胸の形が長い気がするのだけれどもどうして?
バストの悩みQ&A

胸の形が長い気がするのだけれどもどうして?

胸の形が長いのは下垂が生じている可能性が考えられます

胸の形は生まれてからずっと同じではありません。

たとえば縦に長くなっている人は、後天的な要因が関係している可能性があります。
胸が縦に長い場合、原因として考えられるのが下垂です。

クーパー靭帯が伸びたり切れたりして、胸を支えることが難しくなり垂れていると考えられます。
胸が縦に長くなるのを予防法として、適切なブラジャーを着用するなどがおすすめです。

胸の形が長いのは下垂が生じている可能性があります

胸の形が長いのは下垂が生じている可能性があります
胸の形が縦に長いことがお悩みの方は、対策として何が考えられるか気になるでしょう。

まず縦に長くなっている状態は、胸の下垂が起きている可能性があります。
簡単に言えば、胸が垂れている状態なのです。

下垂の主な原因の1つとしてクーパー靭帯が伸びてしまっていることが挙げられます。
クーパー靭帯とは乳腺と筋肉や脂肪をつながている組織であり、胸を支える重要な役割を持っているのです。

ただクーパー靭帯が伸びたり切れたりすれば、胸を支える力が弱まるため胸が重量などに負けて垂れてしまうのです。

たとえばスポーツをして胸が揺れてしまう、適切なブラジャーサイズをしていないといったことが原因の1つとして考えられるのです。

ほかにもダイエットをしていると短期間で脂肪が減ってしまうと、大きな変化が生まれます。
この大きな変化が、クーパー靭帯に大きな負担がかかると考えられているのです。

胸の形が縦に長い状態にならないよう防ぐには、まずは原因を知っておく必要があります。

下垂になりやすい胸の人はクーパー靭帯を守りましょう

下垂になりやすい胸の人はクーパー靭帯を守りましょう
垂れやすい胸の形があると言われています。

それは釣鐘型と呼ばれる胸の形です。
釣鐘型というのは釣鐘のような形であり、トップとアンダーの高低差が大きいのが特徴の1つです。

非常にボリュームが大きいのは魅力の1つですが、下垂しやすい形とも言われています。
ただ基本的にどんな胸の形でも下垂が生じてしまうため注意が必要です。

たとえば激しいスポーツをする時にはクーパー靭帯を守るため、きちんと固定ができるスポーツブラなどを利用しましょう。

また眠る時もうつ伏せや横向きになると胸に負担をかけてしまいます。
寝返りから胸を保護するための睡眠時用のナイトブラもあるため利用してみてもよいです。

長い時間着用する普段使いのブラジャーのサイズも胸に合わせた適切なものを選ぶことが大切です。

ほかにもクーパー靭帯だけではなく、胸を支える土台部分である大胸筋を鍛えることも心がけましょう。
大胸筋を鍛えるエクササイズもあるため、継続してトレーニングするのをおすすめします。

規則正しい生活や適切なブラジャーで胸を保護しましょう

規則正しい生活や適切なブラジャーで胸を保護しましょう
胸の形が長くなる下垂状態は一度なってしまうと元に戻すのは非常に難しいと言われています。

そのためには下垂の原因になりやすいクーパー靭帯に刺激を与えないように心がけましょう。

適切なブラジャーを着用するのはもちろんのこと、ほかにも正しい着け方も意識する必要があります。

また女性ホルモンや栄養分について考えましょう。
胸を育て維持するためには、女性ホルモンや栄養分が必要です。

これらが不足してしまうと、すぐに下垂が生じてしまう可能性があります。
理想的な胸を作るためには、栄養バランスの取れた食生活を意識することが大切なのです。

前述の通り、ムリなダイエットをすると急激に胸も痩せてクーパー靭帯が伸びる要因になりますが、皮膚も伸びることが考えられます。
その結果として下垂が生じ縦に長い胸になってしまう可能性があるため注意しましょう。

もし胸が縦に長いと感じたのならバストマッサージをおすすめします。
バストマッサージは背中やわきの下の贅肉を胸に流して形を整えることが期待できます。

それだけではなく、血流やリンパの流れを促進させて、胸に栄養分が運ばれやすくすることに役立つのです。
胸の形を整えたい人は、専門店でプロの施術を試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

1.胸の形が長いのは下垂が生じている可能性が考えられます

胸が縦に長くなっている状態は下垂が生じていることが考えられます。

これはクーパー靭帯が伸びたり切れたりしている可能性があるのです。
適切なブラジャーを着けて胸に負担をかけないようにしましょう。

2.胸の形が長いのは下垂が生じている可能性があります

胸の形が縦に長い場合、下垂の可能性が考えられます。

下垂が生じる主な原因のとして、クーパー靭帯が伸びている、切れているという可能性が考えられるのです。
クーパー靭帯に問題があると胸を支えることができないため、下垂が生じてしまいます。

3.下垂になりやすい胸の人はクーパー靭帯を守りましょう

下垂になりやすい胸の形があります。

代表的なのが釣鐘型ですが、どのような胸の形でも下垂してしまう可能性はあります。
クーパー靭帯を守るためにも、スポーツブラや、ナイトブラなど適切なブラジャーを着用することが対策につながります。

4.規則正しい生活や適切なブラジャーで胸を保護しましょう

女性ホルモンの分泌が乱れることや、食生活も胸の形を崩す原因になってしまいます。

ムリなダイエットをするのも急に痩せることで、皮膚などが伸びると考えられています。
また胸が長いと感じたらバストマッサージすることで形を整えることが期待できるのです。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール