バストアップのQ&A

バストアップのためのレシピとは?食材は?

バストアップにはイソフラボンとたんぱく質を取り入れたレシピが有効です

バストアップのための食事レシピには、イソフラボンとたんぱく質を含んだ食材を取り入れると効果的です。イソフラボンは大豆などに多く含まれ、女性ホルモンと似た働きをするためバストアップに効果があるとされています。

たんぱく質は肉類や卵に多く含まれ、バストを支える筋肉など体の土台を作ります。ほかにも冷えを解消するビタミンE、イライラを解消するビタミンB6、エストロゲンを活性化するボロンを取り入れるとさらに高い効果を得ることができます。

ビタミンEはナッツ類や植物油、ビタミンB6は豆類や魚類に多く含まれており、ボロンはキャベツに多く含まれていますが、熱に弱いため調理に注意が必要です。

大豆はイソフラボンもたんぱく質も含んだ優良な食材です

大豆はイソフラボンもたんぱく質も含んだ優良な食材です
大豆には、バストアップに効果的なイソフラボンとたんぱく質の両方が豊富に含まれています。大豆の栄養分の約30%はたんぱく質であり、そのたんぱく質は必須アミノ酸をバランスよく含んだ非常に良質なものです。

イソフラボンは熱にも冷えにも強く、どのように調理しても大幅に増減することはないと言われています。中でも蒸し大豆は調理過程で栄養素が流れ出たり食物繊維が損なわれたりすることがないため、とくに効率的に栄養を摂取することができるとされています。

大豆加工食品である納豆、豆乳、豆腐などからも同様に、良質なイソフラボンとたんぱく質を摂取することが可能です。毎食に一品大豆食品を加えることで、バストアップの効果が期待できます。

エクオールを産生してイソフラボンの効果をアップしましょう

エクオールを産生してイソフラボンの効果をアップしましょう

エクオールとは

イソフラボンが腸内細菌によって代謝されて産生される成分であり、イソフラボンと同様に女性ホルモンの一種であるエストロゲンを活性化させる効果があります。イソフラボンを代謝せずそのまま吸収する人と、エクオールに代謝して吸収する人がおり、エクオールの方がより高い効果を持つことがわかっています。

ところがエクオールを産生できる細菌を持っている日本人は約50%しかいないと言われており、特に若年層は高齢層と比較して少ないと言われています。そのためより効果的にイソフラボンの効果を得るためにも、エクオールが産生される腸内環境を整えていくことも重要になってきます。

エクオールが作られる元となるイソフラボンはもちろんのこと、エクオールを産生する細菌のエサとなる食物繊維と、細菌を整える乳酸菌も併せて摂取するようにしましょう。

食物繊維

乳酸菌を初め、腸内のあらゆる菌のエサとなり、菌の働きを活性化します。キノコ類・根菜類・海藻類に多く含まれています。

乳酸菌

腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。牛乳やヨーグルトなどの乳製品、漬物に多く含まれています。

腸内環境は、日々の生活やストレスの影響を強く受けます。食生活はもちろんのこと、適度な運動や良質な睡眠など、日常生活にも気を配りましょう。

一日三食バランス良く食事を摂りましょう

一日三食バランス良く食事を摂りましょう
イソフラボンとたんぱく質がバストアップに効果が期待できることはわかっていますが、だからといってそれだけを食べていればよいというわけではありません。たとえばたんぱく質を多く含んでいる肉類や卵は総じてカロリーが高いため、過剰に摂取すると肥満を招くことにもなりかねません。

さらにたんぱく質は体内で分解されるうちに窒素となり、最終的にはアンモニアとなって尿として排出されます。その際にたんぱく質を過剰に摂取していると、体はより多くの尿を作り出さなければならないため、肝臓や腎臓に負担がかかってしまいます。

イソフラボンには抗エストロゲン作用もあるため、エストロゲンが過剰の場合は分泌を抑える方向に働き、結果として逆効果を招くこともあります。食生活はホルモンバランスや腸内環境に大きな影響を与えるため、偏った食事によってホルモンバランスが乱れ、その結果バストサイズがアップするどころかダウンしてしまうことも考えられます。

栄養バランスを考えた上で、一日三食、規則正しく摂取することがバストアップに繋がっていきます。

まとめ

1.バストアップにはイソフラボンとたんぱく質を取り入れたレシピが有効です

バストアップのレシピには、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを含んだ大豆、たんぱく質を含んだ肉類、女性ホルモンを活性化させるボロンを含んだキャベツが有効です。

2.大豆はイソフラボンもたんぱく質も含んだ優良な食材です

大豆にはバストアップに効果的な成分である、イソフラボンとたんぱく質の両方が豊富に含まれています。毎食に一品、大豆食品を加えることで、バストアップの効果が期待できます。

3.エクオールを産生してイソフラボンの効果をアップしましょう

イソフラボンは、腸内でエクオールに代謝されて吸収することにより高い効果を得ることができます。エクオールを産生できる腸内環境を整え、イソフラボンの効果をより効率的に得られるようにしましょう。

4.一日三食バランス良く食事を摂りましょう

イソフラボンとたんぱく質がバストアップに効果があることはわかっていますが、それだけを食べていれば良いというわけではなく、一日三食規則正しくバランス良く食事を摂ることが大切です。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール