- 春:薄手のトップスでも響きにくいベージュ・モカ系やシームレスデザインが活躍
- 夏:通気性にすぐれている素材や接触冷感タイプの生地がぴったり
- 秋:お出かけやおしゃれを楽しめる季節だからこそ、ボディラインを整える補正下着が◎
- 冬:冷えや乾燥からバストを守れるようにフルカップデザインを選ぶのが正解
ブラジャーは何枚持っておくべき?年代別の平均や買い替え時期を徹底解説
目次
新しい下着を買おうとするときや、家で断捨離を始める際、今ある下着を数えたことはありますか?
改めて自分が使っている手持ちの下着をチェックすると「これ全部着けてる…?」「そもそもブラジャーって何枚くらい持っておけばいいの?」と疑問に思うこともあるかもしれません。
一言に下着といっても、普段使い用、ナイトブラ、勝負下着などその種類はさまざま。そのなかで、何がどれくらい必要か、またどのタイミングで買い替えるべきか悩む方も多いはずです。
そこで今回は、ブラジャーの平均所持枚数や年代別の傾向、長く快適に使うための買い替えサインなどを詳しく解説します。自分のライフスタイルにぴったりの枚数を把握して、お気に入りの下着を長く使えるようにしましょう。
平均的なブラジャーの所持枚数って何枚くらい?

まずは、ブラジャーの一般的な所持枚数について説明します。必ずしも平均に合わせる必要はありませんが、ひとつの目安にしてください。
全体平均は5枚前後が多数派
下着メーカーの「ワコール」が実施した調査によると、最も多かった1人あたりの所持枚数は「4〜6枚」という結果に。次いで「7〜10枚」を持っているという回答が多く、さらに多い方の場合「30枚以上」持つケースもあるようです。
このように、個人差があるものの、全体としては「約1週間、洗濯せずに使いまわせる枚数」をそろえている人が多い傾向にあると考えられます。
また、デイリー使いのブラだけでなく、「ナイトブラ」「スポーツブラ」「特別な日用」など、用途ごとに複数枚のブラジャーを使い分けているケースも一般的。つまり、同じブラジャーでも、使用目的やライフスタイルによって必要枚数は大きく変わります。
バスト専用サロン「p-Grandi」では、お客さまに下着のフィッティングやカウンセリングを行っており、そのなかで、下着に対する意識が年代によって少しずつ異なることもよくあります。
たとえば、成長期の最中である10代の女性の場合、サイズが変化しやすく「この前買ったばかりのブラジャーがすぐに合わなくなった」という声も珍しくありません。一方で、バストの成長スピードがゆるやかに落ち着き始める20代の方には、おしゃれと実用性を両立した下着が人気で、さまざまな種類をコレクションをしている方もいます。
また、授乳や体型変化などが起こりやすい30代の時期には、機能性を重視した補正下着に興味を持ち始めるケースが続出。下垂や脇にバストが流れやすくなったと悩む声が多く、しっかりホールドできるブラジャーを選ぶ人が一気に増えます。
また、更年期に差し掛かる40〜50代の女性は、カップ付きインナーなど快適さを重視した下着を好む印象。体力が衰えてくる分、ブラジャー特有の締め付け感が苦手になり、ノンワイヤータイプを優先にする傾向もあります。
ブラジャーの「理想的な枚数」は何枚?

ここからは早速、持っておくべきブラジャーの枚数をお伝えしていきます。ライフスタイルによって少しずつ異なるものの、まずは下記のラインナップを基準にしてください。
日常使い用:5~7枚がおすすめ
毎日のように身につけるブラジャーは、5〜7枚をローテーションするのが理想的。通常、ブラジャーは1枚100回程度は使用可能な作りになっているため、5〜7枚用意しておくと2年程度ローテーションが可能になります。
もちろん、上記の考えを踏まえると、最低3枚あれば、1枚着用・1枚洗濯・1枚乾かし中という使い方も不可能ではありません。ただし、少ない枚数を着回す場合は、その分使う頻度が高くなり、頻繁に買い替える必要もあるのです。
さらに、同じブラジャーを毎日のように着用することは、生地やワイヤーへ負担をかけやすく、数日おきに使うよりも劣化が早まるリスクもあります。夏場や運動時など、汗をかいた日にはこまめに着替える可能性もあるため、やはり4〜5枚は持っておいたほうが安心です。
また、ライフスタイルによっても、1人あたりの必要な枚数は変わってきます。たとえば、外回りが多い営業職の方やもともと汗をかきやすい方は、予備を含めて7枚ほどあっても良いでしょう。一方で、テレワークが中心の方は、ノンワイヤータイプのブラジャーや24時間着用できる下着との使い分けも視野に入れて、使い回したい枚数を調整するのがポイントです。
ナイトブラ・補正ブラなどの使い分けは?
近年では、日中用とは別に「ナイトブラ」や「補正ブラ」「スポーツブラ」などの機能性ブラを目的別に使い分ける女性も増えています。これらのアイテムをプラスしたい場合は、次の枚数を基準にしてみましょう。
ナイトブラ(1〜2枚):就寝時専用のブラ。寝返りでバストが横流れするのを防ぎ、形崩れを予防。毎晩使う場合は2枚以上あると安心です。
補正下着(2〜3枚):大事な予定の日や、背筋をピシッとさせたい日などに活躍するのが補正下着。ボディラインを整えたい場面に備えて1〜2枚用意しておくと重宝します。
スポーツブラ(1枚):ジムやランニングなどで活躍。揺れを抑え、胸に負担をかけません。運動する機会が比較的多い場合は、複数枚用意しておいても良いでしょう。
このように、用途別にブラを使い分けることで、それぞれの下着の機能性を最大限に活かしながらバストケアを叶えることができます。「日常+ナイト+スポーツ+補正」の4カテゴリすべてをそろえたい場合は、合計で7〜9枚持っているとちょうど良いでしょう。
多すぎても使わないブラが出てくる
ブラジャーは、逆に枚数が多すぎても管理しにくく、使っていないものがクローゼットの奥で眠ってしまうケースも少なくありません。
いくつかローテーションしていると、「お気に入りの色」「使いやすい着け心地」「どんな服にも響かない」などの理由から、自然と使いたくなるブラジャーが決まってきます。その結果、何枚も持っていても、結局使う枚数はある程度限られてくるのが現実です。
また、「今使っているものが傷んだら使おう」と長期間残しておくことも、基本的には避けるほうが無難。なぜなら、実際使えるようになったタイミングで「サイズが合わない気がする」「もうこのデザインを着けたい気分じゃないかも…」という考えになりやすいからです。
常に色んなデザインをチェックしたい方は、手持ちのローテーションの枚数を少し抑えて、買い替える頻度を高くしても良いかもしれません。
【保存版】ブラジャーの買い替えガイド

ブラジャーは毎日身につけるアイテムだからこそ、「いつ・どれくらい・どんな基準で」買い替えるかがとても大切です。ここからは、用途・季節・ライフスタイルに合わせた買い替えのコツをご紹介します。
ライフスタイル別|必要な枚数の例
ブラジャーには「日常使い」「ナイトブラ」「スポーツブラ」「特別な日用」など、シーンに応じた種類があります。それぞれのタイプをどのくらい用意しておくかは、ライフスタイルを基準に考えると失敗しにくいでしょう。
パターン①:週5日出社して、週末は自宅でゆっくりする場合
日中用5枚、ナイトブラ1~2枚、特別な日用1枚
パターン②:週3日程度は在宅ワーク、週末は趣味のスポーツをしている場合
日中用3~4枚、昼夜兼用可能なブラ2~3枚、スポーツブラ1枚
パターン③:外回りが多い仕事である上に、休日も外出する予定が多い場合
日中用6~7枚、ナイトブラ2~3枚、特別な日用1枚
また、極端に安いものは慎重に検討したほうが良いものの、下着は「高ければ高いほど長く使える」というわけでもありません。たとえ高価なものでも、細かい装飾などの扱いに気をつけなければすぐに傷んでしまうものもあります。
つまり、少しでも買い替えの頻度を減らしたい場合は、値段以上に、お手入れしやすい生地やデザインを重視したほうが良いでしょう。
季節や服装に合わせたデザインも揃えておくのがおすすめ
季節や服装に合わせてブラジャーを選べるようにしておくと、1年を通して快適さが格段にアップします。たとえば、それぞれのタイミングで取り入れるべきブラジャーは、以下のようなデザインがおすすめです。
また、着け心地が問題なかったとしても、洗濯しても落ちないニオイやシミが気になるようなら、買い替えどき。清潔感を保つ意味でも、ブラジャーは定期的に見直すことが大切です。
ブラジャーの買い替えに関するよくある疑問

ここでは、サロンで相談されることが多い疑問に対して、わかりやすくお答えします。買い替えや収納など、今まで後回しにしがちだった悩みをスッキリ解消していきましょう。
に年始および夏のクリアランスセールを行っています。母の日やクリスマス、バレンタインなどのイベントシーズンも、ギフト需要に合わせて限定品やお得なセット販売があるかもしれません。
- 引き出しや専用ケースを活用し、立てるようなイメージで収納する
- カップ同士をつなぐ中央の部分は折らず、丸い形状のまま平置きする
- ストラップがカップやワイヤーに絡まらないように注意する
また、梅雨の時期には、シリカゲルや乾燥剤を一緒に入れておくと、湿気によるニオイや劣化も防げます。さらに、ペーパーフレグランスなどを忍ばせてお気に入りの香りを楽しめるようにすると、収納する時間自体が楽しくなりますよ。
まず必ず避けるべきは「そのままゴミに捨てる」こと。ブラジャーには金具やワイヤーが使われているため、自治体によっては可燃ごみ・不燃ごみなどに分けて処分しなければならないからです。また、防犯上のリスクを考慮すると、布地部分をカットするなどして識別されないようにしてから、中身が見えない袋に入れて捨てる必要もあります。
とはいえ最近では、一部のブランドにおいて、店舗や配送業者を利用した回収サービスを実施しています。自宅で不要になったブラの回収キャンペーンに参加することで、リサイクルにも貢献できるだけでなく、ときにはそのブランドのクーポンを付与されるケースもあるため、積極的にチェックしてみましょう。
自分に合った枚数を着回して、美バストをキープしよう

ブラジャーの理想的な枚数は、人それぞれのライフスタイル、季節、体調の変化によって異なります。
大切なのは、「毎日安心して着けられるお気に入りのブラが、ローテーションできる分だけあること」。数が足りなければ傷みが早くなりますし、多すぎれば結局使わないままタンスの肥やしになってしまいます。
今回の記事を参考に、ぜひ一度、自分の持っているブラの枚数・状態・使い方を見直してみてくださいね。
この記事の執筆者
![]() | 佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |





