胸が大きくなることは遺伝と多少の関係があるとされています
バストアップのQ&A

胸が大きくなるかどうかは遺伝するものなの?

胸が大きくなることは遺伝と多少の関係があるとされています

胸の大きさが決まるのに、多少の遺伝的要素があるとされています。基本的に乳腺の発達が活性化すれば、胸は大きくなります。

ただ乳腺の発達を促す女性ホルモンの分泌は、遺伝よりも生活習慣に大きく影響を受けると考えられているのです。女性ホルモンの分泌を促してバストアップを図るには、十分な睡眠や栄養バランスのとれた食事、適度な運動やオールハンドによる育乳マッサージなどが効果的です。

胸の大きさを決める遺伝的要素は30%位だとされています

胸の大きさを決める遺伝的要素は30%位だとされています
母親の胸の大きさが娘に影響するのでは?という遺伝が関係する話を聞いたことがある方もいるでしょう。実際に胸の大きさを決める遺伝的要素は、わずか3割程度だと言われています。

胸の大きさは乳腺の発達程度と脂肪の割合によって決まります。つまり乳腺の数が人より多く元から脂肪のつきやすい遺伝的な体質の場合、胸は大きくなる傾向が見られるといえるでしょう。

しかし乳腺の発達には女性ホルモンが深く関係しており、女性ホルモンの分泌量が増えると胸も大きくなっていきます。妊娠中や授乳中、月経前などは女性ホルモンの分泌量が増えるので、いつもより胸が大きくなります。

女性ホルモンは一般的に20歳前後に分泌のピークを迎えるとされており、この時期の生活習慣が女性ホルモンの分泌量に大きな影響を与えるとされているのです。つまり遺伝的要素よりも女性ホルモンの分泌量が少なくなるような生活を送っていると、胸もあまり大きくならないと考えられています。

女性ホルモンを増やすには、栄養バランスのよい食事や十分な睡眠などが大事です


胸を大きくするのに欠かせない女性ホルモンの分泌を増やすには、日々の食事で肉や魚などのたんぱく質やミネラル、ビタミン豊富な野菜、海藻類や乳製品などをバランスよく取り入れることが大事です。

また女性ホルモンと似た作用のある大豆イソフラボンを含む大豆製品も意識して摂取するようにしましょう。さらにホルモン分泌をコントロールする栄養素も大切です。

ビタミンE
  • カボチャ
  • アーモンド
ビタミンB1
  • 豚肉
  • いくら

そして睡眠不足は女性ホルモンの分泌を司る自律神経のバランスを崩し、女性ホルモンの分泌に影響を及ぼします。日付が変わる前には眠りにつき、1日約7時間は睡眠をとりましょう。

さらに寝る2時間前の食事や熱いお湯につかる入浴は控え、寝る直前のスマホもやめ、部屋は暗くするなど質のよい睡眠がとれる環境を整えるのもポイントです。また女性の体は冷えやすく、冷えは血流を悪くして女性ホルモンの分泌にも影響してきます。

足湯や半身浴を取り入れるほか、お腹周りや足先などを温める、温かい飲食物をとるなど体を冷やさないようにしましょう。

適度な運動や育乳マッサージなども、バストアップに効果的です

適度な運動や育乳マッサージなども、バストアップに効果的です
知らないうちに日々感じているストレスは、実は女性ホルモンの分泌を減らす要因のひとつとなっています。というのもストレスは女性ホルモンの分泌を促す、脳の下垂体の働きを弱める作用があるからです。

そのためドライブや旅行などで気分転換したり、ゆっくりお風呂に入る、アロマを焚いたりマッサージを受けるといった心も体もリラックスできる時間をもつことも大事です。

心身がリフレッシュできればストレスも緩和されるので、女性ホルモン分泌量の減少を防げます。そして適度な運動も硬くなった筋肉をほぐし、血流やリンパの流れを促すので女性ホルモンの分泌にもよいと言われています。

中でもバストアップ効果が期待できるヨガやストレッチなどがおすすめです。またプロによるオールハンドの育乳マッサージも血流が良くなり、女性ホルモンの分泌によいとされています。

そして胸がドキドキと高鳴るような経験をすると、女性ホルモンの分泌を促すドーパミンが増えます。ドキドキするような映画や小説に出会ったり、新しい体験や恋愛をしたりすることでドーパミンを増やすことも可能であり、バストアップにもつながるでしょう。

まとめ

1.胸が大きくなることは遺伝と多少の関係があるとされています

胸の大きさに遺伝は多少関係していると考えられています。

しかし胸の大きさは乳腺の発達を促す女性ホルモンの分泌量で決まり、それは生活習慣に影響を受けやすいとされています。
女性ホルモンの分泌を増やすには、睡眠や適度な運動などが効果的です。

2.胸の大きさを決める遺伝的要素は30%位だとされています

胸の大きさが遺伝により決まるという確率は約3割と低く、乳腺の発達は女性ホルモン量に深く関係しているのです。

女性ホルモンの分泌量は、遺伝よりも生活習慣により影響を受けやすいと言われています。

3.女性ホルモンを増やすには、栄養バランスよい食事や十分な睡眠などが大事です

バストアップを目指すには女性ホルモンの分泌量を増やす生活が必要となります。

栄養バランスのよい食事を摂る、睡眠不足を解消し質のよい睡眠を得る、体を冷やさないような生活を送ることなどが大事です。

4.適度な運動や育乳マッサージなども、バストアップに効果的です

心身をリラックスさせてストレスを解消したり、適度な運動を生活に取り入れたりすることも女性ホルモンバランスを整えるのに効果的です。

また育乳マッサージもバストアップに効果的な方法としておすすめでしょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール