胸の形に対するコンプレックスの解消法とは?
バストの悩みQ&A

胸の形に対するコンプレックスの解消法とは?

胸の形に対するコンプレックスを解消するためにはマッサージなどの方法があります

胸の形に対するコンプレックスを解消する方法としてバストマッサージをすることが挙げられます。

形を整えるだけでなく、バストアップ効果も期待できるためおすすめです。
ほかにも自分のバストを保護するためブラジャーを適切なものに変えたり、姿勢を正したりすることもよいでしょう。

これらのことは、クーパー靭帯や胸を支える筋肉、血行などに関わっているため大切なポイントです。

マッサージは胸の大きさに対しても効果が期待できます

マッサージは胸の大きさに対しても効果が期待できます
バストをマッサージすることで得られるのは、胸の形へのコンプレックス解消だけではありません。

マッサージでバストアップも目指せる

バストはほとんどが乳腺とその周りの脂肪でできています。

乳腺が女性ホルモンによって刺激され発達することで脂肪が集まり、胸が大きくなると考えられています。
マッサージによって乳腺を刺激することで、バストアップにもよいと言われているのです。

マッサージのやり方

お風呂上りなど血行が良くなっている時に行うとより効果的です。

好きな香りのボディクリームやオイルなどを使うと、さらにリラックスしながら行うことができるでしょう。
バスト周辺の皮膚はデリケートなため滑りを良くして摩擦を避けることが大切です。
保湿成分が含まれているものを使用すると、潤いを与えることもできます。

具体的なマッサージのやり方は順を追って説明します。

  1. 脇の下からデコルテにかけて、手でくるくると円を描くようにゆっくりとさすります
    力を入れずに優しくなでるようにするのがポイントです
  2. 手のひらでバストを包み込み、優しく持ち上げます
  3. 脇の下から斜め上に向かって、背中や二の腕、脇のお肉をバストに引き寄せるイメージで引き上げます
    左右とも3回ずつ行えば十分でしょう

またコンプレックスを解消したいという方の、早く結果を出したいという方もいるでしょう。

そのときは、バストアップマッサージを専門に行うサロンの利用を検討してみてもよいかもしれません。
専門知識を備えたスタッフが、個人の悩みに合わせた施術を行ってくれるでしょう。
また自宅でのケア方法やバストアップのアドバイスをしてもらえるサロンもあるため、おすすめです。

ブラジャーも胸の形の維持に役立ちます

ブラジャーも胸の形の維持に役立ちます
ブラカップ付きのタンクトップなど便利で楽なものも売られていますが、バストにコンプレックスを抱えていらっしゃる方にはあまり適しているとは言えません。

胸の形をキープするためには、自分にぴったりと合ったブラジャーを着けるとよいと言います。

逆に自分のサイズに合ったブラジャーを正しくつけないことで、胸の形や大きさにどのような影響を与えるのでしょうか。

クーパー靭帯が伸びてしまう

バストをハリのある状態に保っているのは、皮膚と乳腺をつなぐクーパー靭帯と大胸筋です。

しかしクーパー靭帯は揺れや刺激に弱く、伸びたり切れたりすると戻らない性質があります。
そこに胸よりも大きな下着をつけてしまうと揺れなどが伝わりやすくなり、結果として下垂につながるのです。

バストの脂肪が背中などに流れてしまう

こちらは適正なサイズよりも小さい下着を着用している人に起きる可能性のある問題です。

バストの脂肪はとても柔らかく、ほかの部位に流れやすいという特徴があります。
朝きちんとブラジャーをつけても、日中活動しているうちにどんどんバストが最初の正しい位置から脇や背中に流れていってしまいます。
すると形の崩れやバストのサイズダウンにつながる可能性があるのです。

また胸が上下に激しく揺れるような運動をする際にはスポーツブラを着けるなど、状況に応じた、サイズの合ったブラジャーを着用することが大切と言えるでしょう。

胸の形を崩さないために、普段の姿勢を見直しましょう

普段取る姿勢の悪さも胸の形を悪くする原因の1つと考えられます。

現代人はパソコンやスマートフォンを長時間使用するため、姿勢が悪くなりやすいです。
姿勢が悪いとバストにとって悪影響を2つ招く可能性があります。

バストに栄養が届きにくくなる

姿勢が悪い状態のままだと内臓や血管を押さえつけることになり、結果血液の流れが悪くなるでしょう。

血液は老廃物を排出したり、栄養や酸素を体中に運んだりするという働きがあります。
血流が滞るとバストにおいても栄養や酸素が届きにくくなるため、バストアップを妨げることにつながるのです。

筋肉が衰える

パソコン作業やスマートフォンを見るとき肩が前に出る「巻き肩」の体勢になりやすいです。

そうなるとバストを支えている大胸筋などが使われない状態が続くことになり、徐々に筋肉が衰えていくと考えられます。
やがてバストの皮膚と脂肪が支える力が弱まっていき、下垂につながってしまうでしょう。

このように姿勢が悪い状態を放っておくと、バストアップにも胸の形を維持することにも良くないと言えます。

しかし正しい姿勢を常に意識するのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。
まずは姿勢を矯正するためのアイテムなどを利用してみてもよいかもしれません。

(まとめ)胸の形に対するコンプレックスの解消法とは?

1.胸の形に対するコンプレックスを解消するためにはマッサージなどの方法があります

胸の形を整える対策として、バストアップマッサージやブラジャーの着け方、姿勢を正すことなどが挙げられます。

とくにバストアップマッサージは胸のサイズを大きくすることにも役立つためおすすめです。

2.マッサージは胸の大きさに対しても効果が期待できます

バストマッサージを行うことで胸の大きさに対するコンプレックスも解消へ近づきます。

クリームやオイルなどを使用するとリラックス効果も得られるでしょう。
育乳専門のサロンでプロの手を借りるという選択肢もあります。

3.ブラジャーも胸の形の維持に役立ちます

胸の形や大きさにコンプレックスがある方はサイズの合ったブラジャーを正しくつけることが大切です。

バストを支えているクーパー靭帯の保護や、バストの脂肪がほかへ流れることを防ぐことにつながるからです。

4.胸の形を崩さないために、普段の姿勢を見直しましょう

姿勢が悪い状態をそのままにしておくと、血の巡りを悪くしたり、バストを支える筋肉を衰えさせたりすることにつながると考えられます。

正しい姿勢をとることが大切ですが、難しいと感じる方は姿勢矯正グッズを使用してもよいでしょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール