胸の形を保つには何をすれば良い?
バストの悩みQ&A

胸の形を保つには何をすれば良い?

胸の形を保つにはクーパー靭帯と女性ホルモンの乱れへの対策が必要です

胸の形を保つにはクーパー靭帯や女性ホルモンの乱れに注意しなければなりません。

女性ホルモンは日常生活よくある習慣によって簡単に乱れてしまいます。
またクーパー靭帯は胸を安定化させる組織ですが、伸びたり切れたりすることで下垂などが生じてしまうのです。

女性ホルモンを安定化させ、適切なサイズのブラジャーなどを着用して胸を守ることが大切なのです。

クーパー靭帯を守り女性ホルモンが乱れないように注意が必要です

クーパー靭帯を守り女性ホルモンが乱れないように注意が必要です
胸の形を保つにはクーパー靭帯や女性ホルモンの乱れに注意が大切です。

クーパー靭帯も女性ホルモンの乱れも、日常生活のささいな要因によって問題が生じるため注意しなければなりません。

ではどうしてこの2つが胸の形を保つ上で大切なのか、1つずつ見ていきましょう

クーパー靭帯

クーパー靭帯とは、乳腺と脂肪や筋肉をつながる組織のことです。
これがあるおかげで胸は安定した形を維持できるとされています。

クーパー靭帯が傷ついてしまう理由として多いのは、胸が揺れることです。
少し走ったり、階段を昇り降りしたりするだけでも、衝撃が伝わってしまいます。

継続的に何度も伸びると元に戻らず、また、切れても自然に回復するのは難しいとされています。
その結果として胸の形が下に垂れてしまうことを引き起こしてしまうのです。

女性ホルモン

女性ホルモンは乳腺を発達させて胸を大きくし、形を維持するために必要なものです。

しかし栄養の偏りや生活リズムの乱れなどの影響を受けて、分泌が乱れやすい傾向にあります。
女性ホルモンが減少をすると、胸がしぼんで形が変わる可能性も高まるのです。

十分な睡眠時間の確保や、栄養バランスの取れた食事を心がけ、女性ホルモンが安定するようにしましょう。

適切なサイズのブラジャーでクーパー靭帯を守りましょう

適切なサイズのブラジャーでクーパー靭帯を守りましょう
胸の形を保ちたいなら、クーパー靭帯を守るという対策を考える必要があります。

そのためには適切なサイズのブラジャーを着用することが大切です。
適切なサイズというのは、自分の胸のサイズにきちんと合わせたブラジャーのことです。

小さなサイズのブラジャーをつければ、乳房を押しつぶして胸の組織に負担をかけ続けることになります。
逆に大きなブラジャーをパッドもせずに付ければ、安定しないため揺れやすくなってしまいます。

ブラジャーは大きくても小さくても、クーパー靭帯にダメージを与えてしまうのです。
またシーンに合わせたブラジャーを着用することも重要でしょう。

スポーツ時に日常的に着用しているブラジャーだと、たとえサイズが合っていても衝撃を軽減しきれずに揺れてしまうことが考えられるのです。
そのためスポーツブラなど専用の下着を着用することをおすすめします。

睡眠時は、うつ伏せになったり横向きになったりすることが想定されます。
下に位置した胸は体の重みとベッドや布団の板挟みになりつぶされてしまい、これも胸の形が崩れる原因の1つになってしまうのです。

このような理由が考えられますので、胸の形を保ちたいならスポーツや睡眠時に専用のブラジャーで胸を保護してあげましょう。

大胸筋などを鍛えるエクササイズをしましょう

大胸筋などを鍛えるエクササイズをしましょう
クーパー靭帯を守るには、大胸筋や小胸筋という胸を支える筋肉を鍛えることで負担を軽くするとよいでしょう。

腕や足のように鍛えるのは難しいと考える人もいるかもしれませんが、鍛え方はあるのです。
大胸筋を鍛える簡単なエクササイズの1つとして、胸の前で両手を合わせてお互い押し合う方法があります。

これは合掌ポーズと呼ばれるもので、背筋を伸ばし、左ひじと右ひじを直角に曲げて一直線の状態にします。
この状態を10秒程度続けることで大胸筋や小胸筋の発達が期待できるでしょう。

またエクササイズと合わせて。バストマッサージを行うこともよいでしょう。
バストマッサージは血行とリンパの流れにアプローチできるだけではなく、二の腕や背中に流れてしまった脂肪を乳房の方へ流すことも望めます。

これによって二の腕や背中周りがすっきりするため、スタイルアップにもつながるでしょう。
ただバストマッサージは強くやりすぎてしまうと、クーパー靭帯など胸の組織を傷つけてしまう可能性もあります。

自分で行うことに不安を覚える場合はバストアップの専門サロンを利用してみてもよいでしょう。

まとめ

1.胸の形を保つにはクーパー靭帯と女性ホルモンの乱れへの対策が必要です

胸の形を変える原因の1つに女性ホルモンの乱れやクーパー靭帯への負担が考えられます。

クーパー靭帯を守るブラジャーを着用することで、胸の形を保つ期待が持てます。
また女性ホルモンが乱れないように不規則な生活などに注意する必要があるでしょう。

2.クーパー靭帯を守り女性ホルモンが乱れないように注意が必要です

胸の形を保つために大切なのは、クーパー靭帯と女性ホルモンと言ます。

クーパー靭帯は揺れに弱く、伸長や断裂が起きると元に戻らず下垂してします。
一方で女性ホルモンは生活習慣の影響に左右されて分泌が乱れやすいです。

3.適切なサイズのブラジャーでクーパー靭帯を守りましょう

胸の形を保つためにはクーパー靭帯を守ることが対策につながります。

そのクーパー靭帯を守るためには自分の胸のサイズに合わせた適切なブラジャーをすることです。
またスポーツ時にはスポーツブラ、睡眠時にはナイトブラを着用することをおすすめします。

4.大胸筋などを鍛えるエクササイズをしましょう

大胸筋や小胸筋を鍛えることで、クーパー靭帯の負担を軽減させることが期待できます。

また大胸筋などを鍛えるにはエクササイズを行うとよいでしょう。
ほかにもバストマッサージで血行やリンパの流れを良くして形を整える方法もおすすめです。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール