バストの下垂はクーパー靭帯のせいなの?
バストの悩みQ&A

バストの下垂はクーパー靭帯のせいなの?

クーパー靭帯が伸びることでバストも垂れてきてしまいます

バストを支えているのは大胸筋だけでなくクーパー靭帯もあり、バストの中を網目のように張り巡らされています。バストの形をつくる上で大切な部分で、多少の伸びであれば強く伸ばされたとしてもある程度元通りになりますが、その伸びが繰り返されるほど、戻りにくくなっていきます。

そのためクーパー靭帯が伸びてしまわないようにするための生活習慣を心がけましょう。もし伸びてしまったクーパー靭帯を含めたバストのケアを積極的に行いたいとお考えであれば、プロの手でマッサージを受けてみましょう。

クーパー靭帯は負荷がかかり続けると伸びて戻りにくくなります

クーパー靭帯は負荷がかかり続けると伸びて戻りにくくなります
クーパー靭帯とはバストの中で大胸筋と脂肪をつなぐ役目を果たしている部分で、多少強い力が加わっても弾力があるため元に戻ることができます。しかしあまりに強い力であったりそれが繰り返し加えられたりすると、戻りが悪くなることもあります。

その結果バストのサイズダウンや下垂につながり、バストの魅力が下がってしまうことにもなりかねません。もし次の原因の中で思い当たることがあれば改善がおすすめです。

激しい運動をする

体を激しく動かすと動きにともなってバストに負荷がかかり、その分クーパー靭帯も強く伸ばされることになります。
耐えきれないほどの負荷になるとクーパー靭帯が切れることもあり、切れなくても伸びてなかなか戻らなくなったりすることがあるのです。

妊娠や出産をした

バストの急なサイズ変化は脂肪が急に増えて重くなるなどクーパー靭帯に負担をかけることが多く、妊娠出産のような場合はどうしてもバストが大きくなりがちなのでクーパー靭帯にも負担がかかります。
産後や授乳が終わってからきれいなバストを維持するためには、妊娠中からのセリフケアがおすすめですが、授乳も終わってからプロの手でケアしてもらう方法もあります。

コラーゲンを摂るなど生活習慣を改善してみましょう

コラーゲンを摂るなど生活習慣を改善してみましょう
毎日の生活を見直すことでクーパー靭帯を弾力のある状態で維持し、バストサイズや形の維持に役立てることができます。
そこで生活習慣の改善には次の内容を行ってみてはいかがでしょうか。

コラーゲンを継続して摂る

クーパー靭帯をつくる成分の多くはコラーゲンのため、毎日の食事で積極的にコラーゲンを摂ることがおすすめです。
コラーゲンを多く含む食品には、手羽先・牛タン・スペアリブ・軟骨・うなぎ・フカヒレ・シシャモ・カレイなどがあり、どれも動物性食品や海洋性食品です。

また効率よくコラーゲンを摂るにはコラーゲンボールを使う方法があり、鍋料理などへ入れるだけでコラーゲンをプラスすることができます。

正しく下着を着けてバストを支える

バストの形をつくるクーパー靭帯の働きをサポートできるよう、体に合った下着を正しく身につけましょう。
もしカップが余っていたりバストがはみ出てしまっていたりする時は体に合っていないので、ショップで正しく測ってもらうことがおすすめです。

気になるバストの下垂を改善するには育乳マッサージもおすすめです

気になるバストの下垂を改善するには育乳マッサージもおすすめです
バストの下垂や形の崩れなど、クーパー靭帯のケアをしておきたいとお考えなら、プロに育乳マッサージをしてもらってはいかがでしょうか。
とくにオールハンド育乳マッサージの場合は、人の手で優しく安心感があり、その方のバストや希望に合った施術が行われるので満足度の高い施術が期待できます。

育乳マッサージと言うとバストアップを目指すというイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかしバストの下垂の改善や産後・授乳後のバストのケアにも利用されており、多くの方が満足されています。

それに育乳マッサージではバストのマッサージだけではなく、背中・脇の下・二の腕といった広い範囲までほぐしてもらえるため肩こりの改善まで期待できるメリットがあることも特徴です。
肩こりが解消されて血行が良くなると栄養も行き渡りやすくなり、よりバストアップやクーパー靭帯のケアがスムーズになるはずです。

まとめ

1.クーパー靭帯が伸びることでバストも垂れてきてしまいます

バストの形をつくるクーパー靭帯は強い力で伸ばされてもある程度までは耐えられますが、それ以上になると伸びてしまいバストが垂れやすくなるのです。

クーパー靭帯の伸びを防止する生活を心がけることが、バストサイズや形の維持にはおすすめです。

2.クーパー靭帯は負荷がかかり続けると伸びて戻りにくくなります

大胸筋と脂肪をつないでいるのがクーパー靭帯で、バストの形をつくっている部分です。

激しい運動や急なサイズアップで伸ばされると切れたり伸びきったりすることがあるため、バストの下垂を防ぐにはクーパー靭帯に負荷をかけすぎないことがポイントです。

3.コラーゲンを取るなど生活習慣を改善してみましょう

クーパー靭帯のケアには毎日の生活の中でできることがあり、たとえばコラーゲンを含む食品を継続して取ることで、動物性食品や海洋性食品を積極的に取り入れてみましょう。

またバストに合った下着を正しくつけることもクーパー靭帯への負荷軽減に役立ちます。

4.気になるバストの下垂を改善するには育乳マッサージもおすすめです

クーパー靭帯の伸びなどで下垂してしまったバストのケアやその予防には、プロの手による育乳マッサージがおすすめです。

しかも背中や二の腕など肩周りがほぐされるため肩こり解消にも役立ちます。

 
 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール