授乳により胸の大きさが変化する原因とは?
バストの悩みQ&A

授乳により胸の大きさが変化する原因とは?

授乳により胸の大きさが変化するのは乳腺の衰えが原因と考えられています

授乳期を終える頃、胸の大きさがしぼんでしまう変化には、酷使された乳腺が衰えてしまうことにも原因があると言われています。

基本的に妊娠中の女性の胸が大きく変化するのは女性ホルモンの影響によるものです。
しかし産後急激に減っていく女性ホルモンにより、乳腺は衰えていく傾向にあります。

それに伴って、乳房の脂肪も減ることから胸は小さくなっていく可能性が高くなるでしょう。

乳腺を刺激するマッサージで乳腺の発達を促します

乳腺を刺激するマッサージで乳腺の発達を促します
乳腺の衰退により大きさが変化した胸にはマッサージが効果的だと言われています。

まず出産により急激に発達を遂げる乳腺は授乳により1年位かけて徐々に衰えていくのです。
この際、乳腺の割合が低い人は、ある程度、胸の大きさをキープしている傾向にあります。
これに対して乳腺の割合が高い人は授乳を終えた頃に下垂したり、しぼんだりしやすいと言われているのです。

基本的に乳腺の割合は平均して乳房の60~70%ほどになり、少ない人で50%ほどだと言われています。
この乳腺を刺激するマッサージには乳腺の発達を促すだけでなく、女性ホルモンの分泌を促す効果も期待できるでしょう。

さらにマッサージにより女性ホルモンの分泌が促されることで、つぎは増加した女性ホルモンにより間接的に乳腺が刺激され発達しやすくなります。

そうして乳腺の発達に伴い乳房に脂肪が蓄えられることで、豊かな胸が育まれるのです。
なおマッサージは血流が良くなるタイミングでするのがベストだと言われていますので、入浴中や入浴後に行うとよいでしょう。

リンパマッサージがバストアップに必要な栄養を胸に届けやすくします

リンパマッサージがバストアップに必要な栄養を胸に届けやすくします
授乳を終えた胸には、すみずみまで栄養が行き届くようにリンパマッサージを施しましょう。

なぜなら授乳中は前かがみの姿勢をとることが多く、バストアップの基本と言える質のよい睡眠や適度な運動が難しい環境にあります。
そしてこれらの環境はリンパの流れを滞らせる原因になる可能性があるのです。

また育児中の生活習慣により筋肉が凝り固まった状態になると、リンパの流れが滞るだけでなく、老廃物を排出する力も弱くなるでしょう。
このように授乳中は胸の成長を阻害する要因が多いのです。

そこでまず胸の周辺にある鎖骨リンパ節や、わきの下のリンパの凝りをほぐしてリンパの流れをスムーズにしましょう。
リンパの流れがスムーズになることで、バストアップに必要な栄養がしっかりと乳房に行き届きやすくなります。

ただリンパマッサージは行う上でいくつかの注意点があります。
なぜならリンパの流れやマッサージの圧力など適切に行わなければ逆効果になるからです。

マッサージする際は、専門的な知識や技術を借りるという選択肢もあります。
専門のサロンであれば、バストアップの知識を備えたスタッフによる施術のほかに個人にあったアドバイスももらえるでしょう。
バストアップだけでなく、形を整える効果も期待できるため、おすすめです。

授乳中のバストケアがその後の胸の大きさに影響します

授乳中のバストケアがその後の胸の大きさに影響します
授乳期を終えた胸が手遅れの状態にならないように、授乳中は必要最低限のバストケアを施しましょう。

妊娠中に大きさが急激に変化することによる胸への負担は授乳期を終えた後、下垂やしぼむといった形で現れます。
これらは胸が老化した印象を与え、一旦起こってしまうとなかなか改善するのが難しいと言われているのです。

実際、授乳期を終えた女性でこのような胸の悩みを持つ方は少なくありません。
そこで授乳中は大きくなった胸をしっかり支えるケアや胸の皮膚を保護するケアを行うよう心がけましょう。

まず胸を支えるケアでは、クーパー靭帯が断裂しないように授乳中の胸を包み込むようにしっかり支えることができる授乳期専用のブラジャーを身に着けるようにします。
つぎに胸の皮膚を保護するケアでは、授乳中でも使用可能な保湿剤で胸の皮膚を保湿し、皮膚が伸びてしまうのを防ぎます。

これらのケアを行うことで、授乳期を終えた胸に起こり得る現象を最小限に留められる可能性が高くなるのです。
ただ授乳中の胸は敏感なため、授乳中のケアは必要最低限に抑えておく必要があります。

まとめ

1.授乳により胸の大きさが変化するのは乳腺の衰えが原因と考えられています

授乳により胸の大きさが変化する原因には乳腺の衰えも挙げられます。
産後、急激に減少する女性ホルモンの影響で乳腺が衰え、それに伴い、脂肪も減ることで胸が小さくなるケースもあるのです。

2.乳腺を刺激するマッサージで乳腺の発達を促します

乳腺の割合が高い人は、授乳を終えた頃に胸の大きさが変化する傾向があると言われています。
乳腺を刺激するマッサージには乳房の脂肪を増やし、女性ホルモンの分泌を促す効果が期待できるでしょう。

3.リンパマッサージがバストアップに必要な栄養を胸に届けやすくします

前かがみの姿勢や寝不足など、授乳中起こりがちな生活習慣はリンパの流れが滞る原因になるでしょう
バストアップに欠かせないリンパ節をほぐしながら、流れを促すことで、胸全体に栄養がしっかり送られ、豊かな胸が育ちやすくなります。

4.授乳中のバストケアがその後の胸の大きさに影響します

妊娠中に大きく変化した胸には、適切なブラジャーでしっかり支えましょう。

また授乳中でも使用可能な保湿剤で皮膚を守るケアを心がけるとよいです。
これらのケアを施すことで、授乳を終えた胸に起こり得る下垂などを最低限に留められるでしょう。

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この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール