バストアップのQ&A

月経前のバストアップはプロゲステロンのせい?

月経前のバストアップは、プロゲステロンによって引き起こされるむくみの状態です

女性ホルモンのプロゲステロンには、水分を体の中にため込む性質があり、月経前になるとプロゲステロンが乳腺に働きかけ、バストが水をため込んだ状態になり、一時的にバストアップします。

よりバストアップした状態を保つためには、エストロゲンの分泌を増やすことがよいとされています。
ホルモンバランスを整えるために生活習慣を見直し、マッサージも取り入れることでより効率的にバストアップを目指しましょう。

月経前のバストアップの原因はむくみです

女性の体は、女性ホルモンの影響で1ヶ月の中でもさまざまに変化します。
そのなかで生理の前にバストが大きくなったと感じたことのある方は少なくないでしょう。

月経前の胸が大きくなることも女性ホルモンが深く関係しています。
女性ホルモンには、卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンの2種類があり、とくにバストの周期的な変化に影響を与えるのがプロゲステロンと言われていま。

プロゲステロンは排卵後に分泌される女性ホルモンで、水分を体の中にため込む性質があり、乳腺にも働きかけています。
プロゲステロンが乳腺に働きかけると、バストも水をため込んだ状態になり、乳腺と乳腺の間に水を含んだ浮腫状態、つまりむくみが起きます。
これが月経前のバストアップの原因です。

月経前のバストアップは、月経が始まる3~4日前から月経開始のころまでに最も大きくなり、月経が終了するころには元の大きさにもどりますが、下着のサイズを測りに行くような場合は、月経サイクルを把握しておいた方がよいでしょう。

エストロゲンの分泌が増えると、バストアップが期待できます

エストロゲンの分泌が増えると、バストアップが期待できます
月経のタイミングだけでなく、恒常的にバストアップを目指すためには、エストロゲンの分泌量が重要です。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2種類あることは前述の通りですが、バストアップに効果があると言われているのは、エストロゲンです。

エストロゲンは、女性らしいボディラインを作り上げるとされています。
バストのサイズをアップさせるためには、まずバスト部分にある乳腺組織を発達させる必要がありますが、エストロゲンの分泌量が増えると、乳腺組織もより成長しやすくなると言われています。

また、イライラなどの症状が起きやすい更年期障害もエストロゲンの欠乏が原因となります。
エストロゲンを補えるような生活をすることは美しい身体を保つだけでなく、更年期への対策にもなるのです。

エストロゲンは、普通に生活しているだけでも分泌されるようになっていますが、生活習慣を改善することで、より分泌されやすくなります。
いきなりサプリメントや健康食品に頼るのではなく、まずは適度な運動や栄養バランスの取れた規則正しい食事を心がけるところから始めてみましょう。
腸内環境を意識した食物繊維やオリゴ糖を多く含んだ食材や、発酵食品なども健康な身体づくりにはおすすめです。

効率よくバストアップを目指すなら、マッサージもおすすめです。
リンパの流れを促すことで乳腺を刺激することができるため、バストアップを目指すことが可能になるのです。

とくに専門のサロンで行うマッサージは、セルフケアでは手が届かない場所までマッサージを行うことができるため、生活改善とともに取り入れてみることがおすすめです。

質のよい睡眠が、美しいバストを保ちます

質のよい睡眠が、美しいバストを保ちます
女性ホルモンが、バストアップにとって重要な役割を果たしていることが分かりましたが、睡眠も美しいバストを保つにも重要と言われています。
さらに睡眠の時間や質に関しても、女性ホルモンに影響するとされているのです。

たとえば夜22時から2時までの4時間は、特に女性ホルモンが活発に分泌される時間帯と言われています。
そのためこの時間帯に睡眠をしっかりとれないと女性ホルモンの量が少なくなり、バストが育ちにくいと言われています。

また眠るときの姿勢は、バストを下垂させたり、形を悪くしたりする原因になる可能性があります。
たとえばうつ伏せの状態で眠ると、自分の体重でバストを圧迫し、胸の形が崩れると言われています。

また横向きで眠ると、バストが横に流れることで、バストにシワやたるみができやすくなります。
眠っているときの姿勢を一定に保つのは難しいかもしれませんが、バストをつぶすような寝方はできるだけ避けるように心がけましょう。

就寝時にアロマディフューザーなどで、気持ちを落ち着かせリラックス効果が得られると言われているラベンダーなどのアロマを焚いてみるのもおすすめです。
質のよい睡眠で、女性ホルモンのバランスを整えて、バストアップを目指しましょう。

(まとめ)月経前のバストアップはプロゲステロンのせい?

1.月経前のバストアップは、プロゲステロンによって引き起こされるむくみの状態です

月経前になると女性ホルモンのプロゲステロンの影響で、バストがむくんだ状態になり、一時的にバストアップします。

継続的なバストアップを目指すには、エストロゲンの分泌を増やすために生活習慣を見直し、マッサージも取り入れてみることがおすすめです。

2.月経前のバストアップの原因はむくみです

月経前のバストアップには、女性ホルモンのプロゲステロンが関係しています。

プロゲステロンには、水分を体の中にため込む性質があり、月経前から乳腺にも働きかけているため、バストも水をため込んだ状態になり、一時的にバストアップするのです。

3.エストロゲンの分泌が増えると、バストアップが期待できます

女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増えると、乳腺組織が発達しやすくなり、バストアップに効果的です。

適度な運動やバランスのよい食生活でエストロゲンの分泌を促し、マッサージなどを取り入れることで、効率的にバストアップを目指すことが可能です。

4.質のよい睡眠が、美しいバストを保ちます

質のよい睡眠は、美しいバストを保つために重要と言われています。

夜の睡眠時間帯、とくに夜22時から2時は、女性ホルモンが活発に分泌される時間帯とされているため、この時間帯にはしっかりと睡眠をとるように心がけましょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール