感を得られます。
タンパク質をしっかり食べる
タンパク質は、バストや筋肉の材料となる栄養素です。肉や卵などの動物性タンパク質を食べると、筋肉量が増えて脂肪が燃えやすい体になります。
食品を購入するならパッケージを確認する
コンビニやスーパーなどで食品を購入するときは、裏にある「栄養成分表示」を確認しましょう。糖質の量が多い食品は、太りやすいので要注意です。
運動で!バストのまわりをほぐす

運動で!バストのまわりをほぐす
最近、テレワークや自粛生活から、肩や首に痛みを感じる女性が増えています。これは、同じ姿勢が続き、体が硬くなってしまったからです。

体を動かさないと、筋肉が動き方を忘れてしまい、しなやかに伸び縮みできなくなるのです。

硬くなった筋肉を動かすために「ウォーキング」を始めましょう!

ウォーキングをすると全身がほぐれ、血行がスムーズになります。血液とともに流れる酸素や栄養がバストに届きやすくなり、バストアップにも役立つでしょう。

ウォーキングは、1回30分程度、週2~3回が目安です。

正しい歩き方
  1. あごを引く
  2. できるだけ頭を揺らさない
  3. 足の親指で蹴り出すイメージで歩く
  4. ひじを曲げ、体の後ろへ引くように振る
  5. 背筋を伸ばす
  6. 腰を立て、お腹に力を入れる

運動ができない場合は、正しい姿勢を意識してみましょう。正しい姿勢が維持できれば、胸の肋骨が開いて新鮮な酸素が体に行き渡ります。

全身のスキンケア

全身のスキンケア
バストは、皮膚に覆われる構造をしています。そのため、皮膚の状態が悪いと、バストにハリがなくなり垂れたように見えるのです。

皮膚の状態を悪くする要因は以下の4つです。

  • 大気汚染
  • 紫外線
  • 汚れ
  • ストレス

皮膚から出る汗や皮脂などの汚れは、その日のうちに洗い落としましょう。また、入浴後は化粧品を使用して保湿してください。

皮膚が乾燥すると、紫外線や大気汚染などのダメージを受けやすくなります。乾燥が気になるときは、保湿成分が配合された化粧品を使いましょう。

保湿効果が期待できる成分は以下になります。

  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • エラスチン
  • セラミド

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」という構造となっています。

皮膚の表面から真皮までの厚みは、約3ミリです。化粧水やオイルなどを皮膚に塗布すると、その成分が表皮や真皮に浸透します。

ただ、化粧品は皮膚に直接塗布するものです。自分の肌に合う、質の良い化粧品を選ぶようにしましょう。

年齢に負けないために、心の健康を意識

年齢を重ねても若さを保つために、心の健康を意識しましょう。

過度なストレスがあると、若々しさをキープするホルモンが低下します。さらに、ストレスホルモンが過剰になることで、免疫力が低下したり、代謝のバランスが崩れたりと老化が加速するのです。

ここからは、心の健康を保つコツとそれに関わるホルモンについて説明します。

頭と心を休める睡眠

頭と心を休める睡眠
心配事や疲労が続くと、自然と前かがみの姿勢になり、バストは下向きになります。

そんな時はまず、疲れた頭と心を休めるために、ゆったり過ごす時間を確保してください。そして、毎日同じ時刻に起床し、規則正しい睡眠を心がけましょう。

質の良い睡眠が成長ホルモンの分泌を促し、若々しい体を作ります。

成長ホルモンとは何ですか?
体が成長するのを促し、代謝を高める作用があるホルモンです。

成長ホルモンは脳の下垂体から分泌されます。その成長ホルモンが1日の中で最も多く分泌される時間帯は「午後11時~午前2時」です。

この時間帯にしっかり眠り、体の回復を促しましょう!

成長ホルモンの主な働きは以下になります。

  • 成長を促す
  • 骨や筋肉を強化
  • 傷を治す
  • 皮膚の潤いやハリを保つ
  • 意欲を高める

寝つきが悪い人は「入浴」がおすすめです。

入浴は一時的に体温を上げますが、その後は体温が下がります。この体温の変化で、眠りやすくなるのです。

コミュニケーションを大切に

コミュニケーションを大切に
現代女性は、ストレスを溜めやすいものです。

強いストレスを受けると、それに対抗するためにストレスホルモンが分泌されます。すると、食べる量が増えて余計な脂肪が付きやすくなるのです。

これでは、くびれのない体型となりバストも美しく見えません。

しかしながら、ストレスホルモンを抑えるホルモンも存在します。それが、ストレスに強い「オキシトシン」というホルモンです。

オキシトシンとは?
母乳を出す働きがある、バストと関係が深いホルモンです。

オキシトシンが分泌されるとイライラや不安が軽減するため、心身の健康維持にも重要な働きを果たしています。

オキシトシンには、人間関係を円滑に保ったり、他人とのコミュニケーションがとりやすくなったりする効果があるのです。

オキシトシンを増やすポイントは以下の3つです。

  • 友達と話す
  • 親しい人と見つめ合う
  • ペットとのスキンシップ
日記やメモを残す

日記やメモを残す
体型や体調が変わると、「自分は今後どうなるのか」と先行きばかりを考えて不安になります。また、今の自分を受け入れられず、戸惑うこともあるでしょう。

そのようなとき日記を書くと、ぼんやりとした考えが言葉になり、自分を知る手がかりになります。

日記をつけることのメリットは以下の3つです。

  • 感情を自由に出せる
  • 頭の中がクリアになる
  • ストレス発散

「文章を書くのが苦手」「書く出来事がない」という方は、スケジュールのように事実だけを書くのも良いでしょう。

「10分間筋トレした」「体重は○○キログラム」など、記録として残すのもおすすめです。

最近では、日記の代わりにSNSやブログを書く女性が増えています。ただ、他人の意見がプレッシャーになるようならやめておきましょう。

もともと日記は自分に向き合うために書くものです。他人に見せない方が自由に本音を書けるかもしれません。

まとめ

1.女性の体型は20代後半から崩れ始め、年齢とともに、体重、ヒップ、ウエストなどの数値が上がりやすくなる
2.加齢によって脂肪の割合が増えたバストは柔らかくなり、今まで使っていたブラジャーが食い込み、痛みを感じることがある
3.補正効果のあるワイヤー入りブラジャーは、バストがキレイに見える一方で、締め付けによる息苦しさや汗が気になる女性がいる
4.締め付けが苦手な場合は、ノンワイヤーで補正力のあるサードウェーブブラがおすすめ
5.強いストレスを受けると、若さをキープするホルモンが低下するため、心の健康を保つのが大切である

補正力のあるブラジャーを着けて、バストアップを演出することが、バストの美しさとは限りません。

ブラジャーで、バストの形はコントロールできるものだからこそ、あえてバストを下げて見せたり、ボリュームを出したりするのもひとつの見せ方です。

その年齢に応じた美しいバストを自分自身で発見しましょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール