バストの正しい位置とは?
バストの悩みQ&A

バストの正しい位置とは?

バストの正しい位置は鎖骨の中心とバストトップの起点が「正三角形」になる位置です

「鎖骨の中心にあるくぼみ」と「左右のバストトップ」の位置が「正三角形」になるのが、バストの正しい位置になります。自分のバストが正しい位置にあるのか確認したい時は、ブラジャーを外した状態で鏡の前に立ってチェックするとよいでしょう。

正面からでは分かりづらい時は、バストを横から見てチェックしてみてください。肩から肘の中心にバストトップが来ていれば、バストが正しい位置にあるということになります。

もし肩から肘の中心よりも下にバストトップが位置している場合は、バストが下がってきている証拠です。

クーパー靭帯という組織がバストを支えています

クーパー靭帯という組織がバストを支えています
女性のバストを支えているのは「クーパー靭帯」という硬い繊維状の組織です。鏡の前でバストをチェックした時に、バストが下がってきていると感じたのであれば、このクーパー靭帯が伸びている可能性があります。

クーパー組織はコラーゲンを主成分とした繊維の束になっており、弾力はありますがゴムのような伸縮性は備えていません。そのため強い振動などを受けると伸びてしまうことがあるのです。

クーパー靭帯が伸びるとバスト全体が下垂するので、バストトップも本来の正しい位置よりも下になります。バストの重さは変わらないのにクーパー靭帯が伸びてしまうので、重力によってバストは下がってきてしまうのです。

クーパー靭帯が伸びてしまう原因とは?
主には「運動量の多いスポーツ」や「加齢」が原因です。
激しい揺れや圧迫を受けると、刺激で伸びてしまったり、最悪の場合は切れてしまったりすることがあります。また、年齢を重ねるとバスト全体の組織が緩みやすくなるため、バストが正しい位置をキープできなくなります。
クーパー靭帯は筋肉のように鍛えることができません。日頃から損傷を防ぐよう心がけるようにしましょう。

育乳マッサージでバストの垂れ下がりを予防&ケアしましょう

育乳マッサージでバスト下がりを予防&ケアしましょう
一度ダメージを受けたクーパー靭帯を元に戻すことはできませんし、加齢を止めることも不可能です。だからといってバストが衰えていくのをただ黙って見ているしかないのかというと、決してそのようなことはないので安心してください。

正しい位置をキープできなくなったバストをケアするのに効果的な、おすすめの方法があります。それが「育乳マッサージ」と呼ばれる、ハンドマッサージによるバストケアです。

育乳マッサージとは?
バストをただマッサージするだけではなく、背中・二の腕・脇などのバスト周辺のお肉をしっかりと揉みほぐすことで、正しい位置へ脂肪を移動させるマッサージ方法です。

マッサージをするとリンパの流れが良くなるので、バスト周辺にたまっていた老廃物が排出され、バストに栄養が届きやすくなります。凝り固まったお肉が柔らかくなって、バストの本来の自然な弾力を実感できるようになるだけでなく、乳腺が刺激されることにより、バストアップが期待できます。

バストの下垂や小さいバストに関する悩み、左右のバストの形が違うといった悩みにも、育乳マッサージをおすすめします。

バストに合ったサイズのブラジャーを選びも大切です

バストに合ったサイズのブラジャーを選びも大切です
バストの正しい位置をキープするには、普段から正しいブラジャーの選び方を徹底することも大切です。「育乳マッサージ」+「正しいブラジャー選び」で、バストを正しい位置にキープし続けましょう。

サイズが合っていないブラジャーとは?
サイズが合っていないブラジャーは、鏡の前に立った時に一目でわかります。
バストサイズよりも小さいブラジャーの場合は、ブラジャーのカップからバストのお肉が溢れてしまっています。脇のお肉に垂みが見られる場合も、カップが小さいせいでバストのお肉がはみ出ている状態です。
反対にブラジャーのカップが大き過ぎる時は、バストからカップが浮いています。
バストをきれいにカップに収める方法

ブラジャーをつける時は、背中や脇からお肉を集めてカップに収めるようにしましょう。鏡を背後に置いて背中のお肉を確認しながら行うと、カップにお肉が収まって、バストが正しい位置になります。

まとめ

1.バストの正しい位置は、鎖骨の中心とバストトップの起点が正三角形になる位置です

バストの正しい位置は、鎖骨の中心にあるくぼみと左右のバストトップ位置が正三角形になっている状態です。

またバストを横から見た時に肩と肘の中央にバストトップがあれば、正しい位置にあるということになります。

2.クーパー靭帯という組織がバストを支えています

バストが正しい位置をキープできなくなるのは、クーパー靭帯という繊維状の組織が伸びてしまうのが原因です。

また加齢によってバスト全体に緩みが生じ、重力で下がってきてしまうのも原因のひとつとなっています。

3.育乳マッサージでバスト下がりを予防&ケアしましょう

セルフケアでバストを正しい位置に戻すのは難しいですが、育乳マッサージであればさまざまなバストの悩みに対応できます。バスト本来の弾力が甦るだけでなく、バスト周りのお肉もスッキリとします。

4.バストに合ったサイズのブラジャーを選びも大切です

育乳マッサージで正しい位置に戻してあげたバストは、正しいブラジャー選びでキープするようにしましょう。

自分のバストに合ったサイズのブラジャーを選び、身につける時は背中や脇のお肉をすべてカップに収めてください。

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この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール