胸の大きさは成長期をすぎるともう大きくならない?
バストの悩みQ&A

胸の大きさは成長期をすぎるともう大きくならない?

胸の大きさは成長期が過ぎたあとでも大きくなることがあると言えます

女性の胸の成長は一般的に思春期と言われている身体が大きく変化する成長期の頃から始まります。
初潮の1年以上前から胸は大きくなり始め、初潮の3年後位までに大きく成長して丸みを帯びた大人の胸に近づきます。

胸の成長には女性ホルモンが大きく関係しているのです。
女性ホルモンは、成長期以降も分泌され続けるため日常生活に気をつけることでホルモンの分泌を促すことも可能です。
そのため、成長期のあとでも胸が大きくなることができると言えるでしょう。

女性ホルモンが胸の成長を促します

女性ホルモンが胸の成長を促します
10代の成長期には身長や体重が増加するだけでなく母乳を作る働きをする乳腺が発達して胸が膨らみます。
そして乳腺を守るために周りに脂肪がついて胸が大きくなると言われています。

成長期に女性らしい丸みのある身体をつくると言われているのが女性ホルモンのエストロゲンです。
エストロゲンはたんぱく質などの栄養を充分にとって、よく眠ったり楽しく過ごしていたりするときに良く分泌されるのですが、ストレスが溜まるような生活やダイエットなどで栄養が不足している状態ではあまり分泌されません。

毎日の生活に気をつけて、成長期にエストロゲンが充分に分泌されるような生活を送ることで胸は大きく成長することができると言えるでしょう。

成長期の過ごし方はとても大切ですが、成長期が過ぎてからもじつは女性ホルモンの分泌は増え続けて20歳前後に女性ホルモンの分泌がピークになると言われています。

大人の女性の身体が完成すると言われている25歳前後までは、胸の成長も続いている場合が多いといいます。
ただ成長には個人差もあるという点や、女性ホルモンは分泌され続けるということからも、30歳やそれ以上の年齢でも胸の成長が見られる場合があるのです。

バストにもエイジングケアが必要です

バストにもエイジングケアが必要です
一般的には大人の女性の身体が完成すると言われている25歳前後をすぎると、女性ホルモンの分泌が少なくなり始めます。
女性ホルモンにはプロゲステロンというホルモンもあり、排卵後に子宮内膜や乳腺に影響を与える働きをすると言われています。

子宮内膜や乳腺に水分を蓄えて妊娠に備えるという働きをするため、このホルモンが分泌されている期間にはバストサイズが1カップほど大きくなるという方もいるそうです。

ところが年齢を重ねることで女性ホルモンの分泌が減ると、乳腺への働きかけが少なくなり徐々に乳腺が退化していくと言われます。
25歳頃をすぎると身体に皮下脂肪を蓄えやすくなり、乳腺が退化したバストにも乳腺の代わりに脂肪がつき始めます。

その結果、ハリのある乳腺がなくなっていくことでバストを支える力が弱まり下に下がってしまうことがあるのです。

バストはクーパー靭帯によっても形を支えられているのですが、バストに合った下着などできちんと支えていないと胸の重さや走ったときの揺れなどでクーパー靭帯が引っ張られて伸びてしまうこともあります。

いつまでもバストが下がらないようにするためには、女性ホルモンの分泌を促したり、バストに負担をかけない状態をキープしたりなど早いうちからエイジングケアを行うといいでしょう。

マッサージなどのバストケアで美しい胸を作りましょう

マッサージなどのバストケアで美しい胸を作りましょう
バストは乳腺のハリと脂肪の厚み、クーパー靭帯による支えのおかげでふくらみのある美しい状態を維持しています。

女性ホルモンの分泌により乳腺に刺激が与えられると乳腺が発達して脂肪を溜め、バストのサイズが上がると言われているので、バストのサイズアップには外的に適度に乳腺を刺激することができる乳腺マッサージなどのバストケアが適しているでしょう。

乳腺マッサージではデリケートなクーパー靭帯への負担にならないように、力を入れすぎないでゆっくりと優しくマッサージを行うことで乳腺に刺激を与えることが可能になります。

またリンパマッサージなどでバストの血流を改善すると、滞っていた血流も改善されます。
その結果、バストを大きく成長させるための栄養をどんどん運んでくるようになりバストアップが期待できると言えるでしょう。

ただし乳腺マッサージなどの育乳マッサージは正しい方法で行わないと逆効果になる可能性もあります。
育乳マッサージを行う際は、安心して任せられる専門のエステサロンで行うとよいでしょう。

まとめ

1.胸の大きさは成長期が過ぎたあとでも大きくなることがあるといいます

女性の胸の成長は成長期の頃に始まります。
初潮の1年前から3年後位までに大きく成長して丸みを帯びた大人の胸の形に近づきます。

胸の成長に関係している女性ホルモンは、成長期のあとにも分泌されているので成長期のあとに胸が大きくなる可能性もあるのです。

2.女性ホルモンが胸の成長を促します

成長期に女性らしい身体をつくるのが女性ホルモンのエストロゲンです。

必要な栄養を取り楽しく過ごしていると分泌が促進され胸が大きく成長すると言われています。
個人差はありますが成長期のあとにも女性ホルモンは分泌されて胸の成長が見られるでしょう。

3.バストにもエイジングケアが必要です

一般的には25歳をすぎると女性ホルモンの分泌が少なくなり乳腺への働きかけが減って、身体には皮下脂肪を蓄えやすくなります。

バストを美しく保つには早いうちからエイジングケアを行うといいでしょう。

4.マッサージなどのバストケアで美しい胸を作りましょう

バストのサイズアップには、適度に乳腺を刺激することができる乳腺マッサージやリンパや血流を改善するためのリンパマッサージが向いていると言えます。

正しいマッサージを受けるためにも安心できるサロンで行いましょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール